怖くて新しい!AIが生成した過去の名作映画のポスターが面白すぎる

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海外のウェブサイト「ROBOMOJO」にて、AIが生成した過去の名作映画のポスターが話題となっています。



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AIが生成した名作映画のポスター

「人工知能によるポップカルチャーの再構築」を標榜するウェブサイト「ROBOMOJO」にて、人工知能(AI)が生成した過去の名作映画のポスターを多数掲載し、その内容が話題となっています。今回の画像は映画のビジュアル、タイトル、および説明文を入力し、それをもとにAIが作成した画像とのこと。この手のAIによる画像作成はここ最近いろいろ行われていて、結構話題になっていますが、今回生成された画像は、その映画の雰囲気を残しつつも、思わず笑ってしまうようなものから、すこし怖いものまでなんとも言えない画像となっています。「ROBOMOJO」では公式Instagramなどでも多数の画像を公開していますが、今回はその中から数点ご紹介します。



E.T.

まずはスティーブン・スピルバーグの不朽の名作『E.T.』。元の映画のメインビジュアルのポスターが主人公の少年と、E.T.が指先を近づけているので有名です。物語も宇宙からきたE.T.と主人公の少年の出会いと友情、そして別れの物語の感動作。そしてAIが作成したポスターが上記の画像のようになりました。おそらくは自転車に乗っているのがE.T.だと思うんですが、顔がメインビュジュアルで使用されていた指になっています。ポイントは押さえているのですが、組み合わせが悪いとこんなに怖い画像になってしまうんですね。

 

ミュータント・ニンジャ・タートルズ

続いては4匹の亀が動物を人間のような姿に変えるミュータンジェンの力によってタートルズに変身してしまう、アメリカで大ヒットした作品『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』。AIが作成したポスターはしっかり人間のようになった4人の亀なのですが、かなりミュータントっぽさが強調され、やはり少し怖い感じがします。見方によっては可愛くも見えなくはないですが、表情がないので、やはりちょっと奇妙ですね。

 

ジュラシック・パーク

続いては現代に恐竜が蘇るパニック映画『ジュラシック・パーク』。AIが作成したポスターはまさにジュラシックパーキング!パークの部分をそう解釈したんですね。これはこれでポップな映画として面白そうではあるものの、なんというか、売れないアメリカのロックバンドのアルバムジャケットのようなノスタルジーさも感じます。でもなんで帽子かぶってるんでしょうか。たしか1作目の主人公は帽子をかぶっていたと思うのですが、それにしてもそんなに重要なポイントでもなかったような気がします。これはこれでセンスがあるポスターには感じますね。

 

ゴジラ

続いてはアメリカでも大ヒットとなった日本発の怪獣映画『ゴジラ』。ゴジラのスペルが英語だと「GODZILLA」となるので、AIが作成したポスターは「GOD」にだいぶ引っ張られて、まんま神様がメインとなってしまったようです。でもちゃんと周りに怪獣がいるので、怪獣映画ではあるようです。AIが文字からこうゆう画像を作成することを考えると、なんというかAIのギャグのセンスのようなものも人間に近くなってきているような気もしますね。

 

スターウォーズ

続いてジョージ・ルーカスの大ヒットシリーズ『スターウォーズ』。AIが作成したポスターは“親子”というところに焦点が当てられているようです。違うっちゃ違うのですが、これはこれでアリのようなポスターになっています。おそらくはエピソード4〜6だと思うのですが、ダースベーダーの息子が主人公ということからか、ちっちゃいダースベーダーが描かれていますね。二人が戦うことになるという説明などはあえて省いて入力したのでしょうか。それにしてもちっちゃいダースベーダーって新鮮ですね。

 

バットマン

続いてはDCコミックのダークヒーロー『バットマン』。というか、翼以外もうコウモリでもないような感じがしますね。おそらく“人気コミック”というようなキーワードから、写真ではなく、絵が主体となったと思われます。出演者を見ると、マイケル・キートンとジャック・ニコルソンの名前があるので、1989年に公開されたティム・バートン監督の『バットマン』のようです。このバットマンはヒーローなんですかね?正直怪物にしか見えないのですが、後に公開された映画『ダークナイト』とかになると結構やばいものが作成されそうな気がします。

 

トランスフォーマー

最後は玩具からアニメになり、2007年についに実写映画化された『トランスフォーマー』。ってだれ?って感じのポスターになっています。トレーラーということはおそらく日本でいう「コンボイ」でアメリカでいう「オプティマス・プライム」がこのポスターに写っているものじゃないかと思われます。正直、『トランスフォーマー』というより、「機関車トーマス」に登場しそうな雰囲気があります。ここからさらに人型へトランスフォームするんでしょうか。

というわけで、今回はAIが生成した過去の名作映画のポスターを紹介しました。「ROBOMOJO」のサイトに行くと、もっとまともな作品もあるようなので、海外のサイトですが気になった人はのぞいてみてはどうでしょうか。個人的には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんかも見てみたかったですね。

今回は以上です。

 

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