世界累計出荷本数が1200万本を突破し、国内でも累計出荷本数が100万本を突破してたと先日紹介したばかりの『エルデンリング』。3月17日に配信されたパッチにより、初心者救済と言われていた強力な戦技「霜踏み」が弱体され、SNSなどで阿鼻叫喚となっています。
目次
アップデートVer.1.03
『ELDEN RING』の最新アップデートファイルの配信を開始いたしました。アップデートの内容はリンクよりご確認ください。引き続き、お楽しみいただければ幸いです。 https://t.co/JzWncp7lY5
— FROMSOFTWARE (@fromsoftware_pr) March 17, 2022
霜踏みナーフキタコレ#エルデンリング,#アプデ,#PS5Share, #ELDENRING pic.twitter.com/hvyJFHRlyr
— MUGI (@kinmugi666) March 17, 2022
エルデンリングアプデきて霜踏みナーフがトレンド入り
個人的には使ってなかったのでどっちでもいいですが霜踏みゲーとか揶揄されなくなるならいいかな
竜祈祷楽しい pic.twitter.com/4c3i9YoGWI— ぽんちょす (@9vWU3YWIq6Dq3ef) March 17, 2022
霜踏み弱体化されたので、他におすすめの戦技あれば教えてください。#エルデンリング#ELDENRING
— たもたも@エルデンリング (@tamotamo_ELDEN) March 17, 2022
2022年3月17日にフロムソフトウェア最新作『エルデンリング』にてアップデートが実施されました。NPCと遭遇した際に、地図上にアイコンとNPCの名前が記録される機能の追加されたり、一部のフィールドにおいて、夜の時間帯に流れるBGMを追加するなど、非常に多くの追加要素があります。アップデートの詳細内容については、本記事の最後にまとめて紹介します。
今回話題となっているのが、バランス調整について。本ブログでもおすすめしてしまった『霜踏み』や『血の斬撃』など強力な戦技がことごとく弱体化されてしまいました。ネットでは大騒ぎになっているので、あえて今回記事にするつもりなかったのですが、以前に初心者に向けて今回弱体化された『霜踏み』や『血の斬撃』を強くおすすめしてしまったこともあり、今回本記事への誘導も含めてアップしました。
弱体については、『霜踏み』がモーションと威力の性能が下がってしまっています。アップデート後の体感としては、攻撃力が半分〜1/3くらいになってる感じがしました。ただ範囲攻撃で一瞬敵の動きを止めることができるので、まったく使えないというわけではないのですが、やっぱり弱くなった感は大きいですね。それと『血の斬撃』も自分のダメージが大きくなり、威力とモーション性能をわずかに下方修正したとのこと。あと私はまだ手に入れていないのですが、「写し身の雫の遺灰」で召喚する霊体も弱体化され、これについても話題になっています。
私なんか『霜踏み』使っていても死にまくっていたヘタレなのに・・・・。
『霜踏み』の代わり
そんな私のようなヘタレ褪せ人のために、『霜踏み』や『血の斬撃』に代わる戦技を探しました。そして見つけてきました。一つは手に入れるまではかなり先に進めないといけませんが、もう一つは以前紹介したルーン稼ぎの動画の場所で簡単に入手することができます。2つともかなり強力なのですが、ネットなどで強力だ強力だと騒いでしまうと、今回の『霜踏み』や『血の斬撃』のように弱体される可能性があるので、その場合はまた別のものを探す必要があります。そうなる前に『エルデンリング』をクリアしましょう!
