ネタバレ注意!!『ザンキゼロ』のストーリーを完全紹介Part4 傲慢

サブカル

前回の続きです。

ネタバレ注意!!『ザンキゼロ』のストーリーを完全紹介Part3 憤怒
ザンキゼロ』は『ダンガンロンパシリーズ』のスタッフが制作した作品で、『ダンガンロンパ』同様の非常にストーリーが魅力的な作品です。ゲーム性部分が合わなかった人のため、今回はこの『ザンキゼロ』のストーリーを何回かにわけてご紹介します。今回はPart3ゼンの物語です。

ゲーム『ザンキゼロ』のストーリーを紹介しています。今回はPart4。ミナモが主人公の物語です。ここからはミナモ視点で物語が進みます。

思いっきりネタバレとなるので注意してください。

目次

『ザンキゼロ』のあらすじ Part4 傲慢

朝、目を覚ましたミナモは、父と弟と一緒に写った写真を眺めていました。それを警察手帳にしまい、みんなが集まるガレージに向かいます。前回の戦いで手に入れたエクステンドマシーンのパーツをセットしたところ、『クリオネ移植』という機能が追加されました。クリオネといえば、“流氷の天使”と呼ばれる水の中にいるあの生物。しかし、この環境でクリオネがいるのかどうかもわかりません。次の廃墟にあるのではないかと話すメンバー。そもそもクリオネを移植するとどうなるかもわかりません。ツリーハウスから戻ってきて数日経ちましたが、まだエクステンドTVは流れてきませんでした。もし、また次に廃墟が現れれば、ハルトやゼンのように、誰かの過去が暴露されるのではないかと話ていた所で、ようやくエクステンドTVがながれます。

クリオネの移植

エクステンドTVではクリオネについて説明をしました。それはこれまで戦ってきたクリーチャが落とした触手の一部。触手はクリーチャとは違い、寄生生物の一種で、体に寄生させる事で触手を使った特殊能力を使用する事ができると言います。これまで、ボスをはじめとするクリーチャがメンバーを攻撃してきたあの触手を、ペケ字キーのおかげでそれを制御でき今後武器として使うことができると言います。しかし、さすがに触手の移植に躊躇していたメンバーでしたが、次の廃墟には、このクリオネを移植し、その力を使用しないと行けないといいます。そして次の廃墟はすでにもうあるといいます。その場所は真白ガーデンタワーの地下にあるメトロプラザ真白。これまで行くことができなかったのは、地下へと行ける入り口が塞がっていたためで、クリオネの力を使えば、その壁を壊せると言います。

そこでミナモがクリオネ移植に立候補します。おそらく次の廃墟となるメトロプラザ真白は、自分に関係する所ではないかと言います。ミナモの父がメトロプラザ真白で弁当屋をやっていた事や、そこでのひっかかる思い出もある事から、例の攻略ビデオも自分に関する内容になると予想します。なので自分がクリオネの移植をすると言います。これまでも信じられない方法で生き返ってきているメンバー。最初はミナモを静止しましたが、結局クリオネの移植に協力する事にします。

移植方法はエクステンドマシンで、クローン人間として復活する場所である培養槽に入り、これまで手に入れた触手のどれかを別の入口にセットするだけ。移植はこれまでのエクステンド同様に簡単に済みました。しかしミナモはその時、家族の写真もしまってあった大事な警察手帳を失くしてしまいました。

クリオネを使ってみる

とにかくどんな感じになったのかと、ミナモにクリオネを使用してもらいます。左手に意識を集中すると、触手が現れます。どんどん伸びていくその触手にマモルが危険だから元に戻すように言います。ミナモは戻れと強く念じると、触手は元通りになります。ショウとミライが言うには他にもいろいろなクリオネの能力があるといいます。ミナモは次からは、もっとうまく使えると言い、メンバーは一度、真白ガーデンタワーに向かい、地下への入口を探します。

地下への入口を発見すると、ミナモのクリオネの力で、壁を壊すことができました。そのまま地下へと降りるメンバーたち。

攻略ビデオ

たどり着いたメトロプラザ真白は、明かりがなく、非常に暗い場所でした。早速探索を開始すると、案の定エクステンドTVと攻略ビデオが流れ始めます。傲慢というタイトルのその攻略ビデオの内容はやはりミナモについてでした。

ミナモは父と弟と3人で暮らしていました。警察官としての仕事は順調なようでした。そして弟はそんなミナモを誇りに思いますが、父はミナモが心配なようでした。それでも父はミナモが警察で働いてくれるおかげで、弁当屋を続けることができると感謝していました。

ある日、ミナモが仕事から帰宅しているときに少年とぶつかりました。そのあとすぐ聞こえてきた声が「強盗だ!時計が盗まれた!」という声。ミナモは犯人の子供の特徴から、さっき自分にぶつかった少年が犯人であり、その少年が自分の弟であることを知ります。

その後、警察署でミナモは弟を尋問します。なかなか本当のことを言わない弟に対して、警察官としてのミナモではなく姉としてのミナモに対して欲しいと説得します。話してくれた事は誰にも言わないからと説得し、弟はミナモを信じ、すべてを打ち明けます。時計を盗んだのは、街の不良に命令されたからだという。ミナモは誰にも言わないと約束していましたが、結局警察として捜査することにします。

