10月8日発売した新型ニンテンドースイッチでしたが、速攻で転売ヤーの餌食になったものの、どうやらその後、全然売れずに転売ヤーが苦しんでいるようです。
switch転売屋死亡寸前だぞ
みんな買わないできっちりとどめさそうな!! pic.twitter.com/5uz5cBQQxK— 雨宮のん (@non00) October 11, 2021
家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の新型モデルが10月8日に発売されました。元々「ニンテンドースイッチ」自体が転売のターゲットになっていましたが、その新型という事で、今回も儲けようと一斉に動き出した転売ヤーたち。家電量販店などでは抽選販売が実施されたりして、その人気から今回も金額の吊り上げが心配されましたが、どうやらそうもないようです。
発売日翌日にメルカリでは定価に8000円から10000円上乗せした価格で出品されていたようですが、ほとんど売れていないようです。その後、あまりにも売れないためか、値下げが開始され、44,000円当りで取引されているようです。ちなみに新型スイッチの本体価格が37,980円。もし44,000円で売れたとしたら、メルカリ手数料が1割で4,400円。送料が700円以上はかかるので、全てをたすと43,080円になります。売値価格の44,000円からこの43,080円を引くと、利益920円となります。発送先によってはもっと送料がかかりますので、場合によってはそれ以下。利益920円のためにいったい何台仕入れて、何台売れているんでしょうか。仕入れ、梱包、発送などの労力に見合っているかはわかりませんが、かなり渋い利益だと思います。しかも、発売したばかりでこの状況なので、今後、普通に供給されだすとこんな金額では売れなくなるので、不良在庫として残る可能性が高くなります。920円の利益でこういったリスクを背負っていけるのでしょうか。それにしても、あんなに転売で売れていた「ニンテンドースイッチ」が、今回はなぜ転売ヤーたちは売ることができなくなったのでしょうか。
目次
ちゃんとした新型ではない
今回発売された「ニンテンドースイッチ」は新型とはいわれているものの、携帯機として使用する際の画面が、少し大きくなり、ここ数年のiPhoneでも採用される有機ELディスプレイに変わっただけのもの。以前のスイッチと比べて液晶画面は明るく鮮やかな色になっていて、本体内蔵ストレージが64GBに倍増し、本体スピーカーの構造が変わり音がよりクリアに、付属のドックは有線LANに接続できるなど、細かな点で多数の改善・改良がされていますが、性能そのものは元の「ニンテンドースイッチ」と大きな変化はありません。なので携帯機として使用しない人にはあまり魅力的ではないですし、ストレージに関してもSDカードで解決できます。“新型”という言葉が使われてはいるものの、これは「スイッチ2」とか「スイッチPRO」的な次世代モデルではないのです。たしかに元の「ニンテンドースイッチ」より良いものですが、持っている人が新たに買い換える魅力はあまり高くありません。当たり前の話ですが、こういった仕様は発売前からちゃんと任天堂からアナウンスはありました。それを知っているのか、知らないのかはわかりませんが、ユーザーの購買意欲などリサーチした上で、転売ヤーの人たちは売れると予想したのかは怪しい所です。もしこれが、「スイッチ2」とか「スイッチPRO」的な次世代モデルであったなら、利益を出せたと思いますが、今回は定価以上の金額を払ってまで、欲しくないと考えたユーザーが多かったようです。
スイッチでの転売は終了
前回の記事でもお伝えしましたが、元の「ニンテンドースイッチ」もすでに転売ヤーたちは不良在庫となりつつあります。お店やネットでも普通に購入できるようになってきたので、定価よりも高くなったものを購入する必要がまったくなくなっています。そもそもは新型コロナウイルスの影響による巣篭もり需要から売れ始め、品薄になったので、こうした転売が横行したのですが、緊急事態宣言も解除され、新型コロナウイルスに関してはだんだんと収束に向かっています。普通に供給しだし、さらに新型が発売、もっと言ってしまうとある程度の人の所に行き渡ってしまっているものを、高額で販売した所で、売れないのはしょうがないと思います。ようやくですが、「ニンテンドースイッチ」の転売問題は終了したように思えます。同じようにプレイステーション5や、ガンプラなども解決してくれるとありがたいですね。
そして真・女神転生Vが発売
「ニンテンドースイッチ」の新作ソフトして、本ブログ・・・というか個人的には超注目しているのが、ペルソナシリーズなどで有名なアトラスから発売される『真・女神転生V』。ナンバリングの最新作です。私はこのソフトをプレイしたくて、「ニンテンドースイッチ」を購入しようとしていました。息子が「ニンテンドースイッチ」を所持しているのですが、常に『フォートナイト』をプレイしていて、開く時間がないので、私個人用にどうしても欲しかったので、今回の転売ヤー撲滅の話題は非常にありがたいですね。可能なら通勤でも、帰っても悪魔合体をしまくりたかったので、ようやく買いに行くことができそうです。『真・女神転生V』はこれまでのナンバリング作品をプレイしていなくても、物語的にまったく問題ないので、シリーズ未プレイの人にもおすすめです。もし『ペルソナ』シリーズをプレイした事ある人ならきっと面白いかと思います。最近のシリーズは難易度も割と下がっているし、物語も入りやすい感じになっているので、ぜひプレイしてみてください。
最後は個人的な趣味の話になってしまいましたが、「ニンテンドースイッチ」転売問題も一段落のようですね。今後「スイッチ2」とか「スイッチPRO」の話になると心配ですが、それまでは安心できそうです。
今回は以上です。
コメント