戦闘感覚はペルソナっぽい!『ソウルハッカーズ2』を序盤プレイ感想

サブカル

ついに発売された『ソウルハッカーズ2』今回は序盤をプレイしてみて、そのプレイ感覚などを紹介したいと思います。



目次

まず面白い


元々、アトラス作品。『真・女神転生』シリーズや『ペルソナ』シリーズが大好きな私の感想なので、あまりアトラス作品をプレイしない人たちから見れば少し偏った感想になってしまうのは最初に伝えておきます。
これまでのシリーズと比べると独特なキャラクターデザインやインターフェイスなど、馴染みのない感じからゲーム自体に対しても、『ソウルハッカーズ2』は発売前からネットなどで賛否がありました。正直言うと私も不安だったりしました。しかし、実際プレイしてみるとそんな違和感は一切感じず、物語に引き込まれ、先へ先へ進んでいってしまい、止めどきがわからなくなるくらいゲーム自体は非常に面白い作品になっています。
ただ独特なビジュアルやパーティーメンバーが全員人間であるせいか、『真・女神転生』シリーズをプレイしているという感覚は薄めに感じます。物語上「デビルサマナー」自体はたくさん登場しますが、個人的には今作はあえて『デビルサマナー』のタイトルを外し、新しく『ソウルハッカーズ』シリーズとしてスタートした印象を受けました。前作である『ソウルハッカーズ』の要素はどれくらいあるか?ということですが、実はこれもほぼありません。でもタイトルには意味はあるようです。物語上、「リンゴ」以外のメンバーは「ソウルハック」という術式をされて生き返っていて、それが原因となり、「デビルサマナー」として悪魔召喚ができなくなります。代わりにCOMPに装備した悪魔のスキルを使用することになり、他に登場する「デビルサマナー」たちとは違う方法で、悪魔を使役するようになります。全員が「ソウルハック」された「デビルサマナー」とは違う方法で戦う集団となっているので、タイトル的には『ソウルハッカーズ』なのは納得はできるようになっています。
いずれにせよ、いろいろネットなどでは賛否ありますが、ゲームとして非常に面白く、それと丁寧に作られているので、迷っている人がいるのなら個人的にはプレイすることをお勧めします。



戦闘感覚はペルソナ


さてゲームのキモとなってくる戦闘に関してですが、当ブログでも何度か事前情報を紹介してきましたが、これもプレイしてみて大きく印象が変わりました。まず、“悪魔を装備する”という言葉に、イマイチピンときていなかったのですが、プレイしてわかったのは実質、『ペルソナ』のようなものでした。各キャラクターが装備する悪魔のスキルを戦闘で使用できるというのは事前情報で知ってはいたのですが、キャラクターの耐性なども装備している悪魔のステータスになります。例えば、パーティーメンバーの「アロウ」が「ジャックフロスト」を装備しているとすると、「ジャックフロスト」が使える「ブフ」などの氷系のスキルが使用でき、「アロウ」自体の耐性についても氷系には強くて、炎系が弱点というステータスとなります。でもって悪魔合体などで好きなスキルを引き継げるので、悪魔によっては耐性をつけたりして弱点を消していくことも可能なわけです。さらにそんな悪魔たち成長しレベルも上がり、さらに合体によって自分なりにいろいろ強化することが可能。つまり『ペルソナ』シリーズでいうと、“全員がワイルド”という感じです。
ただ戦闘システムは『ペルソナ』シリーズのように弱点をつくことによって、もう一度攻撃できるというのではなく、弱点をつくことによってターン終了後に行う全体攻撃の「サバト」の威力があがるという感じです。ここ最近はプレスターンバトルばかり(個人的にですが)だったので、弱点ついたのにもう一度攻撃できないのが歯がゆかったりもしますが、逆に弱点突かれた時はホッとするというなんとも不思議な感覚で現在プレイ中です。

 

キャラクターについて


登場するキャラクターたちにも好印象。特に主人公でメインビジュアルとして目立っている「リンゴ」ですが、発売前の動画などを見ている限り、無機質な感じでかなり高飛車なキャラクターなのかと思っていたのですが、仲間のために自分の体を酷使したり、メンバーたちを気遣う場面を見せることが多く、思ってたよりすごくいい奴でした。もちろん人によって好みは違うので、別の印象を受ける人もいると思いますが、AIに作られたという設定としては、ものすごく人間味のあるキャラクターとなっています。他のメンバーもいい奴ばかりなのですが、所属していた組織などの立場上おそらく物語の根幹に大きく絡んでくる「ミレディ」だけがなんかツンケンしている印象です。まあ、これも序盤だし、物語が進めばきっと彼女もメンバーとして、打ち解けていくとは思っていますが・・・。仲間とお酒を飲むイベントなどもあり、いちいち引き合いに出すのもアレなんですが、『ペルソナ』シリーズと比べると大人路線になっている印象があります。
そしてこの後、物語を進行していかないとまだわからないのですが、この物語でも「葛葉」という名前は特別なようです。過去の『デビルサマナー』シリーズで主人公たちの苗字となっていた「葛葉」。今回の物語では「葛葉マンゲツ」という名前が登場し、私はこれからその物語を知っていくところです。

総じて心配だった部分は杞憂で、ゲーム自体は非常に面白い作品となっていると感じたのが、序盤をプレイした感想です。このブログもさっさと終わらせて、早く続きをプレイしたい・・・そんな印象だとわかりやすいでしょうか。

今回は以上です。

 

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