ネタバレ注意!『ザンキゼロ』のストーリーを完全紹介Part11 原罪(後編)

サブカル

前回の続きです。

ネタバレ注意!『ザンキゼロ』のストーリーを完全紹介Part10 原罪(前編)
ザンキゼロ』は『ダンガンロンパシリーズ』のスタッフが制作した作品で、『ダンガンロンパ』同様の非常にストーリーが魅力的な作品です。ゲーム性部分が合わなかった人のため、今回はこの『ザンキゼロ』のストーリーを何回かにわけてご紹介します。今回はPart10サチカの物語の前編です。

ゲーム『ザンキゼロ』のストーリーを紹介しています。今回はPart11。メインのストーリーはサチカの物語です。物語はハルトの視点で進んでいきます。非常に長くなったので前編後編に分けてご紹介していて、今回は続きの後編となります。

思いっきりネタバレとなるので注意してください。

『ザンキゼロ』のあらすじ Part11 原罪(後編)

『もともとコレはね・・・”サンタクララ・システム”と呼ばれていたんだ。サチカの母親であり、クローン研究に身を捧げた比良坂クララの名前に因んで。』

寺島博士の声がしました。すると奥からあの義手が現れました。

名前を使ったということは、このエクステンドマシン1号を作ったのはサチカの母なのかという問いに、寺島博士は作ったのは自分だといいます。このエクステンドマシン1号、サンタクララ・バージョン1には、サチカの母比良坂クララの臓器や卵巣が組み込んであるといいます。卵細胞を生産供給するための大事なパーツとして。『ご紹介しよう。”彼女”が比良坂クララだ。ヒトの形はしていないけどね。』異常すぎる事実に驚愕するガレージキッドたち。リョウが目的は何か聞くとテレビで伝えた通り、シン・人類再生ミッション“エクステンド人類”を再生することだといいます。ゼンがそれは勝手にやればいいながら、それよりお願いすれば自分たちの老化現象を治せるのかを質問をします。寺島博士は『もちろんさ、みんなのペケ字キーを渡してくれればいい。“エクステンド人類”として再生してあげる。』と言います。拒否するゼンに寺島博士はみんなのペケ字キーが必要だといいます。

目的はペケ字キー

寺島博士はペケ字キーに記録されているクリオネやクリーチャーに関するデータが欲しいといいます。そのためにみんなの近くにいたと話す寺島博士。ハルトは自分たちが知らずにデータ収集に協力させられていたのか?と質問します。すると『そうだよ、MANIの人間をクリオネにしようと思ったのもデータ収集を兼ねてだし。』と答えます。MANIの人間を?マモルが反クローン団体のせいでルシオラが暴走したんじゃないのかと質問をすると、
『あいつらの動きに気付かないと思う?それに暴走じゃなくて計算通りなんだよね。そういう風にプログラムしたんだから。』

この人は・・・何を言っているんだ・・・?ハルトが唖然とします。

発端は真白レンジがクローン研究を止めると言いだしたので、強硬手段に出る必要があったといいます。MANI研究所内でバイオハザード(ナノハザード)が起きたら大変なことになる・・・と脅そうと思っていたらしい。計算外だったのはそれが世界に広がってしまったことで、本来ならばMANI内で完結する予定だったそうです。『なら、どうしてあの日・・・父さんはボクに”生きろ”なんて言ったんだ・・・?』と質問するマモル。寺島博士はバックアップの自分にはオリジナルの記憶がないが、想像はつくといいます。『咄嗟に思いついたんだ。データ収集の人手を確保する方法を。』この壮大な計画は、義手の身体じゃ大変だからといいます。

エクステンドマシン1号機との戦い

『ふざけるな!そんな研究のために人類が滅んだのか。あんたなんかにペケ字キーを渡してたまるか!』ハルトが叫びます。
すると寺島博士はならば力づくで渡してもらうと言います。義手についていた寺島博士のペケ字キーがエクステンドマシン1号機に接続され、ペケ字キーに入っていたルシオラが注入されます。そしてエクステンドマシン1号機のアームが動き出しました。アームにはモニタが取り付けられていて、画面にはショウとミライが写っています。

サチカがショウとミライがなぜいるかと疑問を抱くと寺島博士は『あっはははは!AIを移しておいたんだ。最後は彼らにころされるのも面白い趣向だろう?』と説明します。『ボ、ボクらがハルトくんを・・・?!』とショウ。『そんなのダメ!みんなをころすなんてできない!あー・・・でも、手が勝手に動いちゃう。』とミライ。しかしエクステンドマシン1号機は動けないので、相手にする必要ないとユマがいいます。みんなでガレキ島に帰ろうとすると、ドアがロックされました。このままではクローンなので餓死か寿命で死んでしまいます。


