『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の物語のネタバレを紹介していきます。未クリアの人やプレイする予定の人は注意してください。
目次
次の神獣へ
ゾーラの里で英傑の一人、ミファーの魂を解放し神獣ヴァ・ルッタの制御を取り戻したリンクはゾーラの里の北西にあるゴロン族たちが住む「ゴロンシティ」を目指すことにしました。ゴロンシティのあるオルディン地方は水に囲まれたゾーラの里とは打って変わって、火山や溶岩に囲まれた土地。途中で馬宿でゴロンシティに向かうことを他の旅人に伝えたところ、ゴロン族ではない他の種族では特別な薬を飲まないとみんな火がついて燃えてしまうといいます。その旅人から「燃えず薬」を買ったリンクは休んだ後、遠くに見えるシーカータワーを頼りにゴロンシティへと向いました。
オルディンの塔
目指していたシーカータワー「オルディンの塔」へたどり着き、登ったリンクはこれまで同様にシーカーストーンに新たなマップ情報を取り込みます。すでに一体は溶岩に囲まれていました。「オルディンの塔」から一気にパラセールで降りて、できるだけ距離を縮めるように進みます。程なくしてようやくゴロンシティにたどり着きました。そこで馬宿で買った「燃えず薬」が切れそうでしたが、ゴロンシティではハイリア人でもこの熱さに耐えられる防具が売っていました。リンクはこれを購入し、ようやくまともにあたりを調べることができるようになりました。
ゴロンシティ
すると突然大きな地響きがしました。このゴロンシティの近くにある一番大きな火山「デスマウンテン」の方を見ると巨大なトカゲの形をしたものがデスマウンテンを歩いて移動していました。「チクショー、ルーダニアの野郎!」と声を荒げるゴロン族の人がいました。ゴロン族はハイリア人と比べて大柄で全体的に丸い見た目をしていました。その声を聞いて驚いているリンクにそんな声をあげたゴロン族が「最近、ルーダニアが暴れ出したせいでデスマウンテンの噴火が激しくなった」と言います。ルーダニアとは先ほどリンクが目にした火山を歩くトカゲの形をしたものです。声をあげていたゴロン族の名前は「ブルドー」。ここゴロン組の組長でここゴロンシティの族長のようです。ブルドーいわく、ルーダニアのせいで採掘ができなくなり客足も減って困っているそうです。ブルドーはルーダニアが現れると毎回大砲を使って、火口へ追い払っているとのことでした。そしてそのルーダニアこそが、リンクが取り戻そうとしている「炎の神獣 ヴァ・ルーダニア」でした。
ユン坊
ブルドーは今回もルーダニアを大砲で追い払おうとしていますが、最近腰痛が激しく歩くのもやっとのようです。ブルドーは「北の廃坑」という所へ、「ユン坊」というゴロン族の若者に痛み止めを取りに行かせたが戻ってないといいます。動けないブルドーに代わり、リンクは「北の廃坑」へユン坊を探しにいくことにしました。
「北の廃坑」に着くと岩で塞がれた穴から、誰かの声がしました。穴の中は資材置き場になっているようですが、入り口を塞いでいる岩がどうしても壊せません。あたりを見回すとおそらくブルドーが使うと思われる大砲のようなものがありました。リンクは大砲を使って穴を塞いでいる岩を壊しました。すると中にゴロン族の若者がいました。リンクを見ると魔物と勘違いして資材置き場の中を逃げ回ります。なんとか落ち着かせ話を聞くとどうやらこの若者が「ユン」。みんなから「ユン坊」と呼ばれるいるゴロン族でした。ユン坊にブルドーが探していると伝えました。それを聞くとユン坊は急いでブルドーがいる場所へ向かいました。
英傑ダルケル
リンクもブルドーの所に戻りました。事情をユン坊に聞いたブルドーはリンクに感謝していました。ようやく動けるようになったブルドーは「ダルケル様には悪いが、ルーダニアをぶっ飛ばさねえと」と話します。リンクがダルケル様という人物について尋ねると、そこにある石像がダルケル様だといい、リンクは巨大な石像を見上げました。するとミファーの時と同じようにかつての記憶が浮かびました。
その光景は100年前のここゴロンシティ。ヴァ・ルーダニアを制御できるようになったダルケルとリンクが談笑していました。ダルケルとリンクは英傑たちの中でも親しかったようで、リンクのことを相棒と呼んでいました。そんな二人にデスマウンテンから吹き上がった巨大な岩石が落下してきました。そこでダルケルは特殊な能力でどんな攻撃も跳ね返す「ダルケルの護り」を使い、リンクを岩石から守ってくれました。この山の変化が厄災ガノン復活の予兆なんじゃないかとダルケルは言っていました。
そしてリンクは我に返りました。石像を見たことによって英傑の一人「ダルケル」のことを思い出しました。一方、ブルドーはリンクがまだ聞いていると思い、話続けていました。話によると、さっきリンクが助けたユン坊はダルケルの子孫で、そのせいかあの特殊能力「ダルケルの護り」が使えるそうです。ブルドーはこれまで大砲が効かないルーダニアに対し、「ダルケルの護り」で固くなったユン坊を大砲でブツけ追い払っていたようです。痛み止めを飲んだブルドーはいよいよルーダニアを止めに行こうとしましたが、その瞬間、また腰が激痛に襲われました。あまりの痛みで動けなくなったブルドーはリンクに先に「オルディン橋」へ行ったユン坊に今日は中止だということを伝えて欲しいといいます。リンクは「オルディン橋」へ向かいました。
ルーダニアを目指して
オルディン橋にたどり着いたリンクが見たものは、魔物に襲われているユン坊でした。ユン坊は「ダルケルの護り」を使って魔物からの攻撃に耐えていました。急いで魔物を倒しユン坊を救出したリンク。ユン坊はリンクの強さに喜んで感謝しました。ブルドーからの伝言を伝えると諦めてユン坊は帰ろうとしました。そこでリンクはあの神獣ヴァ・ルーダニアの中に入りたいとユン坊に告げます。ユン坊は困惑しましたが、組長のように「ダルケルの護り」を使った状態のユン坊を大砲でルーダニアにぶつけ、火口まで追い払えば中に入れるチャンスがあるかもしれないといいます。リンクとユン坊は協力してルーダニアを攻撃することにしました。
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