戦技『赤獅子の炎』
『霜踏み』人気のせいで、その性能の良さが話題にならなかった戦技が『赤獅子の炎』です。戦技を出すのに『霜踏み』と比べるとやや遅いのですが、広範囲で威力が高いです。そして注目すべきは、動画をみればわかると思いますが、何度か当てているとボスを含め、敵の体勢を崩しやすい事。今回の『エルデンリング』は敵が体勢を崩すと「致命の一撃」という大ダメージを与えることができます。『霜踏み』と同様かそれ以上という人もいる中、今回のパッチでは弱体化されていません。入手方法も非常に簡単。『霜踏み』弱体で困っている人は、まず『赤獅子の炎』を入手してみてはどうでしょうか。
刀『屍山血河』
屍山血河(ちーかわ) マルギット戦
#ELDENRING #エルデンリング pic.twitter.com/fx1mVCKKZ7— 月の魔術師 (@Elden_Ring2) March 17, 2022
ツイッターの動画で見てわかる通り、『血の斬撃』など比べ物にならないほどの威力を発揮する戦技があります。この強力な戦技『死屍累々』を使用することができる武器の名前が『屍山血河』。今回弱体ではなく、上方修正された武器がこの『屍山血河』です。『屍山血河』には能力補正がかからないという不具合があったのですが、今回のパッチで修正されたとの事。その修正によってとんでもない性能になったということで話題になっています。ただし、入手できる場所がある程度ゲームを進めないと行けないのが『霜踏み』や『血の斬撃』のようにはいかないところ。『屍山血河』が手に入る「安息教会」のある巨人たちの山嶺へは、アルター高原の最東にあるロルドの大昇降機を動かすことで入れるようになります。ロルドの大昇降機に繋がる王都の出口は封じられているので、王都のボスを倒さなければ先に進めません。ここに行ける人であれば、「安息教会」にて侵入してくるNPC「翁」を倒すことで、屍山血河が手に入ります。なおストーリー上で戦う、巨人たちの山嶺にいるボス「火の巨人」を倒すと「翁」が出現しなくなってしまうようなので、「火の巨人」を倒す前に「安息教会」にいくようにしましょう。下の動画の方法をやれば、簡単に『屍山血河』を入手する事ができます。それまでは『赤獅子の炎』などを駆使しながら、なんとか「安息教会」まで辿り着いて入手しましょう。
ナーフってなに?
さて、今回の『霜踏み』の弱体化について、ツイッターでみんなが使っていた「ナーフ」という言葉の意味がご存知でしょうか。「Nerf(なーふ)」とは、パッチやアップデートにより、武器やスキル、クラスなどが弱体化されることを指す用語でありスラングです。主にオンラインゲームで使用されることが多い言葉で、今回の『霜踏み』のように強力だったり、ゲームのバランスを崩すと判断された場合、その後のゲーム環境を維持するためアップデートによる修正で弱体化されることを「ナーフ」と呼ばれてるわけです。この「Nerf」の語源は、アメリカのHasbro(ハスブロ)社が発売している、スポンジ製の弾を発射して遊ぶ「ナーフ」シリーズのおもちゃの銃からきていて、アップデートなどを通して強力だった武器が「Nerf」のように弱くなってしまう、というユーザーの嘆きから広まったスラングとのことです。
アップデートに含まれる主な項目
というわけで最後に今回のアップデートの詳細をのせておきます。『霜踏み』や『血の斬撃』、『赤獅子の炎』や『屍山血河』以外にも『エルデンリング』には強い武器や戦技はまだまだたくさんあります。私のようなヘタレ褪せ人は、動画やネットなどいろんな情報で自分なりの強力なアイテムを探すのもいいかもしれませんね。
追加要素
- NPCと遭遇した際に、地図上にアイコンとNPCの名前が記録される機能の追加
- NPC「小壺」を追加
- 以下のNPCイベントにいくつかのフェーズを追加
- ディアロス / ネフェリ・ルー / ケネス・ハイト / ゴストーク
- 複数のシチュエーションにおいて、召喚できる共闘NPCを追加
