ザクの肩が赤に!ガンプラがテーマのドラマ『量産型リコ』スタート!

エンタメ

6月30日からテレビ東京系にて「ガンプラ」をテーマにしたドラマが開始されるそうです。



目次

量産型リコ

6月30日から毎週木曜の深夜0時30分に「深夜ドラマ×プラモデル」をテーマにしたオリジナルドラマが開始されるそうです。ドラマは女性が主人公で巷にいるごく普通の女子が仕事にプライベートに自問自答しながら、「プラモデル」というホビーとの出会いを通じて、大人へと組み立っていく成長の物語とのこと。なんとこのドラマ、「ガンプラ」のBANDAI SPIRITSが制作協力をすることで、毎回実在する様々なプラモデルが登場でするとのこと。すでに予告動画が公開されていて、第1話に登場するのはドラマのタイトルにちなんだ「1/144 量産型ザク」。毎回いろんなプラモデルが登場するとのことで、ガンプラだけというわけじゃないのでしょうか。
というか、予告動画で主人公が制作しているのが旧キットの「1/144 量産型ザク」。昨今発売されている非常にできの良いHGとかMGではなく、私たちが子供の頃に販売されていたプラモデルです。今のガンプラのように色分けなんかされてなく、可動範囲位も狭い昔のキット。たしか旧「1/144 量産型ザク」は足首も可動しなかったと思います。そんな古いガンプラを予告の動画見ていると合わせ目を消したり、塗装したりとかなり本格的な工作をしていました。しかも左肩が赤いんですよね。いろいろネタが満載そうで、今から楽しみです。

ざっくりストーリー(公式より抜粋)

性格、容姿、好きなもの、センスや価値観などあらゆるものが平均的なタイプの人間・小向璃子(こむかい りこ)。イベント企画会社に勤め、会社の中でも“のほほん部署”と言われているイベント3部に所属している璃子は、ある日同僚から言われた「量産型の人間」という言葉に自問自答してしまう。そんな時、ふと町で見つけ模型店が気になり入ってみると、“量産型”と書かれたテレビアニメシリーズ『機動戦士ガンダム』の「ザク」に目が止まり、堅物店主に勧められるままに初めてのプラモデル作りに挑戦することに。璃子は徐々にプラモデルの魅力に惹かれ、それが自分自身を見つめ直すきっかけになっていく・・・。

というのが冒頭の物語のようです。

 

主演は乃木坂46の与田祐希さん

この一風変わったドラマに挑むのは、超人気の女性アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーで、雑誌「bis」や「MAQUIA」などでレギュラーモデルを務めている与田祐希さん。同じくテレビ東京の「モブサイコ100」でテレビドラマに初出演してから、女優業にも活動の幅を広げ、本作で地上波連続ドラマ初主演になるとのこと。個人的に注目しているのは、脚本にTOKYO FMの『スカイロケット カンパニー』でラジオパーソナリティーを努めながら、つい先日コロナ禍を題材にした小説がデビュー作となった、元お笑い芸人のマンボウやしろさんも参加しているとのことで、「ガンプラ」だけではなく、他にもいろいろと注目される作品となるのではないでしょうか。



 

左肩が赤いのはなぜ?

ドラマを見ていればわかると思うのですが、なぜかリコさんが作った「ザク」の左肩が赤いのが気になります。よくわからない人たちからすれば、どうでもいい所だと思うですが、リアルロボットアニメが好きな人にはグリーンの機体の肩だけを赤く塗ってしまうと、おもわず反応してしまうという症状がでてしまいます。ドラマではどんな理由かはわかりませんが、これは『機動戦士ガンダム』ではなく、『装甲騎兵ボトムズ』という作品に登場する量産型が主役機となるリアルロボットアニメに登場したレッドショルダー隊が使用する機体で表現されたものです。『装甲騎兵ボトムズ』の主人公のキリコが以前、吸血部隊と恐れられた「レッドショルダー」という部隊に所属していたという経歴があり、その部隊の機体は右肩のみ赤く塗装されているという設定がありました。左肩が赤いのは『装甲騎兵ボトムズ』の物語中にキリコの仲間であるバニラというキャラクターが、間違えて左肩を塗ってしまうというシーンがあり、スコープドッグレッドショルダーカスタムの公式設定は左肩が赤いものが出回っています。キリコがレッドショルダーに属していた過去作を描いた作品では、ちゃんと右肩が赤くなっています。今回のドラマとは関係のない話題にここまで文字量を使った自分に今、驚いています。

 

過去にあったガンプラを扱ったドラマ

同じように「ガンプラ」を扱ったドラマとしては、昨年2021年の3月からガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」にて配信された『ガンダムビルドリアル』というものがありました。こちらの作品は、作ったガンプラをスキャンして、そのガンプラを操作して戦うといった内容のものでした。元々は「ガンプラ」を同じように戦わせるアニメ作品『ガンダムビルドファイターズ』シリーズから生まれた実写作品で、CGを使用した迫力のあるガンプラバトルが展開され、これはこれで面白かったのですが、アニメシリーズ作品ほどはあまり盛り上がらなかった印象があります。今回ドラマ化される『量産型リコ』はこういったバトルものではなく、プラモデルという物作りに女の子が触れるという日常を描いた作品なので、コンセプトとかそうゆうのがまるで違いますね。

予告動画を見る限り、ガンプラ工作についても描かれるようなので、このドラマをきっかけで「ガンプラ工作」にも興味持つ人が増えてくれるとうれしいですね。

今回は以上です。

コメント