第2クールに備えおさらい『水星の魔女』第10話の物語ネタバレ紹介

サブカル

放映されるたびに話題となった『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。今回は第2クールに備えて、12話までのあらすじのネタバレを紹介します。今回はテレビシリーズの第10話「巡る思い」について。



『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ネタバレ

放映開始からネットやSNS、ガンプラの売り上げまでもこれまでのガンダムシリーズではなかったほどの盛り上がりを見せた『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。テレビシリーズは第2クールが4月から開始されますが、うっかりしていて、この話題の作品に乗り遅れた人のために、。そんな人のため、何回かに分けて、第1クールのあらすじのネタバレを紹介していきます。本ブログでのネタバレに関しては、なるべく短く簡潔にまとめてきたのですが、この『水星の魔女』に関しては、物語だけではなく、設定や謎、キャラクターたちの話題となったセリフなど、注目された部分が多かったため、今回はできる限り詳細に紹介していきたいと思います。なので全話分になるとかなり長くなると思いますが、移動中など時間がある時に読んでいただけるとうれしいです。

前回の第9話についてはこちらから。

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というわけで、今回はテレビシリーズの第10話「巡る思い」を紹介します。



第10話「巡る思い」


「カテドラルの解答を伝えます。モビルスーツ エアリアルについてのガンドフォーマット使用嫌疑の審議の申請は不受理となりました。」サリウス・ゼネリは評議会の監査組織であるカテドラルに質問をぶつけまくっていました。「デリングはなぜあのモビルスーツを特別扱いする?なぜ決闘を許した?どうして株式会社を認めた?魔女を狩るはずのドミニコスが動かないのは何故だ?」立て続けに質問をぶつけるも「我々の解答はかわりません。お引き取りを。」と門前払いされてしまいました。


「デリングの犬め」帰りのシャトルに乗っていたサリウスは、一人愚痴をもらしていました。そこへグエルの父ヴィム・ジェタークがやってきて、サリウスに声をかけます。ヴィムが客室乗務員にワインを頼むとサリウスは飲む気分ではないと拒否します。しかし、ヴィムはそんなサリウスの耳元で、「デリングが死ぬ前祝い」だと不気味に笑っていました。


学園ではスレッタがミオリネの温室でトマトの世話をしていました。社長になったミオリネは多忙になり、現在は出張中。ミオリネがいない間、誰にも触らせないほど大切にしていたこの温室のトマトの世話を任されたスレッタは、自分だけが頼られていることがよほど嬉しかったらしく、上機嫌で歌を歌いながら世話をしていました。そこにシャディクがやってきました。「ご機嫌だね?いいことあった?」と聞くシャディクにスレッタは「ミオリネさんとエアリアル、もうすぐ戻ってくるんです。」とシャディクに伝えます。「じゃあ、エアリアルが帰ってきたら早速決闘の方を頼むよ」と前回の決闘で中破したエアリアルは、修理のためベネリットグループの工場がある「プラント・クエタ」というコロニーに運ばれているようで、その間に申し込まれた決闘がたまっているとのこと。さらにシャディクがミオリネが出張してからどのくらいたったか質問すると「16日と12時間」と答えるスレッタ。そこでスレッタの電話がなりました。電話の相手はチュチュ。「スレッタァ!てめ、どこで道草ぶっこいてんだ!」というチュチュの言葉で約束を思い出したスレッタは急いで地球寮に戻っていきました。


地球寮では株式会社ガンダムで開発したガンド技術を利用した義足の障害物コースを一周するテストが行われる所でした。テストパイロットはスレッタ。義足はロボットの下半身の上に簡単な乗り場がセットされていて、レバーなど操作せず、ガンド技術のみで動かすものでした。乗り場の上にしゃがみ、ヘルメットをかぶったスレッタの操作でテストが開始されました。
有機的でスムーズな動きを見せる義足は、ハードル、階段、斜面台、平均台、ドラム缶の段差をすべてクリアし、テストの成功に地球寮全員が大喜びします。このテストにはペイル社のベルメリア・ウィンストンも立ち会っていて、ベルメリアいわくこのテストで「A級基準テスト」をクリアできたので、医療業界での審査資格が手に入るといいます。この結果にオジェロが「やるよなあ、ウチの社長」と一言もらすとすかさずスレッタは「ミオリネさんは前からやります!」ミオリネと自分の関係が誇らしく思っているようでした。


