『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の物語のネタバレを紹介していきます。未クリアの人やプレイする予定の人は注意してください。
目次
神獣ヴァ・ルーダニア
リンクとユン坊はオルディン橋を渡り、橋の向こうにある大砲を使って神獣ヴァ・ルーダニアを攻撃することになりました。その動きに反応したのかヴァ・ルーダニアは胴体部分から無数の機械を発射させました。ユン坊の話によるとあれは偵察機で、センサーがついていて、あの偵察機に見つかってしまうと、ルーダニアが暴れ出し、デスマウンテンが噴火し辺りに火山弾を降ってくるといいます。ユン坊はいつも見つかってしまうらしく、先に進むのは難しいと言います。リンクは自分が先行し、見つからないようであれば口笛でユン坊に合図を送ることにしました。作戦の通り、リンクが偵察機に見つからないように近づき、見つからないようであればそのままユン坊を呼び、見つかりそうになれば偵察機を死角から破壊しました。
なんとか大砲の場所までたどり着いた二人。ユン坊は「ダルケルの護り」を使って、大砲の中に入り、リンクがルーダニアに向かって発射しました。たまらず逃げていくヴァ・ルーダニア。そのまま先にある大砲へ移動し、同じように攻撃します。そして最後の大砲でルーダニアを攻撃した時、神獣ヴァ・ルーダニアはデスマウンテンの火口の中へと逃げて行きました。それを見たユン坊は「今がチャンスコロよ」とリンクに今ならルーダニアの中に侵入できると言います。リンクは火口深くで動きを止めているヴァ・ルーダニアに向かって、パラセールで降りて行きました。
炎のカースガノン
ルーダニアの入り口についたリンクはシーカーストーンで端末にアクセスしました。
「おお、久しいな相棒。おめえなら必ずここに来る・・・俺はそう信じていたぜ!」端末が起動した途端、懐かしい力強い声が聞こえました。声の主はもちろんダルケルです。ダルケルもミファーと同じように魂がヴァ・ルーダニアに100年間囚われていました。ダルケルがリンクにヴァ・ルーダニアの制御を取り戻すには、制御端末がある所まで行かなければならないと伝えます。ダルケルは声でリンクを制御端末へ導きます。ルーダニアの中は、ヴァ・ルッタの時と同じように、ガノンの怨念の一部である黒いモヤや、小型のガーディアンなどが徘徊していました。リンクはそのすべて退け、ルーダニアの制御端末へたどり着きました。そして端末へアクセスしようとした瞬間、前回と黒いモヤが吹き出してきました。「ソイツはガノンが造り出したバケモンだ。100年前の俺は不覚を取っちまったが、おめえならきっと・・さあ、やっちまいな相棒!」100年前にガノンが、自分の力を宿した分身を送り、このヴァ・ルーダニアに送っていたのは「炎のカースガノン」。大きな剣をもった魔物で、リンクはダルケルにハッパをかけられ戦いに挑みました。制御装置のある場所はルーダニアの背中部分で、非常に暑い場所。熱さに耐えられる防具を着ていても体にこたえます。その上「炎のカースガノン」は右手に大きな剣、左手で炎を浴びせてきます。それでもリンクは大きな剣の攻撃を避けながらも攻撃を与えていきます。すると「炎のカースガノン」は左で炎をため、大きな剣にもまとわせました。それから剣からも炎が襲います。
かなり追い詰められたリンクでしたが、「炎のカースガノン」が左手に炎を貯める際、上昇気流が生まれるのを利用して、シーカーストーンのリモコン爆弾を投げ、舞い上がった爆弾を「炎のカースガノン」の所で起爆します。宙に浮いていた「炎のカースガノン」が落ちて着ました。「チャンスだ、相棒!」ダルケルの声に合わせ、リンクは剣を叩きつけ、「炎のカースガノン」を倒しました。
ダルケルとの再会
これでようやく制御が回復し、神獣ヴァ・ルーダニアを取り戻す事ができました。制御装置にシーカーストーンをかざしました。「やったな相棒」振り返ると、そこにはダルケルの姿がありました。
「おめえのお陰で俺の魂は解放された・・・しかし、面目ねえ。俺はハイラルをも守ることもできずにやられちまって。」さらにこうしてリンクに迷惑をかけてしまったことも詫びました。ダルケルらしい愛嬌のある挨拶でした。「俺はこれからこいつをうごかしてガノンの野郎を狙いに行くぜ。」ダルケルもミファーと同じようにリンクがハイラル城でガノン本体と戦う時、この神獣ヴァ・ルーダニアとともに強力な一撃を食らわせるといいます。「じゃあ行きな、相棒。姫さんを頼んだぜ」ダルケルはそう告げて、リンクをヴァ・ルーダニアの外へと転送しました。
そして制御を取り戻したヴァ・ルーダニアはダルケルとともに、デスマウンテンの上からハイラル城のガノンに向け、ビームを放ちました。リンクがガノンとの決戦の時に力になれるように。100年ぶりのハイラルを見つめながらダルケルは悪くないといいます。故郷のゴロンシティを見下ろした時、下でリンクの帰りを待っているユン坊を見かけました。「へ、ほんとに悪くねえ景色だぜ」そう言ってユン坊に向かって手をあげるダルケル。ユン坊にも見えたようで、手を振り返していました。
ウツシエの記憶へ
ゴロンシティに戻ってきたリンクを待っていたのはユン坊と腰痛がおさまったブルドーでした。二人はすっかり大人しくなったヴァ・ルーダニアを見上げながら、これで採掘が再開できると言います。リンクにお礼を言う二人。リンクはミファーとダルケル、二人の記憶を戻した時、カカリコ村でインパに渡された画像「ウツシエ」を思い出しました。もっと他のことを思い出すかもしれない。そう思いリンクは記憶を取り戻すため、いくつかのウツシエに写る場所を探すため、ゴロンシティをあとにしました。
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