ガンダムの宇宙世紀シリーズの時系列と内容について説明 Part1

サブカル

これまで『ガンダムシリーズ』について、いくつか記事を書いてきました。今は不要不急の外出は控えなければならない状況で、人によっては、動画サービスなどで、いろいろな作品を網羅しようとする人がいくかもしれません。今回は『ガンダムシリーズ』で一番の主軸であり、古参のファンが最も支持する『宇宙世紀シリーズ』について、作品ごとの時系列と、内容について少し説明します。これを期に『宇宙世紀シリーズ』を網羅しようとしている猛者がいたらぜひ参照にしてください。




宇宙世紀作品の時系列

作品自体が制作されたの時期ではなくて、今回は『宇宙世紀』の年表に沿って、各作品ごとに並べてみました。なお、2021年の時点で映像化されている、もしくは映像化が発表されている作品のみでまとめましたので、ゲーム、小説、コミック、ムックオリジナル展開などの作品については省いています。公式とか非公式とかそういう事ではなく、今回は映像作品のみ絞っています。

 

では、すごく簡単にではありますが、各作品について個人的な意見を交えつつ、
紹介したいと思います。ちなみにかなり長くなってしまうので、今回はPart1ということで、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』までとします。それ以降はPart2で紹介します。

ガンダムの宇宙世紀シリーズの時系列と内容について説明 Part2
『ガンダムシリーズ』で一番の主軸であり、古参のファンが最も支持する『宇宙世紀シリーズ』について、作品ごとの時系列と、内容について少し説明します。 これを期に『宇宙世紀シリーズ』を網羅しようとしている猛者がいたらぜひ参照にしてください。今回はPart2です。

 

「機動戦士ガンダムMS IGLOO(イグルー)シリーズ」

全編CGによる作品で当初、バンダイミュージアムでのみ流されていた映像作品。のちにOVA化されました。何度かに分かれて制作され、シーズン的には3シーズンに別れます。『IGLOO 1年戦争秘録』で3話、『IGLOO 黙示録0079』で3話、『IGLOO2 重力戦線』で3話と全9話ですが、ストーリー上つながっているのは、『IGLOO 1年戦争秘録』と『IGLOO 黙示録0079』。この2つはジオン軍のストーリーになっていて、『IGLOO2 重力戦線』は連邦軍のストーリーになっています。時代的には、ファーストガンダムである「機動戦士ガンダム」の少し前の頃から、物語は始まりますが、観るのはだいぶ後の方がいいですね。もしくは無理に観なくても大丈夫だと思います。内容的には、1年戦争の歴史の裏の話で、“実はこんな兵器が作られたけど、採用されなかった”的なストーリーを、基本1話ずつ紹介していくような構成ですが、ストーリーはちゃんと一本の作品です。これまでの「ガンダムシリーズ」が好きな人が楽しめる作品。個人的には好きですが、気にしなくていいと思います。他の宇宙世紀作品を観たあとに、あとで観る方が面白いと思います。

主人公:オリヴァー・マイ
主役ガンダム名:なし

 

「機動戦士ガンダム」

言わずもがな、ファーストガンダムです。
本ブログ内の「ガンダムってどれ観ればいいの?どれが面白い?」

結局『ガンダム』ってどれ観ればいいの?初めてでも面白い作品はどれ
今は昔と違って、レンタルじゃなくても、ネット配信などで動画が観れる時代。時間があれば、ちょっと興味があるものを好きなだけ見ることができると思います。“ガンダムにちょっと興味あるけど、どの作品から観ればいいかわからないから結局観ないまま・・・”という人が結構いるという話を先日、知人から聞きました。ならば、この作品からみても、もしくはこの作品だけみても、理解できる問題ないというガンダム作品を紹介したいと思います。

にて作品について説明していますので、そちらで内容についてはチェックしてください。何はともあれ、すべての原点です。映像作品としては、テレビシリーズ全43話と、テレビの内容を3部作にまとめた映画版があります。私としては映画3部作をおすすめします。もちろん、テレビ版の方がより細かく内容を知る事ができますが、とりあえず・・・と考えているのであれば、映画3部作をおすすめします。とにかくこの作品を最初にみなければなりません。

主人公:アムロ・レイ
主役ガンダム名:RX-78-2 ガンダム

 

 

