ついに公開された『シン・ウルトラマン』。それに合わせて早くも「シン」シリーズの次回作、『シン・仮面ライダー』の予告が解禁となりました。
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シン・ウルトラマン公開
新型コロナウイルスの影響などにより、なかなか公開されませんでしたが、ようやく公開された『シン・ウルトラマン』。ネットなどでの評価はまさに賛否両論となっています。というのも、おそらくは元となる『ウルトラマン』を知っている人とそうじゃない人でその意見がわかれているようです。庵野監督の脚本とのことで、多くのファンは『シン・ゴジラ』のようなリアリティーを重視した作品に期待した人が多かったようですが、『シン・ウルトラマン』はまさにエンターテインメントとして制作されています。なので『シン・ゴジラ』のような刺激を求めてた人には評判が悪く、『ウルトラマン』を古くから愛しているファンには大絶賛という構図ができている模様。私も個人的にはラストの展開は少し改変しすぎなような気もしましたが、全体的には大満足です。ただ長澤まさみさんが巨大化するシーンなどは、元の『ウルトラマン』のフジ隊員のシーンへのオマージュって知らないと、「なにこれ?」と思ってしまう人は多いかもしれませんね。このように『シン・ウルトラマン』は作品全体に元となる『ウルトラマン』へのオマージュが組み込まれていて、古くからのファンにはたまらない作品となっています。またかなりいろんな展開がされているにも関わらず、映画1本でまとめているのは素晴らしいです。へんな深読みをしなくていい、エンターテインメント作品なので、気になっている人は是非劇場で鑑賞してください。まだ公開されたばかりなので、今後の観客動員数なども気になります。
そしてシン・仮面ライダーの予告
本日より劇場にて『 #シン・仮面ライダー 』の特報映像が上映されております。
WEBでは以下よりご覧いただけます。https://t.co/iwEv4F54gM#手塚とおる さん、#塚本晋也 さん、 #松尾スズキ さんが本作にご出演されます。#池松壮亮#浜辺美波 #柄本佑 #庵野秀明 監督御期待ください。
— 『シン・仮面ライダー』【公式】 (@Shin_KR) May 13, 2022
日本が誇る特撮のヒーローといえば、1つは今回公開された『ウルトラマン』ともう一方は『仮面ライダー』。すでに庵野監督による『シン・仮面ライダー』の制作は発表されていましたが、『シン・ウルトラマン』の公開に合わせ、続く『シン・仮面ライダー』の予告映像が解禁されました。今回の映像ではセリフ等はありませんが、『ウルトラマン』とは違い『仮面ライダー』が醸し出す独特な暗い雰囲気を感じることができます。一部では仮面ライダーの仮面から髪の毛が出てることを不思議がっている人がいますが、石ノ森章太郎先生の漫画版はマスクを被る設定だし、後ろ髪出てるのも最初期の1号ライダースーツオマージュなので、原点の仮面ライダーはこれでOKなのです。それよりも個人的にはロングコートの仮面ライダーがかっこよすぎる!仮面ライダー2号ではなく、庵野監督らしい第2号の姿も確認できます。公開は2023年なので、今年は『シン・ウルトラマン』を楽しみながら待つのがいいのではないでしょうか。
SJHU
さてそんな庵野監督の『シン』の名前のついた作品がいつの間にか「SJHU」というプロジェクトになっています。「SJHU」とは「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」の略で『シン・ゴジラ』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』4作品がコラボレーションするプロジェクトとのことで、庵野秀明さんの『シン・』を冠とした作品という繋がりから東宝・カラー・円谷プロ・東映の4社が会社の垣根を超え、日本を代表する“ヒーロー”4作品による夢のコラボレーションをしていくとのこと。ということで今回公開された『シン・ウルトラマン』は「SJHU」の3作目となり、『シン・仮面ライダー』は「SJHU」の4作目になるとのこと。なんか『アべンジャーズ』の「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」のパクリみたいで少しイヤなんですが、4作目が『シン・仮面ライダー』という言い方を考えると、5作品目とか考えられているのでしょうか。コラボレーションはいいとして、ゴジラとエヴァってヒーローなのかなぁ。
バンダイのゲームだと、『ウルトラマン』、『仮面ライダー』とくれば、必ず『ガンダム』を加えてくるのですが。5作品目は庵野監督が作る『シン・ガンダム』ってのを見て見たいですね。
今回は以上です。
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