『真・女神転生Ⅴ』のストーリーを紹介しています。
ネタバレを多く含む内容となっておりますので、ゲームをプレイする予定の人や、プレイする人はブラウザバックを推奨します。
目次
妖精の集落
ダアトに到着し、しばらく探索していた主人公とタオ。すると、さらわれたほとんどの生徒たちは、ケルト神話に登場する「フィン・マックール」という悪魔によって助けられ、その後、妖精王「オベロン」と「ティターニア」によって、妖精の集落という所で守られていることを聞きます。それを聞いた主人公のナホビノとタオは妖精の集落へ向かうことにします。妖精の集落には多くのさらわれた生徒たちがいて、「敦田ユヅル」の妹の「ミヤズ」の無事も確認することができました。しかし、そこへ悪魔召喚プログラムが使えるようになり、一人で仲魔の力を借りながら「ダアト」で生徒を救おうとしていた「太宰イチロウ」が現れます。イチロウは負傷しながらもタオが探している「樹島サホリ」を発見し、その場所を二人に告げました。
ラフムとの戦い
この後、主人公とタオはイチロウの情報を元にラフムとサホリがいる所へたどり着きます。そこではサホリがラフムに取り込まれようとしていた所でした。なんとかナホビノはラフムを撃破します。ラフムを無事倒せたことを確認したあと、タオは倒れていたサホリの元に駆け寄りました。しかし、その時すでにサホリはラフムに乗っ取られていて、タオを殺そうとしました。その瞬間、主人公がタオをかばいラフムの触手に貫かれ、体もアオガミと離れてしまいそこで絶命してしまいます。そしてさらに、タオも触手に貫かれ力尽きてしまいます。サホリの姿のまま、勝ち誇るラフム。その時、タオの“聖女”としての力が発動し、自分の命と引き換えに主人公とアオガミの命を救い、そして消えていきました。
復活したナホビノに動揺しながらも、再び主人公へ攻撃をしかけようとしたラフムでしたが、サホリの意識が少しだけまだ残っていました。そしてラフムが攻撃しようとする動きをサホリの意識が止めます。主人公はそんなサホリの願いもあり、ラフムをサホリとともにトドメを刺しました。
混沌の悪魔との戦い
結局サホリを救えないどころか、タオまで失ってしまったベテル日本支部。今回の混沌の悪魔たちの襲撃を重く見たベテルは全戦力を持って混沌の悪魔を殲滅しようとします。被害の大きかった日本支部は待機を命じられますが、「越水ハヤオ」は主人公たちにもこの戦いに参加するように指示します。決戦の地は「千代田区」。そこに魔王城があり、混沌の魔王アリオクがいるといいます。
魔王城への道中で、ナホビノとイチロウはベテルを指揮している大天使アブディエルに遭遇してしまい、戦闘に参加していることについて注意を受けてしまいますが、心もとないイチロウを見て、アブディエルは強力な天使を仲魔としてさずけました。
改めて魔王城に向うナホビノの前に、「八雲ショウヘイ」と「ジョカ」が議事堂以来再び現れます。八雲はナホビノの力を持ちながらベテルに属している主人公を非難しました。八雲の目的は神や天使、悪魔のいない人間だけの世界を作り、強い人間が生き残れるようにすること。そのため、ベテルを襲撃して悪魔召喚プログラムを強奪し、東京に住む人に配ったりもしていました。ジョカもその考えに同調しているようです。八雲にとっては悪魔も天使も同じ扱いで、すべて排除することが目的なようです。
その後、八雲とジョカと別れたナホビノは炎の壁を作り行く手を遮っていた魔王スルトや、魔王城の前を守っていた地母神イシュタルなど強力な悪魔たちを撃破しながら、なんとか魔王城にたどり着きます。そして多くの天使が犠牲になる中、ナホビノがアオリクの所にたどり着き、混沌の魔王を撃破します。これにはさすがのアブディエルも関心していました。
東京の危機
大きな戦果をあげた日本支部でしたが、問題もありました。それは創造主である神がルシファーに倒されたことにより、神が作った偽りの「東京」が今消えかかっていることでした。そこで越水ハヤオは唯一神がすべてを維持することに元々無理があったといいます。創造主が神となる以前、日本は多くの国津神や天津神に守られていて、神が消えた現在、彼らもナホビノとなり改めて日本を守れる状況が作れると言います。ここで「ナホビノ」についても明かされます。創造主が世界の王として君臨した際、他の神々から「知恵」を奪い、創造主以外の神は全て悪魔に貶められたといいます。「知恵」は楽園で管理されていましたが、蛇=大魔王ルシファーの誘いにより、「ヒト」がその楽園の実を食べ、神に近い「人間」になったといいます。現在その「知恵」は、子孫代々受け継がれ、今を生きる人間たちに受け継がれているといいます。