そんなスレッタにニカがこの義足の新作PVの撮影場所の手配ができたか確認されたとき「スレッタ、わすれった」とダジャレで返しました。一瞬、間があったものの、「不意打ち過ぎなんだよ、てめぇ」とチュチュが笑ったのをきっかけに全員が大爆笑。自分の冗談をみんなが笑ってくれたことがスレッタは嬉しいようでした。


端末の「やりたいことリスト」の一つをチェックするスレッタ。その後ろから「冗談を言ってみんなを笑わせる」とリストを盗み見て読んでいたのはニカでした。照れ笑いしているスレッタにニカは「次は何狙ってるの?」と聞くと、スレッタは二カに2つのキーホルダーを見せます。「これです!お揃い、憧れてたんです。親しい感じがしていいなって」とデザインが微妙な色違いのマスコット付きのキーホルダーに、ニカも反応に困っていましたが、一生懸命なスレッタに「頑張れ、花婿さん」とエールを贈りました。

一方、出張中のミオリネは、ベネリットグループのフロントで、出資者である父デリングに経営状態の報告をしていました。資金調達や設備投資計画について、的確なアドバイスをもらったり、意外にもよくできているところを褒められたりしていました。「お疲れ様」と付き添いで来てくれていたのはティル。そんなティルに「ほんっと疲れた」と言いながらも、充実した嬉しそうな表情を浮かべていました。


左:グストン・パーチェ 右:フェン・ジュン

ミオリネはモビルスーツを運ぶ船を購入しました。ティルに手配を頼んでいたようで、購入した船について「改修船だから、カラーリングは違うけど」と中古のもの購入したようです。船を購入したので、あとは学園まで運んでくれる操舵スタッフが必要でした。そこへ「行き先は地球でなくてよろしかったですか?」と現れたのが運び屋のフェン・ジュンとグストン・パーチェ。

《補足》
この二人、実は第二話でミオリネの地球への脱走を手伝おうとした2人でした。第2話のネタバレでは丸々省いていますが、どうも今後重要になる可能性があるので、ここで改めて登場させました。

フェン・ジュンは地球へ脱出しなくてはいいのか?とミオリネに聞くと「会社作っちゃったからさぁ」と今は地球に行く意思がないことを話します。そんなフェンにミオリネは本当は何者なのか質問をぶつけます。「このタイミングで来たってことは、私がガンダムの会社を作ったから?」と聞くとフェンは「当ててくれたら、お教えしますよ」というのに対し、「宇宙議会連合」と返すミオリネに「あら、お見事。」とそれを認めたフェン。連合もガンダムは放っておけないということに警戒したミオリネに「今はまだ調査の段階です。あなたの敵ではありませんよ。」そう話すフェンにミオリネは「じゃあ味方になってもらおうかな?」と伝えました。


「デリング総裁をころす?」と物騒な発言をしたのはシャディク。グラスレー寮でサリウスとモニター越しに会話をしていました。周りにはシャディクの取り巻きの女生徒たちもいます。話はサリウスがシャトルの中でヴィムにもちかせられた内容のもの。サリウスは、がさつなヴィムの計画ではムリだと言いますが「その話、のりませんか?」とシャディクはヴィムの提案に乗ろうとといいます。
デリングが亡くなった時、ホルダーが御三家の誰かなら、ミオリネの持ち株と合わせてベネリットグループの過半数を所有するので、次の総裁が決まります。しかし、スレッタが所属する、シン・セー開発公社は弱小企業なのでミオリネの株を合わせても過半数には達しません。つまり決闘では次の総裁は決まらないとことになります。「決闘ごっこに興じてばいいものを・・・しくじればグラスレーでのポジションを失うことになる」とサリウスは警告しますが、「施設育ちの僕を引き上げてくれた恩、忘れてはいません。勝ちますよ、今度は」とシャディクは答えました。

