フジだと心配！新作に向け『鬼滅』特別編の5部作をテレビで放送！

9月25日に『劇場版鬼滅の刃無限列車編』の地上波で放送されるのに先駆けて、フジテレビではそれまでの『鬼滅の刃』のテレビシリーズを『鬼滅の刃竈門炭治郎立志編特別編集版』という形で、5日に分けて放送するということがわかりました。『鬼滅の刃竈門炭治郎立志編特別編集版』は物語の序章を描くテレビシリーズの全26話にを5回に分け、新作次回予告編を追加した特別編集版になるとのことです。

『鬼滅の刃』竈門炭治郎立志編特別編集版

簡単に言えば以前テレビで放映した26話を5回に分けて、『無限列車編』の放送へつなげるということですね。これまで部分部分のエピソードを2時間枠で編集したものを放送して結果、かなりの視聴率を稼げたということで、映画版のテレビ放送の前に、もう一回全部放送しようという試み。それぞれのエピソードを「兄妹の絆」、「浅草編」、「鼓屋敷編」、「那田蜘蛛山編」、「柱合会議・蝶屋敷編」というサブタイトルをつけて、順を追って土日祝日のゴールデンタイムに放送していくとのこと。放送スケジュールは以下の通り。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編テレビ放送直前！「鬼滅の刃」竈門炭治郎立志編特別編集版

フジテレビ系

2021年9月11日（土）19:00～第一夜「兄妹の絆」

2021年9月12日（日）19:00～第二夜「浅草編」　

2021年9月18日（土）19:00～第三夜「鼓屋敷編」

2021年9月19日（日）19:00～第四夜「那田蜘蛛山編」

2021年9月23日（木・祝）19:00～第五夜「柱合会議・蝶屋敷編」

初放送となる「浅草編」「鼓屋敷編」は、ufotableによる新アイキャッチ、新規メイキングエンドロール、新規提供バックイラスト、新作次回予告編を含む特別編集版。そして「兄妹の絆」「那田蜘蛛山編」「柱合会議・蝶屋敷編」には完全新作の次回予告編が付けらるとのことです。なお「兄妹の絆」本編の前には炭治郎の育手である鱗滝左近次によるナビゲート映像も楽しめそうです。なんかもう完全新作、完全新作と言いすぎで、どんなバカなファンを引きつけようとしているかわかりませんが、大した追加ではなさそうなので、これまで放送したものに予告編が追加されているだけと考えればいいでしょう。

意外と効果的かも

正直、このニュースをみた時に「もういいでしょ」という印象も受けましたが、大ヒットした『劇場版鬼滅の刃無限列車編』に関して言えば、それまでの物語を知らずに見たという人も中にはいるようで、映画で興味を持った人には非常にありがたい試みではありますね。映像ソフトも発売してまだ時間もあまりたっていないため、そこで家族で見たという人もいそう。また9月25日に予定されている『劇場版鬼滅の刃無限列車編』の放送もたしかに注目ですが、ファンが一番注目しているのは、10月から放送予定のこれこそ完全新作の第2期『遊郭編』なので、それまでの流れをもう一度作るのは、物語を整理したい人にはちょうどいいのではないでしょうか。

『無限列車編』の放送が心配

さてここまでいろいろ準備して、いよいよ9月25日に放送されることとなった大ヒット映画『劇場版鬼滅の刃無限列車編』ですが、フジテレビでは大ヒット作品をテレビで放送する際に、かつて“さむい”余計な演出したことで批判がありました。過去にこれも大ヒット作品『アナと雪の女王』がテレビで初放送された際、以下のようなことがツイッターで呟かれています。

【映画『#アナと雪の女王』ただいま放送中！】

このあとすぐ、視聴者のみなさまからご応募頂いた「レット・イット・ゴー～ありのままで～」を歌う姿の動画をエンディングとともに紹介します！

ぜひ皆さんもテレビの前で歌ってみてください！#アナ雪 #ありのまま #みんなで歌おうアナ雪 pic.twitter.com/DPeKOCf4nB

— 【公式】フジテレビムービー (@fujitv_movie) March 4, 2017

この時、フジテレビは、特別企画「みんなで歌おう♪アナ雪」キャンペーンとして、一般視聴者に動画を募集しました。そして放送のエンドロールでは、テーマソング「レット・イット・ゴー～ありのままで～」に合わせて募集した一般視聴者や、芸能人、局アナらが歌う映像が流されました。映画とは違うオリジナルのエンディング映像が流れ、劇場版のエンドロールは早送りで放送されたことに対して、当時批判が集中しました。
『劇場版鬼滅の刃無限列車編』の主題歌でありエンディングに流れるLiSAさんの歌う『炎』も、昨年レコード大賞に選ばれたりする大ヒットを記録したのはみんな周知の事実。・・・まさかとは思いますが、条件が『アナと雪の女王』と合っているので、『みんなで歌おう♪炎！』とかやってしまうんじゃないかと非常に心配。あの曲はあのエンディングがあったからこそ、名曲として視聴者を感動させるものでした。さすがにそこでおかしなことはしないとは思うのですが、可能性のしてはゼロではないので個人的に密かに心配しています。

今回の『鬼滅の刃竈門炭治郎立志編特別編集版』の放送により、9月は“鬼滅”一色になりそうですね。かつてここまで何回もテレビシリーズを再放送したのは、『エヴァンゲリオン』の旧劇場版が公開される時期以来ではないでしょうか。10月からスタート予定の第2期『遊郭編』も非常に楽しみなので、私も『鬼滅の刃竈門炭治郎立志編特別編集版』を楽しみにしたいと思います。

今回は以上です。

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