実物大νガンダム立像ついにお披露目!ククルスドアンの主題歌も発表

サブカル

実物大のν(ニュー)ガンダム立像『RX-93ff νガンダム』が、九州初となる「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」の開業に合わせて、4月25日から一般公開が開始されました。それに先駆けて24日に同所でオープニングセレモニーが実施されました。



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RX-93ff νガンダムお披露目

これまで何度か当ブログでも紹介してきた実物大のν(ニュー)ガンダム立像『RX-93ff νガンダム』。正直、その大きさや設置場所から公開前からその姿はすでにあちこちで紹介されていましたが、「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」の開業に合わせて、4月25日からついに一般公開が開始されました。そして、それに先駆けて24日に同所でオープニングセレモニーが実施されたとのこと。
オープニングセレモニーには、νガンダムといえばこの人、アムロ・レイの声優を務めた古谷徹さんと、歌手の森口博子さんが登壇。さらに会場では『機動戦士ガンダム』シリーズの総監督の富野由悠季さんによるビデオコメントもあったとのこと。そして極めつけが6月3日に全国でロードショーされる劇場アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』主題歌を森口博子さんが担当することが発表され、そのタイトルも「Ubugoe」ということが発表されました。セレモニーでは『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』についてのトークが繰り広げられ、『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』の劇場公開からおよそ40年ぶりに再び15歳のアムロ役を演じた古谷さんは「40年ぶりに15歳のアムロを演じるのは、正直不安もありましたが、非常にうれしかったです。安彦監督が描くキャラクターは常に表情豊かに演技してくれるので、ためらいがなくお芝居ができました」とコメントしていました。「モビルスーツの格闘戦がカッコよくて、美しいです。存在感もとてもリアルなんですよね」と映画の見どころも紹介しました。

ちなみにシャアも偵察にきていたとツイッターでも話題に。

 

『ククルス・ドアンの島』主題歌

『ククルス・ドアンの島』主題歌は森口博子さんの「Ubugoe」に決定したと発表がありましたが、今回森口さんにオファーしたのは安彦監督とのこと。そのことについて森口さんは「これまで10代から、ずっとガンダムの楽曲を歌わせていただいてきましたが、50代になっても、ガンダムの歌を歌いますとライブで宣言していたんです。それを安彦監督が覚えてくださっていて、『そろそろ50代になったかな。この作品に森口さんの声がほしいです』と声をかけていただいて、夢をかなえることができました。また、安彦監督からも第15話『ククルス・ドアンの島』を映画化することが40年越しの夢だったとうかがって、監督と私、2人そろって夢がかないました」とコメントしていました。最後のあいさつでは森口さんからは「17歳のころからガンダムの歌を歌ってきた身として非常に幸せな空間でした、感無量です」、古谷さんからは「『ククルス・ドアンの島』はモビルスーツがカッコいいのはもちろんのこと、暖かい人の心、立場を超えて人は分かり合えるという思いがこもった映画になっていると思います。はっきり言って、泣けます。ぜひ、劇場にお越しください」とコメントしていたました。

 

森口博子さんとガンダム

今回、『ククルス・ドアンの島』主題歌を歌うこととなった森口博子さん。若い世代にはそれがなんだかさっぱりわからないと思います。森口博子さんが17歳の時にデビューした時の楽曲『水の星へ愛をこめて』は当時テレビで放映中だった『機動戦士Zガンダム』の後期のオープニングテーマでした(前期OPは鮎川麻弥さんの「Z・刻を越えて」)。この頃のロボットアニメの主題歌は、サビの歌詞には大体番組のタイトルを連呼するパターンが主だったのですが、この『水の星へ愛をこめて』は歌詞に番組タイトルが一切登場しない、当時では非常に珍しい曲でした。ガンダムファンの間でも非常に人気の曲で、その後、本人含め様々なアーティストにもカバーされています。それからしばらくして、森口博子さんがバラエティ番組などで活躍しだし、人気になっていきました。
一方ガンダムはというと今回公開された「νガンダム」が主役になった映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』以降、。途中で富野監督以外の作品のOVAは製作されましたが、一度ガンダム作品は作られなくなる時期がありました。それからしばらくした後、19991年に満を持して富野由悠季監督、キャラクターデザインが安彦良和、メカニカルデザインに大河原邦男というガンダム御三家が再び揃い、完全新作となる映画『機動戦士ガンダムF91』が公開されました。そしてその時の主題歌となったのが森口博子さんの歌う「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」だったのです。私は個人的には『水の星へ愛をこめて』よりこっちの方が好きです。それからだいぶ後になるのですが、森口博子さんは他のガンダムで使用された曲などもカバーしてきて、ここにきて久しぶりに新作の主題歌となったわけです。



 

関連商品もプラモだけじゃない

さて『RX-93ff νガンダム』に関しては、現地の『ガンダムパーク福岡』で限定販売される『RG 1/144 RX-93ff νガンダム』、『ENTRY GRADE 1/144 RX-93ff νガンダム』、『BB 戦士 RX-93ff νガンダム』という3アイテムがプラモデルとして販売することをすでに紹介済みでした。後に公開された映像などを見ると、今回の立像の特徴である「ロングレンジフィンファンネル」のアクションが再現された「RG」が狙い目かと思っていたんですが、さすがバンダイ。模型が苦手な人のためにアクションフィギュアでも商品を展開するようです。一つは完成品のアクションフィギュアとして非常に多くのアイテムを展開しているシリーズ「ROBOT魂」より、『<SIDE MS>RX-93ff νガンダム』が登場。こちらは税込で5,500円とのこと。そしてもう一つは大きいサイズで、ダイキャストなどを使用した高価なシリーズで有名な「超合金」のブランドでもアイテムを販売。『超合金 RX-93ff νガンダム』は税込価格26,400円とかなりお高いアイテムとなっています。しかし、公開された動画でロングレンジ・フィン・ファンネルをブンブン振り回していたサーベルのエフェクトパーツはこのアイテムにしかつかない様子。いずれも現地での限定品になるそうです。

実物大νガンダム立像お披露目に合わせ、『ククルス・ドアンの島』の新情報も公開。個人的にはテレビの新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の続報にも期待したのですが、それはまた別の時になるでしょうか。

今回は以上です。

 

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