するとサチカが叫びます。『間違ってるよ、寺島ハカセ・・・みんなの命より・・・たくさんの人の命より、大事な研究なんてあるワケない!それがわからないから、ハカセは寂しいんだよ!』『ボクが、寂しい?』珍しく反応する寺島博士。さらにサチカは『人のことが理解できないから、しようとしないから、自分の手で作りたいんでしょ?人類にバグなんかない。サチカたちは足りないから一緒に歩くの!好きな部分も、嫌いな部分も全部ひっくるめて一緒に歩くんだ!!』しかし、それではやはり止まらない寺島博士。ガレージキッドたちはやはり戦うことになってしまいました。元々動けない機械が相手なので、近づかなければ問題ないはずですが、エクステンドマシン1号機には、火炎放射器やレーザーなどの飛び道具おもあるため、離れたままというわけにはいきません。メンバーはヒットアンドアウェイを繰り返します。そんな中、攻撃してきてはいるものの、ショウとミライが弱点をわかるように話します。そのことから寺島博士のペケ字キーが刺さった本体を中心に狙い攻撃していると、エクステンドマシン1号機はやがて動きが停止しました。

最後に『ねえ、ショウくん、最後の攻撃わざと外さなかった?』『そうだっけ?ミライこそ、わざと弱点を見せていたよね?』『だってミライはみんなのことが大好きだから』というショウとミライ。最後にいつものふざけた掛け合いをして電源が停止しました。機体にあった培養液が床を浸していました。

『やれやれ、こんなに役に立たないAIとはね。』寺島博士の声がします。『想像以上だよ、ガレージキッドの諸君。多くの死と経験を蓄積しただけのことはあるね』まだ何かありそうな寺島博士。メンバーたちは寺島博士のペケ字キーを抜こうとします。すると『もちろん、これで終わりだなんて思ってないだろう?』と話したあと、みんながこれまで集めたデータで生まれる新たな人の姿を見せるといいます。すると培養液が光だし、中から生身の寺島博士が現れました。

 

エクステンド・テラシマ

全身には太いコードやチューブが巻き付き、蛇のように蠢いていました。寺島博士の全身にまとわりついているのは“擬似クリオネ”と言って、機械でクリオネの触手を再現したもので、昔に作ったものだと言います。自分は人間でもクローンでもなく新たに人を導く者。『ゴッド・テラシマ』と自らを名乗ったあと沈黙し、やはり気に入らないと言って自らを『エクステンド・テラシマ』と名乗りなおします。

寺島博士は自分が目指す未来にエクステンドしないみんなは必要ないといい、再び戦いが始まります。これまでのデータ蓄積のせいか、クロスケやこれまで倒したボスクリーチャに近い動きを見せるエクステンド・テラシマ。間違いなくさきほどまでのエクステンドマシン1号機とは比べものいならない強敵です。その動きや攻撃力はクロスケ以上でした。さすがに苦戦するメンバーたち。すでに何人か倒され、ペケ字キーへと変わってしまいます。

ふとフロアを見ると1号機とは別のエクステンドマシンが置いてあり、稼働しています。すかさず、ペケ字キーをはめ、エクステンドすると、子供ではなく青年の状態でエクステンドされました。うまく使えば、戦力を減らさずに戦えます。しかも相手は一人。とにかく強力な攻撃力である“擬似クリオネ”を破壊していくことから始めます。それぞれが持ち寄った武器やクリオネを駆使します。強力ではあるものの、戦闘については慣れていないエクステンド・テラシマ。最後は隙をついて、腹部にあった寺島博士のペケ字キーを破壊しました。『まさか、クローンとクリオネを作り出したボクが、凡人の集まりに敗北するとはねぇ・・・。』

そういう寺島博士にサチカは『だって博士は一人だもん。でもサチカたちは一人じゃない。』と博士に向かっていいます。すると寺島博士は『まさか11号まで動き出すとはね。培養液を介してルシオラが流入すたせいかな?』11号とはさきほどの戦いの中でエクステンドに使用したマシン。

寺島博士の言葉が終わると、役目を終えたかのように11号機は動かなくなりました。寺島博士は自分が死んだら、老化現象を止めることができなくなるといいます。ハルトはそれで構わないと言います。それが自分たちがサチカを見殺しにした罰だと。

突然の別れ

すると寺島博士はサチカに最後にわがままを言っていいかと聞きます。『このまま1人で死ぬのはとっても寂しいから、せめて手を握って欲しいんだ?』サチカはそれに『うん、いいよ。』と答え、寺島博士に近づきます。マモルが咄嗟に『待つんだサチ・・・』次の瞬間でした。

