アニメ『うる星やつら』リメイクが1クール分のサブタイトルを公開!

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第1回目を放送したばかりの新アニメ『うる星やつら』が動画にて1クール分のサブタイトルを事前公開して話題になっています。



1クール分の全話サブタイトル

ついに放送が開始された新アニメの『うる星やつら』リメイク。すごく綺麗になった映像と、違和感のない声優さんたちの演技で、個人的には素晴らしい出来だと思いました。そんな『うる星やつら』の公式が動画にて1クール分のサブタイトルを事前公開して話題になっています。これがどうゆうことかというと、『うる星やつら』は基本的に1話完結のエピソードばかりなので、昭和に放送した当時でも、アニメではすでに原作漫画とは違う順序で放送されました。そこで過去作のファンたちからすると、サブタイトルを見ただけどどのエピソードが放送されるのか、どのキャラクターが登場するのかというのがわかる仕組みになっていて、過去作からのファンからすると、「あのエピソードもうやるの?」みたいな感じで話題となっているわけです。かつてヒットした作品だからできる荒技ですね。旧作ファンを取り込むにはなかなか斬新なアイディアだと思いました。新アニメの方は原作漫画のサブタイトルがそのまま使用されるようで、旧作のアニメ版とは少し違っているものもあるので、ここでは動画に登場するサブタイトルの一覧を旧作のサブタイトルと合わせて紹介します。

『かけめぐる青春』〈旧作第1話『うわさのラムちゃんだっちゃ!』〉
『絶体絶命』〈旧作第11話『恋の三角ブラックホール』〉
『トラブルは舞い降りた』〈旧作第27話『面堂はトラブルとともに』〉
『転入生危機一髪・・・』〈旧作第35話『ひな祭り! ランちゃん登場』〉
『愛と闘魂のグローブ』〈旧作第139話『愛と闘魂グローブVSパンツの決闘!!』〉
『お別れパーティー危機一髪』〈旧作第36話『ランちゃんのご招待』〉
『戦慄の参観日』〈旧作第32話『戦りつの参観日』〉
『自習騒動』〈旧作第59話『レイ復活! 自習大騒動!!』〉
『住めば都』〈旧作第57話『悲しき妖怪人恋しくて(前半)』〉
『生ゴミ、海へ』〈旧作第57話『悲しき妖怪人恋しくて(後半)』〉
『幸せの黄色いリボン』〈旧作第13話『電撃ショックがこわい!』〉
『口づけと共に契らん!!』〈旧作第71話『クラマ姫 新たなる挑戦!』〉
『面堂兄妹!!』〈旧作第73話『ザ・面堂兄妹!(前半)(後半)』〉
『迷路でメロメロ』〈旧作第46話『春らんまんピクニック大騒動(後半)』〉
『君去りし後』〈旧作第67話『君去りし後』〉
『君待てども』〈旧作第20話『ときめきの聖夜(前半)(後半)』〉
『いい日旅立ち』〈旧作第29話『せつぶん大戦争』〉
『愛で殺したい』〈旧作第5話『変身美男レイが来た!』〉
『あなたにあげる』〈旧作第9話『謎のお色気美女サクラ』〉
『お雪』〈旧作第15話『おし入れの向こうは海王星』〉
『あたるの引退』〈旧作第87話『さよならの季節』〉
『面倒邸新年怪』〈旧作第208話『新春パニック!面堂家人間すごろく大会』〉

このサブタイトル一覧を見ると、旧作では早々に登場した「テンちゃん」が1クールでは登場しないようですね。ちなみに同じ話数が存在しているのは、『うる星やつら』は1回で2話放送していたため。そのスタイルは新アニメでも引き継がれているようですね。第1話見て、なんか懐かしくなりました。



若い世代にどう映る

あまり事前情報をみないで、本編を視聴したのですが、オープニングとは違って、物語は現代風にアレンジされることはなく、原作漫画やアニメ同様に昭和の頃の時代背景をそのままアニメ化していて、少し驚きました。オープニングではスマホが登場し、その中にいろいろなラムちゃんが写っていたのですが、物語本編の方は家の電話、しかも黒電話を使用している描写がありました(『絶体絶命』の回)。もちろん、現代に置き換えてしまうとこのエピソード自体成立しなくなってしまうので、いいのですが、果たしてこういった文化背景を現代の若者はどう捉えるのでしょうか。
我々オッサン世代はこの時代を生きてきたため、少し懐かしく感じますが、若者によってはさっぱりわからない状況かもしれませんね。ネットの反応を見ていると、ラムちゃんがあたるとしのぶの仲を引き裂こうとしているだけの、嫌なやつに捉えている人も多いようで、当時人気のあったハチャメチャなドタバタラブコメがもしかしたら現代では難しいかもしれませんね。まあ、どうみてもあたるは、現代でも珍しいくらいの浮気ヤローなので、見る人が見たらコメディーと受け取らず、かなり批判的な感じになりかねません。今回公開されたサブタイトルの中に『君去りし後』があるので、ああゆうエピソードでファンに見直してもらえればいいのですが・・・。それでも批判されるようなら、我々オッサン世代をターゲットにするしかなくなりますが、今後どうなっていくのでしょうか。

個人的には思っていたよりもまんまアニメ化されていたので、うれしかったです。4クール放送する予定とのことなので、一度放送が終わっても今後定期的に放送されると思うので、しばらくは楽しめそうですね。

今回は以上です。

 

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