- アイテム「擬態のヴェール」において、プレイヤーが擬態する物体のパターンを追加
- 一部のフィールドにおいて、夜の時間帯に流れるBGMを追加
不具合の修正
- 一部のボス戦において、召喚したNPCがダメージを受けなくなる不具合の修正
- 一部のボス戦において、ボスを倒してもアイテムを入手できないことがある不具合の修正
- 特定のキーコンフィグにおいて、NPCとの会話時に台詞がスキップされる不具合の修正
- 騎乗する際に失敗して行動不能になる不具合の修正
- 一部の武器において神秘の能力補正が正しくかからない不具合の修正
- 特定の状況下においてアイテム「お守り袋」を2個以上入手出来なくなった場合に、「双子の老婆」のショップラインナップに「お守り袋」を追加する変更
- 終盤において、地図から祝福に移動できなくなる不具合の修正
- 「火の巨人」との戦闘後に次のエリアに移動できなくなる不具合の修正
- 一部の武器の強化時において補正値が想定と異なる不具合の修正
- 一部の武器に想定した補正がかからない不具合の修正
- 特定の環境下においてハングする不具合の修正
- マルチプレイ時において、マルチプレイが可能なエリアの境界が想定と異なる不具合の修正
- 戦技「黄金樹の大盾」において、特定のアイテムや祈祷などの効果中に、攻撃を吸収していなくても反撃が発動する不具合の修正
- 祈祷「火の大罪」の想定と異なる効果を修正
- 戦技「デターミネーション」および「王騎士の決意」の使用時に、戦技を使用していない武器の攻撃力が上昇する不具合の修正
- 魔術「見えざる姿」のグラフィック表現を調整
- 特定の手順で入手できていた「ボロ屑」装備の削除
- 一部の敵対NPCが「鉤呼びの指薬」をドロップする不具合の修正
- 一部のシチュエーションにおいて想定と異なるサウンドが再生される不具合の修正
- 一部のマップにおいて描画と当たり判定が想定と異なる不具合の修正
- 一部の敵において描画や挙動が想定と異なる不具合の修正
- 一部の防具においてパラメーターが想定と異なる不具合の修正
- テキストの修正
- その他いくつかのパフォーマンスの改善、不具合現象の修正
バランス調整
- 一部の敵において、アイテム「鍛石」のドロップ率を上方修正
- 序盤の一部のショップラインナップにアイテム「鍛石」を追加
- 「盾」の性能を上方修正
- 攻撃系の「壺」アイテム全般の威力を上方修正
- 以下のアイテムの威力を上方修正
火花の香り/毒の噴霧 - 以下のアイテムの効果時間を上方修正
鉄壺の香薬 / 高揚の香り - 以下のアイテム使用時におけるトレントのHP回復量を上方修正
ロア・レーズン / スイート・レーズン / フローズン・レーズン - 以下の魔術のFP消費量を軽減し、威力を上方修正
輝石の彗星 / ほうき星 / 夜の彗星 - 以下の魔術の威力を上方修正
重力弾 / 星砕き / 結晶連弾 - 以下の魔術のFP消費量を軽減
流星群 / 岩盤発破 / ハイマの大槌 / 創星雨 / 滅びの流星 / 巨剣陣 / 降り注ぐ魔力 / ローレッタの大弓 / ローレッタの絶技 / カーリアの大剣 / カーリアの貫き / 渦巻くつぶて - 魔術「輝石の大つぶて」の弾速と射程を上方修正
- 戦技「霜踏み」の威力とモーション性能を下方修正
- 戦技「血の斬撃」使用時の自傷ダメージを増加、威力とモーション性能をわずかに下方修正
- 戦技「夜と炎の剣」の威力を下方修正
- 戦技「鉄壁の盾」のFP消費量を増加し、効果時間を下方修正
- 戦技「司教の突進」のFP消費タイミングを調整
- アイテム「写し身の雫の遺灰」で召喚する霊体の攻撃力を下方修正、行動パターンを調整
- その他、いくつかの敵や武器などのバランスを調整
今回は以上です。
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