衝撃のラスト!全然違う小説版『機動戦士ガンダム』のストーリー PART1

サブカル

『ガンダムシリーズ』は40年たった現在も新シリーズが続いていて、知らない人でも名前ぐらい聞いた事があるであろう超人気コンテンツ。本ブログ内でも度々ご紹介しています。その原点であるファーストガンダム、『機動戦士ガンダム』について『機動戦士ガンダム』が打ち切りになっていなかったら!宇宙世紀シリーズの時系列と内容についてなど、何度もご紹介してきました。今回はこの『機動戦士ガンダム』のアニメではなく、その小説版のストーリーを紹介します。

『機動戦士ガンダム』の小説はテレビアニメ放送当時の1979年にソノラマ文庫から刊行され、その後に角川スニーカー文庫で新たに刊行されました。どちらも上中下の三巻構成となっています。著者はもちろんTVアニメシリーズの監督を務めた富野由悠季氏。知っている人も多いかと思いますが、この小説版、アニメ版と内容が全然違います。ということは映画版とも違うというわけです。登場人物やメカなどの名前は一緒なのですが、物語の内容や設定のみではなく、ヘタすると登場人物の性格そのものも違っていたりましす。今回はこの小説版の『機動戦士ガンダム』の上巻のストーリーPart1を紹介していきます。

目次

小説版 機動戦士ガンダムのストーリー Part1

物語の始まり

宇宙世紀0079、ジオン公国は地球連邦政府に独立戦争を開始。圧倒的な国力差を誇る連邦政府に対して、ジオン公国軍は人型兵器モビルスーツを用いて連邦艦隊を撃破。開戦時の大虐殺により地球人口の半分は死に絶えてしまいます。そしてこの大敗を受けた連邦軍もモビルスーツの研究と実用化を進めていました。スペースコロニーのサイド7近郊でモビルスーツ運用母艦、ホワイトベース級『ペガサス』がコア・ファイター搭乗員の訓練をしている所から物語は始まりますこのペガサスはアニメ版でいう『ホワイトベース』。そしてサイド7にはジオン公国軍の軽巡洋艦ムサイから発した2機のモビルスーツ『ザク』が侵入しました。

と、ここまではなんとなくアニメ版と同じです。サイド7に接近してきたザクが1機少ないくらいですね。物語の開始の時点で、すでにアムロ・レイ、カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ、リュウ・ホセイが軍人として連邦軍の士官候補生として登場しています。軍人なのでシゴキに合い、直属の上官から怒鳴りつけられたり、ビンタを食らっています。なのでアムロはアニメ版と違い、甘ったれた事も言いませんし、年齢も19歳となっています。


侵入したザク二機は、ジーンの方ではなく、シャアを「若造の上司」と嫌っているデニムの独断により、ペガサスに納入中の連邦軍モビルスーツ部隊を攻撃します。ジーンもそれに習います。ちなみに小説版のシャアは同じ理由で、ドレンやアカハナからも嫌われています。
ザク2機の攻撃に対して、連邦軍側もコアファイターで迎撃しますが、避難する住民や一部の軍人も巻き添えにしてしまい、アムロ達の5人目の同期だったシアンもコアファイターの破片を食らって死んでしまいます。それを目の当たりにしたアムロが逆上し、ガンダムに乗り機動し、ジーンのザクを撃破します。驚いたデニムはガンダムを放置してサイド7を脱出します。

ルナツーへ向けペガサス出港

ザク2機の攻撃で正規クルーの大半が死傷し、アムロの幼馴染みである民間人のフラウ・ボウたちや軍の通信班にいたセイラ・マスらを収容したペガサスはサイド7を出港。ルナツーに向うことになります。この辺りでアムロはセイラに一目惚れします。さらにセイラはペガサスのクルーの間でドジと呼ばれていたりして、アニメ版とだいぶイメージが違います。メカの方もガンタンクは登場せず、ガンダムとガンキャノンのみ登場しています。

