Netflix製作実写版「カウボーイビバップ」がついに撮影終了!

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Netflix製作、ハリウッドによるドラマシリーズ「カウボーイビバップ」の撮影が、フェイ・ヴァレンタイン役のダニエラ・ピネダが、自身のInstagramにてついに終了したと報告したとの事。本作は2017年6月に製作が発表されてから、何度も撮影延期を繰り返してきたので、半ばあきらめていたので、今回の報告は非常に嬉しいですね。このドラマ版は全10話構成されるとの事です。実写版のスパイク役はジョン・チョー、ジェット役はムスタファ・シャキール、フェイ役はダニエラ・ピネダそしてビシャス役はアレックス・ハッセルというキャスティングとの事です。

 

目次

そもそも『カウボーイビバップ』ってなに?

『カウボーイビバップ』は『ガンダム』で有名なサンライズ制作の日本のSFアニメ作品です。サンライズのSFものなのに、ロボットアニメではない珍しい作品。『マクロスF(フロンティア)』の楽曲を担当して有名になった菅野よう子さんが、音楽を担当し、BGMはジャズがメインで、いい曲も多いです。オープニング曲もボーカルなしの珍しい曲となっていて、今みてもかなりカッコいいかと思います。最初はテレビ東京系などで1998年4月から6月までに1クール(12話)が放送されました。でも本当は全26話だったので、テレビ東京系では一部のみの放送でした。その後WOWOWでその年の10月から1999年4月にかけて全26話が放送されました。映像ソフトなども人気があり、2001年には劇場作品『カウボーイビバップ 天国の扉』が公開されました。私、非常に好きな作品であります。

ざっくりストーリー

2071年。人類は太陽系内に生活圏を広げていて、悪化する治安への対策として、指名手配犯を捕まえる賞金稼ぎ、いわゆる「カウボーイ」たちが活躍していました。カウボーイ稼業を営む主人公、スパイク・スピーゲルと相棒のジェット・ブラックは、古い漁船を改造したオンボロ宇宙船「ビバップ号」に乗り込んで宇宙を駆け巡る毎日を送っていました。大物の賞金首を捕まえることもある一方、その荒っぽいやり方に巻き込んだ一般市民からの損害賠償請求も多い彼らは常に金銭的余裕はない状況が続いていました。そんなビパップ号に自由奔放な謎の多い美女フェイ・ヴァレンタイン、天才ハッカーの少女エド、そして人間なみの知能を持つたウェルシュ・コーギー犬のアインが転がり込み、それぞれが何かしらの事情を抱えながらも、一同はビパップ号で緩やかな絆を育み、行く先々で様々な騒動に巻き込まれていくいうストーリーです。

 

1話完結で物語のひとつひとつが面白い

とにかく登場人物の個性が豊富で、主人公のスパイクは普段はニヒルで常に気怠い態度を取って凄腕のカウボーイなのですが、賞金首を捕らえる際に蹴ったり殴ったりするなど乱暴で、その際に発生した器物破損や怪我人への補償で賞金全額がパーになることが多く、相棒のジェットがその処理に追われています。そこへ新しいメンバーが参加する事で、かなりメチャクチャな生活が始まります。そんな彼らが見せていく物語は、ギャグがメインの回もあれば、シリアスなストーリーや社会に対する問題提議など、ストーリーが毎回違い、内容の質も非常に良いです。世界観としては、火星や地球、木星などを行き来できる世界で、そんな未来でのカウボーイたちの日常が描かれています。そしてバックにはスパイクの過去に関わる大きなストーリーもあり、全26話のうち、駄作は一切なく(もちろん好みにもよります)、全体的におしゃれな作りとなっています。今みればですが声優陣も豪華です。主人公のスパイクは山ちゃんことベテランの山寺宏一さん、相棒のジェットは今はなき石塚運昇さんフェイは綾波レイで有名な林原めぐみさん。そしてスパイクのライバルであるビシャスは「ひとしぃぃま〜つもとのぉすべるぁな〜いはなしぃぃぃ」で有名な若本規夫さん。そのほかのゲストキャラクターにも、かなり有名な人が脇役で登場してりします。

 

劇場作品『カウボーイビバップ 天国の扉』

放送終了後、その人気から新作の劇場用オリジナル作品として、映画化されました。物語はTVシリーズの22話と23話の間に起こった事件。火星のアルバシティでタンクローリーの爆発事件が発生し、死傷者が500人を越えて大惨事となります。そんな犯人に賭けられた賞金は3億ウーロン(この世界の通貨)。巨額の賞金のために、ビバップ号のメンバーは犯人探しをそれぞれ始める・・・というストーリー。映画ならではのピンチに陥ったり、テレビ版でも度々みせていたスパイクの愛機「ソードフィッシュII」のドッグファイトなどが高クオリティで描かれるなど、見所満載の映画作品になっています。まだ見たことない人はテレビ版の22話まで見て、この映画版を見る事をおすすめします。

さて、Netflixの実写版の公開が待ち遠しいですね。配役に関しては特に不満はないのですが、問題は声優ですね。私は吹き替えで視聴したいのですが、それぞれオリジナルの声優さんがやってくれるかどうかが気になります。Netflix版の「ウィッチャー」はゲームの「ウィッチャー3 ワイルドハント」とは全然違う人が吹き替えを担当していたので、悪くはなかったのですが、やはりイメージが違いました。是非、オリジナルキャストで吹き替えをお願いしたいです。

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