「機動戦士ガンダム第08MS小隊」

ファーストガンダムで描かれた1年戦争と同じ時期に、別の場所で起こった出来事を描いた作品。第一話がファーストガンダム映画版の1作目のラスト付近。OVAで全11話制作され、後日談として「ラストリゾート」という作品も制作されています。ちなみに6話〜8話までを再構成した「ミラーズ・レポート」という映画もありました。この映画版はOVAと内容が大分かぶるので、無視しても問題ないと思います。内容は連邦軍士官の主人公と、ジオン軍のテストパイロットの女性が恋に落ちる、ガンダム版ロミオとジュリエットのようなストーリーがメイン。話題となったのが、主役メカである「陸戦ガンダム」。限定的に量産されたという設定で、ガンダムの量産型が登場します。
“ガンダムの量産型ってジムじゃないの?”という突っ込みが当時いっぱいありました。本作品に登場した人物が後の作品にでたり、後々に影響を与えるような事件は特にないので、飛ばしてしまっても問題はないと思いますが、今作で登場したグフ・カスタムはすごくかっこよかったです。

主人公:シロー・アマダ
主役ガンダム名:RX-79[G]  陸戦型ガンダム、RX-79[G]Ez-8 ガンダムEz8

「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」

ファーストガンダムで描かれた1年戦争の終わりの方の出来事。OVAで全6話制作され、初めて富野監督以外のガンダム作品として話題になりました。この作品も「08小隊」同様で、後々に影響を与えるような人物や事件は特にないのですが、この作品はぜひ観ることをおすすめします。
物語は中立コロニーのサイド6にザクで潜入したジオン軍の新米パイロットが、サイド6で暮らす小学生の男の子と出会い、一度サイド6を脱出後、連邦軍の新兵器の追跡のため、再び特務部隊としてサイド6に潜入します。その時、またあの少年と出会ってしまうというストーリー。詳細は語りませんが、ナメているとヤラれます。
私はクリスマスになるとこの作品を鑑賞するのですが、その度にいつも泣いてしまいます。オッサンだからかもしれません。その連邦軍の新兵器ってのが、ファーストガンダムの主人公アムロに届けられる予定だった新型ガンダムなのですが、アムロの元には届きませんでした。それはこの作品を観ればなぜ届かなかったのがわかります。ケンプファーが大活躍する作品です。6話と短めでもあるので、
ぜひ観てみてください。

主人公:アルフレッド・イズルハ(アル)、バーナード・ワイズマン(バーニー)
主役ガンダム名:RX-78NT-1 アレックス

「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」

ようやく1年戦争が終わりました。ファーストガンダムから「Zガンダム」までの7年間の間の話をOVA12話で制作された作品です。本作で語られるストーリーは、後に記録の抹消という事になって、
あまりその後のストーリー自体には影響ないのですが、「Zガンダム」の敵であるティターンズという組織ができるきっかけになる話ですし、結構、「Zガンダム」にでてくる人物が出てきます。
また本作の冒頭の舞台となっているオーストラリアのトリントン基地は、「ガンダムUC」でも大きなエピソードの舞台として描かれます。なので、世界観というか背景的には重要な作品となっています。物語は1年戦争が終結して3年。試作ガンダムの1号機と2号機が性能テス地のために、オーストラリアのトリントン基地に搬入されるのですが、2機の内、核兵器を搭載した2号機が、ジオン残党である「デラーズ・フリート」に強奪され、その2号機を追っていくのがストーリーのきっかけです。
ガンダム2号機を追跡していくうちに、舞台は宇宙に上がり、ガンダム2号機に核を使用されてしまうのか・・・というストーリー。
この1号機と2号機のいざこざは物語中盤で終了します。その後、もっとやばい事が起こってしまうので、最後まで物語は盛り上がります。メカもストーリーも大好きです。ただし、とあるヒロインは嫌いです。当時、なんの情報も得ずに観たので、後半の盛り上がりはテンション上がりました。
全12話を1本の映画にまとまった作品『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』も公開され、映像ソフトもありますが、しょうがないのですが大分端折られてます。とある人物が突然いなくなっている理由もわからないし、なにより映画のままだと、最後があまりにも救いようがないので、視聴するならばOVA版の12話をオススメします。

主人公:コウ・ウラキ
主役ガンダム名:RX-78GP01 ゼフィランサス、RX-78GP01Fb フルバーニアン、
RX-78GP03 デンドロビウム

「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」

ファーストガンダムの7年後の世界を描いた、初の続編となった作品。ファーストガンダムに登場したキャラクターのその後も描かれ、ブライトさんについては、艦長として続投します。本作にもテレビ版と映画版3部作があります。
ただ、「機動戦士Zガンダム」に関しては、強くテレビ版をおすすめします。理由については本ブログ内の『機動戦士Zガンダム』テレビ版と劇場版の違いにて説明していますので、合わせてみていただければと思います。

『機動戦士Zガンダム』テレビ版と劇場版の違いとは?
『機動戦士Zガンダム』のテレビ版と映画版の違いについて紹介します。 どちらを鑑賞するかで、その内容の捉え方が全然違い、もし後に続く宇宙世紀シリーズを見るつもりならば、注意が必要なのです。

