止まるんじゃねぇぞ!『鉄血のオルフェンズ』特別編4月5日から放送

サブカル

かねてより春に放送されるという告知があった『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の特別編の放送が4月5日より放送されることが発表されました。



特別編は全9回

2015年10月に第1期が25話、2016年10月に第2期が25話で放送され2シーズンを合わせると全50話で放送された『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。その全50話のエピソードを、主人公たちの所属する組織「鉄華団」の活躍を主軸に全9回に再編集した「特別編」が4月5日から、MBS、TOKYO MXほかで順次放送されることが発表されました。この「特別編」では完全新作のオープニングが使用され、テーマソングを担当するのは、1期の前半のオープニング曲を歌った「MAN WITH A MISSION」が担当。曲も新曲となる「Blaze」が使用されるとのことです。「MAN WITH A MISSION」の曲が一番カッコよかったですもんね、「オルフェンズ」は。1回のエピソードは30分番組となっているようです。

〈放送日時〉

MBS:2022年4月5日(火)27:30~28:00
TOKYO MX:2022年4月5日(火)22:29~23:00
BS11:2022年4月29日(金)19:30~20:00

 

ざっくりストーリー

大戦争となった「厄祭戦」が終結してから約300年後の世界。他のガンダム作品とはつながりのないP.D.(Post Disaster)323。地球圏は治安維持組織「ギャラルホルン」の監視のもとで、4つの経済圏の分割統治に移行していました。
そして物語は火星から始まります。主人公の少年兵「三日月・オーガス」が所属する民間警備会社「CGS」は、火星の独立運動を指揮する少女「クーデリア・藍那・バーンスタイン」の依頼で、地球へ向かう彼女の護衛を引き受けることになります。しかし、火星の独立運動を疎むギャラルホルンがクーデリアを狙って、CGSに攻撃をしかけてきます。元々規模の小さい民間警備会社だったCGSの社長やCGSの主力部隊(一軍)の大人たちは、この非常事態を三日月たち少年兵だけで構成される「参番組」に押し付けてなんと逃亡してしまいます。このピンチに参番組隊長の「オルガ・イツカ」は、CGSの動力炉として使用されていた厄祭戦時代のモビルスーツ「ガンダム・バルバトス」を起動し、三日月に操縦するように指示します。オルガの作戦の元、意表をつく形で三日月の駆る「ガンダム・バルバトス」がギャラルホルンのモビルスーツを撃退することに成功。


このことをきっかけにオルガは、仲間たちとCGSの組織を乗っ取り、自分たちの手でクーデリアの護衛任務を続行することを決意します。新たな組織の名前は決して散ることのない花、「鉄華団」。これより「鉄華団」の地球へ向けての旅が始まります。

 

ネタにされる「オルフェンズ」

ここからは、ほんの少しだけネタバレを含みます。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』はやたらとネットなどでネタにされる事が多いです。その理由はこれまでのガンダムシリーズになかった設定や演出が、それまでのファンには受けなかったからのようです。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は物語の冒頭で、組織に奴隷のように扱われていた少年兵たちが、自分たちの組織を立ち上げ、成り上がっていく様がメインとして描かれるのですが、主人公たちの組織はマフィアのような組織と手を組んで、その傘下に入り、盃を交わし兄弟関係で呼び合うことから、まさに「極道」作品のような設定になっていて、一部では「任侠ガンダム」なんて呼ばれてもいました。私はヤクザ映画など結構好きで、よく見ていてたのでなんとなく予想はしていたのですが、その作風からラストなどはハッピーエンドとしては描かれていないので、そういった結末にも大きな批判があったようです。ネットなどでやたらネタとして使用されている「止まるんじゃねぇぞ」についても、個人的にはそんなに面白がる演出ではないのですが、第2期の中盤から終盤にかけての悲劇的な展開についていけなかった視聴者がネタとして扱っているような感じもします。もともとの『機動戦士ガンダム』自体富野監督作品なので、古くから富野作品ばかりみてるファンには大したことなくても、新しいファンたちには耐えられなかったかもしれませんね。

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『機動戦士ガンダム』の監督で有名な富野由悠季さん。ガンダム以外でもいろんなロボットアニメを世に送り出していて、富野監督がいなければ『リアルロボット』というジャンルは生まれませんでした。そんな富野監督ですが、アニメファン界隈では、『皆殺しの富野』と呼ばれていたりします。今回はその『皆殺しの富野』と呼ばれる原因となったいわゆる『鬱エンド』となった作品を紹介します。

 

個人的にはオススメ作品

この作品は他の『ガンダム』シリーズの前後は関係なく視聴できる作品。この作品だけの独特な設定などもを私は大好きです。『鉄血のオルフェンズ』の世界では、モビルスーツの装甲が「ナノラミネートアーマー」というもので、非常に頑丈になってます。なので他のガンダム作品のように、銃器で決定的なダメージを与えられないため、多くのモビルスーツは質量の多い鈍器で敵を破砕しようとします。これまでのガンダム作品の中で、鈍器が主武装のガンダムは見たことなかったので、この設定は非常に楽しめました。他にもそれまでのシリーズでは絶対的な兵器として描かれていた「ビーム兵器」もこの作品では「ナノラミネートアーマー」によって無力化されてしまうため、モビルスーツには効かない設定など、この世界観ならではの設定がたくさんあります。
『鉄血のオルフェンズ』に限らず、『SEED』でも『00』でも新しい世界観のガンダム作品が登場するたびに、こうした“モビルスーツが存在する理由”を構築し、世界観としてみせるスタッフは毎回すごいと思っています。現在はまだタイトルしか判明していない『機動戦士ガンダム 水星の魔女』もどんな設定が用意されているか個人的には非常に楽しみです。毎回新作が発表するたびに“ガンダムじゃない”というネガティブな声も聞きますが、そんなのいいんです。ガンダムっていうんだから、ガンダムなんです。個人的に唯一ダメだったのは、『機動戦士ガンダムAGE』だけ。理由については過去の記事を参照してください。

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今回の「特別編」はスマートフォン向けアプリ『ウルズハント』リリースに向けてのキャンペーンかと思います。これまで気になっていた人はいい機会なので、視聴してみてはいかがでしょうか。

今回は以上です。

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