バイクや車で有名なホンダがバランスを崩しても倒れず、支えがなくても倒れない自立するバイクを公開しました。ホンダといえば以前から有名なロボットのASIMOがありますが、今回公開された技術は、このASIMOの技術を応用したものとの事です。
今回公開され、話題になっているこの“倒れないバイク”ですが、実は2017年の東京モーターショーですでに発表されていました。ライダーが乗っていなくても自立できるバイクの技術「Honda Riding Assist」。この技術があれば、転倒することはありませんし、事故を防いで安全にバイクに乗ることができるようになるとのこと。ライダーが少しバランスを崩しても倒れた方向と反対側に車体が動くことでバランスを保ち、低速での走行や止まった時のふらつき、転倒のリスクを減らせるとのことです。ホンダは2050年までにバイクや自動車が関わる交通事故での死者をなくすことを目指すと宣言もしました。
目次
ASIMOの技術
ペッパー君の方に人気が移ってしまい、忘れられがちちなったASIMOでしたが、今回の技術はこのASIMOでのノウハウが活かされているとのこと。ちなみにASIMOは昨年の2020年で、誕生から20周年を迎えたそうで、特設サイトも立ち上がっているようです。たしかにASIMOの歩くバランスを考えると、こういったバイクでバランスをとる技術に活かせる気はしますね。現在、バイクではなく4輪の自動車の方では、盛んに自動運転の技術を各社で競っているように見えますが、転倒しないバイクというのもなかなかの未来の技術ですね。この技術がしっかりと確立して、自動車の自動運転の技術を応用すれば、バイクでも自動運転が可能になるのではないでしょうか。
衝突も防ぐ技術も欲しい
さて、今回ホンダは2050年までにバイクや自動車が関わる交通事故での死者をなくすことを宣言しましたが、バイクに関しては、転倒というより衝突の事故の方が多い気がします。私も昔原チャリでカーブを曲がる際に派手に転倒し、怪我した記憶があるので、今回の転倒を防ぐ技術は非常に素晴らしいものです。しかし、転倒ではなく、衝突を防ぐ技術が交通事故での死者をなくすことつながるように思えます。現在、4輪の自動車の方では、前の車との車間距離が近づきすぎると、アラームが鳴ったりと、どうにかして衝突を防ごうという動きもありますので、バイクにもそういった衝突を防ぐ方向でも、今回のような未来技術を使用していってもらいたいですね。
そしていつかゲームのような世界に
さて、今年私が一番長時間プレイしたゲームである『サイバーパンク2077』というがあるのですが、このゲームの世界観は、未来を舞台にしたオープンワールド。主人公の移動は徒歩だけではなく、クルマやバイクも使用できるのですが、他にも道路にはクルマが走っているため、追い抜いたりするのにはバイクが便利でした。そんな『サイバーパンク2077』でのバイクは、呼び出せば主人公がどこにいても、主人公のところまで自動で走ってきてくれます。ゲーム中に「いくら未来になっても、こんなに便利にはならないだろう。」と思ってプレイしていましたが、今回のこの転倒しないバイクと、自動運転のことを考えると、まったくありえないことではないんじゃないかと思えてしまいました。そんなゲーム中では私はガンガン追突していましたので、前述で伝えたような“衝突を防ぐ技術“はやはりむずかしそうですね・・・。
最後に全然関係ないゲームの話をしてしまうのが、私のブログらしいですね。でも無理矢理繋げてきたように見えますが、今回の話題で最初に浮かんだのが、『サイバーパンク2077』だったのは本当です。・・・私がおかしいだけですね。
今回は以上です。
コメント