ガルマ散る

ルナツーに向かっていたペガサスでしたが、シャアの妨害を受けてジオン公国軍の宇宙拠点キャリフォルニア・ベースのガルマ・ザビが率いるガウ部隊に待ち伏せされてしまいます。ガウは宇宙空母になっていて、ドップも宇宙攻撃機となっています。つまりガルマは宇宙にいます。ガウ3隻とシャアの猛攻をペガサスは乗り越えます。ここでアニメ版同様でガルマはガウで特攻して戦死しますが、なんとシャアは謀りません。『謀らないな!シャア!』というセリフはありませんが、シャアはガルマの事を本当に心配する友となっています。ガンダムと戦闘しながらもペガサスに特攻するガルマにシャアは、『ガルマ!よせ!!』とか絶叫したりします。ザビ家の事は恨んでいるものの、ガルマについては友情の方が勝っていたため、ガルマの死に悲しんだりします。そしてそれ以上に、ガンダムやペガサスがガウの猛攻を避け、直撃していない事にビビったりもしていました。

シャア:『木馬には悪魔でも乗り移っているのか?悪魔・・・いや・・・ニュータイプの部隊なのか?』

シャアは父『ジオン・ズム・ダイクン』が提唱したニュータイプの存在を確信するのでした。

早々に宇宙でガルマが登場しましたが、小説版はこの後も地上に降下しません。ずっと宇宙の話で終わります。なのでアニメ版の地上編は丸々カットされています。カットされているので、もちろん地上にて登場した名パイロットたちは登場しません。ただし、ランバ・ラルだけは、ギレン・ザビの親衛隊に役割が変更され登場します。でもアムロやセイラに関わらないので、モビルスーツにも乗らないで、戦死もしません。

ルナツーに到着

ガルマを退けルナツーに入港したペガサス。ここでフラウ・ボウ含む民間人はすべてペガサスを下船します。フラウ・ボウは民間人のままです。そしてペガサスのクルーは、ワッケイン大佐と宇宙軍総司令のレビル大将に賞賛され、第十三独立戦隊に組み込まれテキサスコロニー方面へと進行を命じられます。
アニメでは後半に行く事になるゲルググやギャンの出てきたあの『テキサスコロニー』にもう向かう事になります。ここからアニメ版と大きく展開が異なっていきます。

テキサスの攻防

テキサス・ゾーンに入り、マ・クベの攻撃中隊と戦闘になりリュウが戦死。そしてハヤトが乗るガンキャノンがマ・クベ乗艦のチベを撃沈します。続けてシャア率いるザンジバル部隊と戦闘になり、ガンダムはシャアザクの攻撃を避けに避けまくり、ガンダムがシャアザクを大破させます。この時、シャアは脱出します。

セイラはそこでアニメ版と同じようにシャアと再会します。しかし、その後なんとペガサスはザンジバルと刺し違え、両方とも撃沈してしまいます。そこでニュータイプに覚醒したセイラが、燃え盛るペガサスからクルーの脱出を心の声で助けます(アニメ版のラストでアムロがやったように)。

アムロはララァとこの戦場で初めて出会い、アニメ版同様に感応し合います。しかし、この二人の出会いはこの戦場の一瞬のみで、結局アムロはガンダムのビームサーベルでエルメスを貫いてしまいます。ララァは死亡してしまい、ガンダムはエルメスの爆発でコロニーに叩きつけられ大破してしまいます。アムロはコア・ファイターで脱出。その後、アムロを乗せたコア・ファイターは宇宙を漂う事になります。この戦いでテキサスコロニーは完全に崩壊してしまいます。

この時点で宇宙世紀0080になり、アニメ版では終戦を迎えますが、小説版ではここで上巻が終わります。ルナツーから地球には行かず、いきなりテキサスコロニーに行き、シャアザクを撃破、エルメスも撃破、ペガサスは撃沈、ザンジバルも撃沈、そしてガンダムまで大破し、ララァ戦死と怒涛のように上巻では終わっていきます。そして戦争はまだ終わらず、物語は中巻に続きます。

衝撃のラスト!全然違う小説版『機動戦士ガンダム』のストーリー PART2
『機動戦士ガンダム』の小説はテレビアニメ放送当時の1979年にソノラマ文庫から刊行され、その後に角川スニーカー文庫で新たに刊行されました。この小説版、アニメ版と内容が全然違います。登場人物やメカなどの名前は一緒なのですが、物語の内容や設定のみではなく、ヘタすると登場人物の性格そのものも違っていたりましす。今回はこの小説版の『機動戦士ガンダム』の中巻のストーリーPart2を紹介していきます。

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