ボスクリーチャの正体

ビデオが終わって、ミナモはゼンから『攻略ビデオに出てきたってことは、ここのボスは家族の可能性がある』と言われます。しかし、ミナモはそれを予想していました。ゼンはハルトや自分のように、嫌いな相手だけがボスになるとは限らないと言います。ミナモは覚悟できていたから、クリオネを進んで移植し、ここまで来たと言います。そしてしばらく進むと、他のクリーチャとは違う雰囲気の大きめのクリーチャが現れます。みんなが警戒していると、そのクリーチャが『ミナモ・・・お姉ちゃん・・・』と言葉を発します。さすがに動揺したミナモ。どうやら今回のボスは、ミナモの弟のようでした。

そのままどこかへ姿を消した弟のクリーチャ。リンコがなんとかボスと戦わずにパーツだけ手に入れられないかとみんなに提案します。しかし、これまでのパターンを考えるとそれは難しいという見解になります。ゼンは本人が良いと言っているのに、余計なことを言って、決心を鈍らせるなと言います。結局、答えがでないまま、さらに奥へと進んでいきます。

傲慢

ある日、ミナモは弟の帰りが遅いのを心配して外に探しにいきました。すると弟と一緒に不良たちが現れました。その不良達は、結局あのあとミナモが逮捕した奴らの仲間でした。不良が言うには、仲間を逮捕された報復のため、ミナモの弟がミナモを売ったといいます。そのままミナモは不良たちに拉致され、殴るなどの暴行を受けます。そして不良たちはが弟に「お前もやれ」と命令します。「やめて!アンタはこいつらとは違う!」と弟に説得するも、さらに不良に鉄パイプで殴られてしまい・・・とここで攻略ビデオは終了します。

弟のクリーチャとの戦い

そして近づくボスのいるエリア。ここでリンコがまた弟と戦わない方法はないかと言ったのですが、ゼンが代案がないなら、もう言うなと強く言います。ミナモの決心はおそらくギリギリの所で、他に方法がないのでなんとかやる気になっているのに、その決心を弱めることの方がミナモのためにならないと言います。ミナモはリンコにもゼンにもお礼を言うと、決心は変わらないと改めて意思表示し、弟のクリーチャがいるエリアに踏み入ります。

ゴメンナサイという言葉を言う弟のクリーチャでしたが、行動はこれまでのボスクリーチャのように仲間たちに襲いかかってきます。みんなで必死に戦い、時にはクリオネの力を駆使し、そしてなんとか弟のクリーチャを倒します。戦いが終わると、本当は弟と戦いたくなかったと1人思うミナモ。いつか姉ちゃんもそっちに行くから、そん時にいっぱい叱って・・・と1人考えるミナモにゼンが『もう終わった。結果はかわらない。だからもう気丈に振る舞う必要ないよ。』と実はゼンも家族と戦うことに対して、ミナモに無理させていた事を深く考えていました。しかし、泣くのはガレキ島に帰ってからと、これまでと同じ流れで、パーツを持って戻ろうとした時でした。

クリオネを移植した時に失くした家族の写真がはいった警察手帳を見つけます。なんでこんな場所に・・・と不思議に思うミナモ。ここにきたのは初めてのはずなのに、ガレキ島で失くした手帳が、なぜメトロプラザ真白の奥の部屋にあるのか。不思議がっていた時、誰かの鼻歌が聞こえました。

 

謎の黒いクリーチャ出現

その曲は『ロンドン橋』。鼻歌の方を向くと、黒くこれまでとまったく違う雰囲気のクリーチャが立っていました。突然のことに動揺するメンバー。すると黒いクリーチャはものすごいスピードで、仲間たちを一瞬で倒してしまいます。クリーチャからの攻撃のダメージと、なぜかこの『ロンドン橋』の鼻歌を聞いていると、体に力が入らないメンバーたち。黒いクリーチャはそんなメンバーには気を止めず、サチカの元に向かいます。

サチカはそのクリーチャに向かって『クロスケ?』と問いかけると、クリーチャは手に持った刃物でサチカを刺しました。一度ではなく、何度も何度も刺します。泣きながら苦しむサチカ。

ミナモたちは動けません。ミナモはサチカが刺され続けられる状況を見て、頭に謎の記憶が蘇ります。その記憶はサチカが同じように別の男に刺されるイメージ。

その男の正体がわからぬまま、ミナモたちは意識を失います。気付いた時には、サチカの姿はなく、義手と義足、そしてペケ字キーのみ残っていました。

子供の頃の記憶

なんとかガレキ島に戻り、サチカをエクステンドします。体の痛みは治ったものの、震えが止まらず、泣きじゃくるサチカ。いくら生き返えれるとしても、なぶり殺しになるのは、精神的なダメージが強かったようで、その日は医者のマモルが付き添い、休ませる事にしました。

そしてミナモはサチカが襲われている時に、見えたイメージをみんなに話します。するとハルトとゼンは同じ記憶が見えたと言います。記憶でサチカが襲われていた場所は、このガレージだったというミナモ。しかしリンコとリョウは覚えていないと言っていました。ミナモはみんなに小学校の頃とか子供記憶があるかを聞くと、みんな記憶がない事に気づきます。

そして1人、空を見上げながら、ユマが『そろそろ終わらせなければ』と呟いていました。

Part5 暴食へ続きます。

ネタバレ注意!!『ザンキゼロ』のストーリーを完全紹介Part5 暴食
ザンキゼロ』は『ダンガンロンパシリーズ』のスタッフが制作した作品で、『ダンガンロンパ』同様の非常にストーリーが魅力的な作品です。ゲーム性部分が合わなかった人のため、今回はこの『ザンキゼロ』のストーリーを何回かにわけてご紹介します。今回はPart5ユマの物語です。

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