“擬似クリオネ”がサチカに襲いかかりました。寺島博士は『可能性は断つことができた・・・古き人類はこれで・・・終わりだ。』と言い残して消滅しました。寺島博士は消滅しましたが、重要なのはサチカでした。苦しんでいるサチカを見て、今までの経験上、この傷では助からないことを理解しているゼンは、サチカを楽に死なせエクステンドしようと言います。
するとマモルが『ダメだ・・・捜してくれ。サチカのお腹を・・・!ペケ字キーを捜してくれッ!!』疑似クリオネの攻撃はサチカの腹部を貫いていました。寺島博士はサチカのペケ字キーを狙って最後に攻撃をしたのです。

『えへへ・・・ペケ字キー・・・なくなっちゃった。サチカ、もう・・・エクステンド、できないや・・・』ユマがサチカのペケ字キーを見つけました。しかしそれは真っ二つに割れていました。

『サチカがいなくなるはずない!もしかしたらこの研究所のどこかにまだペケ字キーが残っているかもしれない。』そしたらハルトの時と同じように上書きすればというマモル。しかしそれもできないということをゼンがいいます。ハルトのデータを上書きする際、サチカのバックアップだけなかったことを思い出すマモル。

そして途方にくれるメンバーたち。消え入りそうな声で、死を悟ったサチカがみんなに感謝を告げます。その姿に感情を抑えられないメンバーたち。

マモルがもうしゃべるな、自分が治してあげるからと声をかけると『マモル・・・ごめん、ね。サチカ・・・マモルの妹じゃ、なくって・・・。妹に、なれなくてごめんね。・・・なのに、いっぱい優しくしてくれて・・・うれし・・・かった。』
『謝るのはボクだ!キミをたくさん傷つけた・・・キミはキミだと分かっていたのに・・・ッ!頼む、まだボクは何も償ってないんだ・・・だから消えないでくれ、サチカ!!』
『もう・・・もらったよ・・いっぱい・・もらった・・・』
マモルに残る力を振り絞って応えるサチカ。そしてみんなに向け最後に『・・だ・・い・・・・す・・・・・・・・』そのままルシオラがサチカの体を溶かしていきました。

エクステンドマシン1号機の異変

天才の素養を受け継いでいるサチカならいずれ、老化現象を止めることができたのかもしれません。データのバックアップがないのもすべて寺島博士の仕業だと予想されました。改めてサチカの死を悲しむ7人。するとユマがさきほど拾い上げた壊れたサチカのペケ字キーを母であるクララ・・・エクステンドマシン1号機へと持っていきます。『せめて、母親と一緒に眠らせてあげようと思って。』そういって、1号機の培養槽のなかに壊れたペケ字キーを置きました。部屋のロックは解除され、悲しんでいた一同はガレキ島に帰ることにしました。するとリンコが驚きの声をあげます。なんとエクステンドマシン1号機まだ動いているといいます。そして光だしました。寺島博士がまたエクステンドするのではと構えるメンバーたち。1号機は激しく揺れ、光だしました。爆発するのかもしれない。そうマモルが言った瞬間、激しい閃光にみんなが包まれました。

奇跡

みんな死を覚悟しましたが、光は収まり、静けさに包まれました。ただ光っただけ?一同が胸をなでおろしたとき、ゼンが何かいるといいます。すると何かの泣き声が聞こえました。

それはまぎれもない人間の赤ちゃんでした。しかも髪の毛の色や耳の形などサチカにそっくりでした。ペケ字キーのない紛れもない人間の赤ちゃん。顔がほころぶメンバーたち。

そしてマモルが『一体何がどんな風に作用したのかわからない。でもこれだけは間違いなく言える・・・これは・・・奇跡だよ!』ガレージキッドのメンバーはこの子を連れて帰ることにしました。そこで育てると。名前はもちろん決まっていました。ハルトは赤ちゃんを抱き上げました。

『はじめまして。そして・・・また会えたね、サチカ。』

サチカを育てながら、生きれるだけ生きる。ハルトたちは未来に向かって歩き出しました。

そして5年後。
ハルトがエクステンドをしたのを最後にエクステンドマシンは永遠に動かなくなりました。

PART12 エピローグに続く

 

ネタバレ注意『ザンキゼロ』のストーリーを完全紹介Part12 エピローグ
ザンキゼロ』は『ダンガンロンパシリーズ』のスタッフが制作した作品で、『ダンガンロンパ』同様の非常にストーリーが魅力的な作品です。ゲーム性部分が合わなかった人のため、今回はこの『ザンキゼロ』のストーリーを何回かにわけてご紹介します。そすて今回はPart12、最終回となります。

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