そして越水ハヤオは自分はそのうちの一人「天津神ツクヨミ」だということを明かします。そして主人公がナホビノとなるために存在している神造魔人アオガミの元となったのは「スサノオ」で、主人公は「スサノオ」の「知恵」だっということも明かしました。そしてツクヨミ自身から引き離された「知恵」である人間がなんと敦田ユヅルだと言います。ユヅルは妹を守るため、このツクヨミの「八百万神(やおよろずのかみ)で日本を守る」という考えに同調します。
そして混沌の魔王がいなくなった今、ベテルは各世界の支部の長を集め「万魔会談」を行う予定だということも聞きました。ツクヨミは「万魔会談」にナホビノの主人公にもボディーガードとして参加してもたいたいと告げます。
万魔会談
「万魔会談」には北欧支部の「オーディン」、ギリシャ支部の「ゼウス」、インド支部の「ヴァスキ」、エジプト支部「コンス」、そして日本支部から「ツクヨミ」とナホビノが出席し、これをアブディエルが取り仕切ります。「万魔会談」は大荒れとなります。まずルシファーが告げた創造主が死んだのが本当かどうかをアブディエルが問いただされます。アブディエルはルシファーの妄言といいますが、そこでコンスが「ではなぜ創造主が禁じたナホビノがそこにいるだい?」と主人公の存在についての説明を求めます。そこでアブディエルは神が禁じたナホビノの存在は間違ってると、主人公を殺そうとしました。
しかし、これまで数々の戦いをくぐり抜け、ナホビノの力を持った主人公はここでアブディエルを打ち負かしてしまいます。この様子をみた各支部の長たちは、大天使であっても及ばないそのナホビノの力を目にし、それぞれが自らの「知恵」を探すことにし、ベテルという組織は解体されてしまいました。
この結果に満足したツクヨミは、次の指示まで待機してほしいと告げ、消えかけている日本支部へと戻っていきました。
女神タオ
東京に戻った主人公の耳に聞き覚えのある声が聞こえました。その声は寮の屋上に来て欲しいと言います。寮に戻った主人公が屋上に上がると、そこには死んだはずのタオがいました。タオは女神として転生し、次の創世をすべくナホビノを導く使命があると言います。そしてそれが主人公だと告げ、創世を行うべく、主人公を「至高天」へ連れて行くと言います。「至高天」には神の王座があり、選ばれたナホビノがそこで自らが望む次の世界の創生をすることができるといいます。「至高天」のある「万古の神殿」があるのは「ダアト」の台東区。タオはそのまま主人公を台東区へと連れて行きました。
一方、その時「太宰イチロウ」はナホビノに負けたアブディエルの側にいました。イチロウは他の神々のように争うのではなく、秩序をもって正しいことをしようとしていて、自分にも温情をかけてくれたアブディエルを崇拝していました。イチロウはナホビノが強いのなら、アブディエルも「知恵」と融合し、同じ力を手に入れるべきだとアブディエルに詰め寄ります。そのために必要なアブディエルの「知恵」となる人間は自分が探すといいます。しかし、アブディエルは探す必要はないとイチロウに告げます。反論しようとするイチロウを制したアブディエルが発した言葉は「お前なのだ・・・私の知恵は・・・」この言葉によりイチロウの中で何かが覚醒しました。
至高天へ
「万古の神殿」で「至高天」へ至るには、封印を解かなければいけないとタオはいいます。その封印を解くには3つの鍵が必要で、鍵は北欧支部の「オーディン」、ギリシャ支部の「ゼウス」、インド支部の「ヴァスキ」が持っていて、彼らの居場所も台東区だとのこと。タオは主人公の仲魔となり、各支部の長と共に戦ってくれました。それぞれ強力な悪魔でしたが、ナホビノはそのすべてを撃破し、鍵を3つ手に入れました。鍵を手にした二人は「万古の神殿」へと赴き、封印を解いて「至高天」へ向かうこととなります。「至高天」への入り口を前にしてた時、3組のペアがナホビノとタオの前に現れました。越水ハヤオ=ツクヨミと敦田ユヅル、アブディエルと太宰イチロウ、八雲ショウヘイとジョカ。
それぞれの悪魔がそれぞれの「知恵」と一緒に「至高天」の入り口に現れ、自分たちが望む創世を行うため、「至高天」へと向かいます。
次回、『真・女神転生Ⅴ』ストーリーの紹介part3へ続きます。
今回は以上です。
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