ロングレンジフィンファンネルってなに?実物大のνガンダム新装備?

サブカル

9月15日に「第2回ガンダムカンファレンス」が行われ、今後予定されているガンダム作品についての発表がいくつかありました。そのどれも魅力的なものでしたが、いかんせん、タイトルのみの発表ばかりで、ガンダムを追ってきた当ブログとしてもコメントが難しいのですが、今回発表されたものの中に、一つだけ「?」というものがありました。今回は個人的に感じた違和感と簡単ですが、今回発表されたプロジェクトについても少し紹介できればと思います。




目次

実物大νガンダム立像

オリンピックの際、競技がテレビで放映される際に、度々映り込んでは日本独自の雰囲気を醸し出していたお台場の「ユニコーンガンダム」の実物大の立像。かつては「RX-78 ガンダム」もありました。今回のプロジェクトの発表で、なんと今度は福岡に「実物大ν(ニュー)ガンダム」立像を設置すると発表がありました。ガンダムの中で実物大が作られるには、それなりの人気があるガンダムじゃないと難しいと思いますが、「νガンダム」はアムロが最後に乗った機体で、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主役機。プラモデルも新作が発売されるたびに、売り切れるなど、ガンダムの中でも特に超人気の機体。実物大で作られるのも納得ですね。むしろユニコーンを福岡にあげるので、私が見に行きやすいお台場に「νガンダム」を作ってほしいくらいです。そしてCGによるそのデザインも発表されました。

 

なんか違う!

パッと見、え?νガンダム?と思ってしまったのですが、よく見るとちゃんとνガンダムでした。何の違和感があったのかよくみると、まずカラーリングが微妙に違っています。本来黒い部分が暗めのブルーになっていて、さらにアムロのパーソナルマークも、派手なグラデーションにアレンジされています。なので第一印象がνガンダムに見えなかったのかもしれません。ディテールに関しては、すでに発売されている上の画像のガンプラの『1/144 RGνガンダム』と同じようです。もともとお台場に「RX-78 ガンダム」の実物大の立像が作られた時に、それを再現するキットとして『RG』のブランドが始まったので、これに関しては納得ですね。色が違うと言うことは、立像バージョンの『RG』も発売されそうですね。機体名も「RX-93ff νガンダム」となっていて、形式番号に「ff」が追加されています。色に関しては御大、富野監督の監修とのこと。そして一番気になるのが、背中のなんかアトラクションのような装置・・・じゃなくて装備。これは一体なんでしょう。

 

ロングレンジ・フィン・ファンネル

背中に装備されているは、この立像用の新設定となる「ロングレンジ・フィン・ファンネル」とのこと。ロングレンジ?ファンネルってオールレンジなんじゃなかったっけ?長距離用のファンネルってこと?アムロの思念ってそんな遠くまでもつのでしょうか。念ため、νガンダムの専用装備である「フィン・ファンネル」について説明すると、元の元はファーストガンダムで敵対したララァの駆るエルメスが装備していたニュータイプ用の装備「ビット」で、続編のZガンダムにてキュベレイが装備していたのが、ファンネル型ビットこと「ファンネル」。そんで『逆襲のシャア』にて、ニュータイプであるアムロのアイディアで、板状のファンネルとしてνガンダムの専用装備となったのが「フィン・ファンネル」です。上の『1/144 RGνガンダム』の画像で、向かって右側に6枚装備しているのがフィン・ファンネルです。これが劇中では一枚、一枚分離し、ビームを発射する際は、「コ」の時型に折りたたまるのです。
今回のνガンダムの立像は、このログレンジバージョンを装備しているとのことです。見た感じ、もう「フィン・ファンネル」じゃなくて、ハイパーメガランチャーって感じですが、どうも「フィン・ファンネル」みたいです。ロングレンジってところに非常に違和感があるのですが、ファンネルはそのものが飛んで行って、遠隔操作をしてそこからビームで攻撃するのですが、これが遠くまで飛んで行くんですかね?一個だけ。たしかに実物大ともなると、『1/144 RGνガンダム』の画像のようなフィン・ファンネルだと、風などを受けて倒れてしまいそうで、難しいと思うんですが、だったら何も装備しなくてもよかったんじゃないですかね。お台場にあったガンダムもユニコームも手ぶらなので、νガンダムも同じじゃだめだったのでしょうか?いろんな人がツっ込んでいると思いますが、それも予想しているんですかね。なんかやっちゃった感を感じます。

 

他に発表された作品も紹介

実物大νガンダム立像にいろいろ言いたくで、だいぶ文字数を使っちゃいましたが、今回の「第2回ガンダムカンファレンス」で発表された作品も少しだけ紹介します。

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』から7年ぶりとなる新作テレビアニメとして、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」がタイトルのみ発表されました。2022年に放送とのこと。タイトルだけなのでなんとも言えないのですが、これまでとは違うアプローチを感じますね。ネットではすでに、ガンダム初の女性主人公ではないかと言われていますが、私は「水星の魔女」は敵か世界観的な何か、もしくがガンダムそのものの例えか何かだと予想します。いずれにせよすげー楽しみです。

劇場版アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』

2022年公開予定の安彦良和監督による劇場アニメも発表。説明によるとファーストガンダムである『機動戦士ガンダム』第15話『ククルス・ドアンの島』にフォーカスし新たな切り口で描く作品となっているとのことですが、『月刊ガンダムエース』で連載していたコミックの映画化ではないかと思います。じゃないとファーストガンダムの第15話だけで映画作るのは難しいと思いますので。ロゴは漫画版とは違うので、なんとも言えませんが、これも続報を待ちましょう。

 

『鉄血のオルフェンズ 特別編』全9話

以前より告知されていたスマホアプリとして展開する予定の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』とは別に、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ G』というものも予定されているようです。その展開に合わせ、2022年の春に『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』特別編が全9話で放映されるそうです。特別編という形式に関しては、『ガンダムSEED』や『ガンダム00』でもありましたので、これはうれしいですね。でも9話って・・・結構ありますね。

新作に関しては簡単に以上となります。注目したいのは、やはり完全新作である『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ですね。まだ主役ガンダムのビジュアルも公開されていないので、なにも想像できませんが、新作を作ってもらえるのは素直にうれしいです。きっとどんな作品であっても、最初は叩かれ気味になるとは思いますが、私は単純に心から応援する気満々です。

今回以上です。

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