物語は、連邦軍内に結成されたジオン残党狩りを目的とした、特殊部隊「ティターンズ」と、反地球連邦組織「エゥーゴ」の戦いが描かれます。どちらも連邦軍内の組織ですので、いわゆる内乱ですね。エゥーゴにはかつて赤い彗星と呼ばれたシャア・アズナブルが、クワトロ・バジーナと名乗り参加しています。ハヤトとフラウ・ボウが結婚してたり、ブライトさんとミライさんが結婚してたり、カイはジャーナリストになってたりと、続編としての前作のファンに対するサービスは魅力です。
なのですが、内乱を描いたストーリーは少し内容が複雑になっていて、ファーストガンダムのように、どのモビルスーツがどっちの勢力かわからなかったり、同じモビルスーツを色違いでどちらも使っていたりするので、元々好きじゃない人からすると何が何やらわからないという感想をよく聞きます。さらに後半、その中にもう1勢力が戦争に加わり、まさに三つ巴の戦争となっていくので、一緒に観ていたウチの奥さんは、この人達何やってるの?といった感想でした。
ただし、複雑ながらも理解できればストーリーは非常に面白く、ガンプラブームをまともにくらったオッサン世代は、この作品がみんな大好きです。アムロが出てくる頃になると、我々のテンションは上がりまくり、放映当時は毎週楽しみで見てました。当時はまだビデオが普及していなかったので、部活なんかやってると、遅くなると観れなくなっちゃうので、ダッシュで帰っていた思い出があります。

主人公:カミーユ・ビダン
主役ガンダム名:RX-178 ガンダムMk2、MSZ-006 Zガンダム

「機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)」

「機動戦士Zガンダム」の後番組として制作された作品。ストーリーも「機動戦士Zガンダム」からそのまま続いています。この作品はテレビのみの放映で全47話。それまでのガンダム作品は、暗く重い雰囲気(特にZ)でしたが、この作品では、前半明るくコミカルに描かれています。
しかし、やはり後半になっていくと、登場人物がどんどん戦死したり、物語も重くなっていき、結局暗い雰囲気になっていってしまいます。前半の緊張感のない雰囲気と中盤の中だるみ、前半に対する後半のギャップなどがあり、酷評するファンが結構いる作品です。そのせいかどうかはわかりませんが、「機動戦士Zガンダム」の映画3部作では、「ZZ」につながらないラストにされてしまいます。
つまりなかった事にされてしまっています。
・・・しかしです。しかしですよ。「機動戦士Zガンダム」では決着のつかなかった、もうひとりのラスボス、ハマーン・カーンとの決着や、Zには一瞬映っただけのセイラさんの登場、そして大ヒット作となった『機動戦士ガンダムUC』では、とあるキャラクターが深〜く関係していますので、多少しんどくても、私は観ることをおすすめします。

主人公:ジュドー・アーシタ
主役ガンダム名:MSZ-006 Zガンダム、MSZ-010 ZZガンダム

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

ガンダム初となる劇場オリジナル作品。アムロとシャアの決着をつけるために制作された作品です。この作品で登場する「ν(ニュー)ガンダム」は今でも大人気。デザインもかっこいいのですが、アムロが最後に乗った機体だし、ファンネルが使えるし、なにより強いので当時からずっと人気です。大人になって冷静になったアムロがかっこよく描かれているのも、νガンダムの人気を手伝っていると思います。アムロとシャアの決着はバッチリつきますし、何より見所なのがサイコフレーム。後の『機動戦士ガンダムUC』はこのサイコフレームの物語といっても過言ではないので、この作品でサイコフレームで何が起こるのかは必見です。劇場公開予定の「閃光のハサウェイ」もこの作品からのつながりです。ブライトさんの息子ハサウェイは、本作での出来事がきっかけで、「閃光のハサウェイ」での行動に入ります。ってか、『逆襲のシャア』見たらわかると思いますが、私はハサウェイがはっきりいって嫌いです。チェーンが結構気に入っていたので・・・。

主人公:アムロ・レイ
主役ガンダム名:RGΖ-91 リ・ガズィ、RX-93 νガンダム

 

すごく簡単にではありましたが、各作品について個人的な意見と紹介でした。
続きの作品については、Part2にてご紹介します。

ガンダムの宇宙世紀シリーズの時系列と内容について説明 Part2
『ガンダムシリーズ』で一番の主軸であり、古参のファンが最も支持する『宇宙世紀シリーズ』について、作品ごとの時系列と、内容について少し説明します。 これを期に『宇宙世紀シリーズ』を網羅しようとしている猛者がいたらぜひ参照にしてください。今回はPart2です。

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