真・女神転生5 vengeanceは絶対復讐の女神ルートがいい!

サブカル

先日、ようやく『真・女神転生5 vengeance』をクリアしたので、その感想とおすすめルートを紹介します。



実は超久しぶりの記事だったりします。現在、他のことに夢中でこのブログはだいぶ放置していたのですが、どうしても『メガテンVV』の感想をどこかで訴えたくなって、久しぶりにブログを書きたわけです。まず今までだったら発売の情報が解禁になったら急いで記事にしていましたが、プライベートがだいぶ多忙になっていたのと、いろんなゲームに手をだしてブログなんか書いている暇がなかったので、情報公開のたびにすべてスルーしてきました。ってことで、今回は一応知らない人のためにまず2024年6月14日に発売された『真・女神転生5 vengeance』についてから説明します。

 

目次

『真・女神転生5 vengeance』とは

『真・女神転生5 vengeance』は2021年にシリーズナンバリング最新作として発売された『真・女神転生5 』に新悪魔を追加やシステムの見直しなどをしたいわゆる完全版です。少し前にまた完全飯商法だのなんだので炎上したのですが、私のようなメガテン好きからしてみれば「それがどうした全然買うけど」という感じで新作発表にテンション上がっていました。いろいろ完全飯だなんだのと揶揄はされちゃってますが、今作の一番の売りは「新シナリオ」。前作『真・女神転生5 』のストーリーを「創世の女神編」として、今作の新シナリオは「復讐の女神編」として新たな物語を見ることができます。ゲームスタート冒頭でどっちのストーリーをやりたいのか選べるので、前作をプレイ済みの人ならば「復讐の女神編」を、前作を未プレイの人でも好きな方から始められるというわけです。・・・とまあ、公式的にはこんな謳い文句なのですが、私個人としてはどちらであっても「復讐の女神編」をおすすめします。

 

絶対新シナリオが良い理由

私は前作にあたる『真・女神転生5 』は全ルートプレイ済み。当時のダウンロードコンテンツも購入して、人修羅に何度も倒されまくりました。そして当ブログにて当時様々な記事を作成し、物語についてはストーリーのネタバレも公開してきました。まあみればわかるんですが、前作の『真・女神転生5 』はストーリーがウッスイ(薄い)んです。主人公が魔界であるダアトに迷い込み、ナホビノとなって戦いながら現在自分の住んでいる東京が嘘の世界で、魔界であるダアトが本当の東京だった!みたいな感じで物語は進むんですが、要所要所ぶつ切りのストーリーはなんというか感情移入はほとんどできず、大したイベントもないまま、突然友達の2人はそれぞれの意思を強くもって、ロウルート、カオスルートにわかれていくんです。でもってそれぞれのルートをクリアするとボスとナレーションがちょっと違うだけで、エンディングはほぼ同じという感じで物語は終わります。正直、システムやゲーム部分、悪魔の新グラフィックなど全体的に超満足だった前作なのですが、唯一、なんでもない物語の部分がずっと引っかかっていたわけですよ。
そこで今回の『真・女神転生5 vengeance』の発売で新シナリオが追加されてるってもんだから、テンション爆上がりでした。そして発売日に迷わず購入し、私は「創世の女神編」からプレイしました。「はあ?前作やったんじゃねーの?」と思う人が多いでしょ。そうです、前作やりました。やったからこそ、前作のシナリオにどれくらい手を加えているのか気になったわけですよ。その結果、まったく変わらず!ちょこっといらないサブクエストが追加されただけで、キャラ描写やストーリーの補足などなにもありませんでした。すごくがっかりしたまま、クリアデータを使ってそのまま「復讐の女神編」をスタートしました。正直、全っ然違う!すごく面白くなってる!ほぼ同じ事を攻略(マップやボスなど)しているだけなんだけど、キャラクター一人一人の描写がちゃんとされていて、前作ではアイツなんだったの?って思った事柄までしっかり本筋に組み込まれていました。物語の進行もただ同じマップ攻略をし続けるんじゃなく、一度本部に戻って別のトラブルが発生したりして、いちいち登場人物たちとの絡みが発生するので、物語として深みがでてきています。正直、「こうゆうのが見たかったんだよ!」という感じの物語となっていました。っていうか、個人的には今作での「創世の女神編」でこうゆう変化があると思っていたんですが、私が求めていたのは「復讐の女神編」に全部詰まってました。なので、前作プレイした人も未プレイの人も個人的にプレイするのは「復讐の女神編」が超おすすめです。で。そのクリアデータを使って、サクッと「創世の女神編」を流しプレイすればいいんじゃないかと思います。

 

今回のダウンロードコンテンツについて

今作の『真・女神転生5 vengeance』には前作の時に配信されたダウンロードコンテンツ(以下:DLC)はほぼ入った状態での販売となっています。“ほぼ”っていうのは経験値やお金、キャラ強化用のアイテムなどを稼ぎやすくなるこのゲームでいうところの「御霊」に関するものはまた有料ダウンロードコンテンツとなっています。その他に今回追加となったDLCは『ペルソナ4』で天城雪子のペルソナとしても有名なコノハナサクヤが手に入る「東の都に咲く花焔」と『真・女神転生4F(ファイナル)』で主人公の相棒であったダグザが手に入る「神の本質、悪魔の真意」という2つが新たに追加されています。ちなみに御霊3セットとこの新しい2つのコンテンツが全部セットになったオールインワンは2000円しない金額で販売されているので、手っ取り早く買っちゃった方がいいかもしれません。前作もそうでしたが、DLCで追加される悪魔は今作もかなり強力です。コノハナサクヤは見た目もかわいいし、ヒーラーとして超優秀だし、声優も雪子と同じで小清水亜美さんなので、『ペルソナ4』好きな人にもおすすめ。一方ダグザもシリーズファンにはおすすめなのですが、ダグザの合体が解禁になるクエストで、ダグザ凄まじい攻撃で2度ほどゲームオーバーになりました。『真・女神転生4F』ではスマホの中で偉そうにしただけな印象あったけど、ダグザ強かったんだなぁ。

 

少しだけ気になったところ

「復讐の女神編」にしぼれば、個人的にはほぼ神ゲーな『真・女神転生5 vengeance』ですが、少し気になった所もいくつか。まあ、はっきり言って好みの問題なんだろうけど、今回追加された新しいサブクエストがどれも要らなかった感じがありました。と、いうのは新月から満月の間にアイテムをいくつ集められか?とか、別の悪魔を操作してただ他の悪魔キャラクターから話聞くだけでよく正解のわからないものとか、ゲーム本編のテンポをぶった斬るきょうなクエストばかりな印象がありました。まあ、やらなければいいんですけど、こっちはそんなわけにはいかないんで。なんでかしんないけど、そんなわけにはいかないんですよ・・・。
なので新しいサブクエストにあまりいい印象がないというのが、今作の不満かもしれません。

マップ移動の改善や、表示方法、悪魔合体のしやすさとか本当にいろいろ追加された『真・女神転生5 vengeance』。なによりゲストキャラとはいえ、人修羅とパーティー組んでプレイできるのが嬉しすぎる。前作でいろいろ気になった人ほど、今作は面白いと思いますよ。

今回は以上です。・・・次はいつになるやら。

 

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