地球寮の生徒たちは、学園の屋上でPV撮影の使用許可を教師に求めましたが断られていました。そこでスレッタが「決闘委員会のラウンジは?」と提案します。ホルダーのスレッタなら使用権があるようで、スレッタに感謝する地球寮のメンバーたち。ここでもスレッタは皆んなの役に立てたことを喜んでいました。その騒ぎを見ていたのはラウダとペトラ。ペトラが「水星女がこなけれはグエル先輩がホルダーだったのに」というペトラに対し、仕方ないとたしなめるラウダ。「どこに行ったんだ、兄さんは」どうやらグエルは現在行方不明のようでした。


そんなグエルは宇宙船の作業員として働いていました。「おいボブ!船底の清掃まだできてねえのか?」と先輩作業員に「すみません」と答えるグエル。どうやら偽名を使って働いているようです。出航は5日後なので急げと言われ、「出港?」と質問するグエル(ボブ)に搬入作業のためプラント・クエタという場所にいくことになり、グエルも行くことになっていると先輩は伝えます。プラント・クエタはベネリットの大きい工場という説明に思わず「ベネリット・・・」と声が漏れるグエル。何かあるのか?と聞かれましたが、「俺には関係のないところです」と答えました。


ノレア・デュノク

場面は地球に移ります。作中何度か語られたように戦争があった地球は荒廃していました。日本と思われる廃校の中を一人の少女が歩いていました。「ガンダム〜ガンダム〜♪」と音が聞こえ立ち止まったのはノレア・デュノク。


ソフィ・プロネ

音のした方へいくともう一人、ソフィ・プロネが株式会社ガンダムのPVを見ていました。ノレアが画面を覗き込むと、「ガンダムだよ、それ」と話すソフィ。「魔女?これが?」というノレアに「株式会社ガンダムだって、ナメてるよね」と話すソフィ。そんなソフィに「ナジは?」と質問すると畑じゃないかと返答されます。畑でジャガイモを収穫していた男性はナジ・ゲオル・ヒジャ。ノレアはナジに、アスティカシア学園からプリンスが直接話したいと言って来ていることを伝えました。


左:ナジ・ゲオル・ヒジャ

画面に映る“プリンス”というのはシャディクでした。「連絡役を通さないとは慎重なあんたらしくないな」とシャディクに伝えるナジ。そんなナジにシャディクはデリング・レンブランの襲撃を依頼します。5日後に、デリングはプラント・クエタに入る予定があり、警備担当のジェターク社には手薄にするよう話をつけてあるとのこと。ナジは航行ルートと足を用意しろとシャディクに要求しました。この会話を終え、通信をしていた部屋から出たシャディクは「手配ありがとう。お父さん役の人がよろしくって。」とドアのそばに立っていたニカにお礼を言いました。

地球寮のメンバーは、株式会社ガンダムの義足のPVを決闘委員会のラウンジで撮影していました。決闘委員会のメンバーは面白くなさそうでした。決闘ラウンジのソファでみんながミオリネがインタビューに答える映像を見て盛り上がっていると、ベルメリアがスレッタを呼びに来ます。「部外者の私が手出しすべきじゃないんだけど」と言いながら、ニカがいないのでその代わりとしてメカニックを手伝ってくれていました。スレッタたちに協力してくれるベルメリアにお礼を伝えると、ベルメリアももともと医療工学を志していたというベルメリアは、この事業に参加させてくれてうれしいと伝えます。ベルメリアは会話の流れでスレッタに「この前のグラスレーとの決闘…」と聞きたいことがあったようですが、ここでミオリネの温室の世話の時間のアラームが鳴り、スレッタは温室に行くことになり、会話は中断しました。


温室に向かう途中で、「スレッタ・マーキュリー」とスレッタを呼ぶ声がしました。「え?エランさん?」木の陰に立っていたのはエラン・ケレス。エランはペイル社の用事はもう済んで、今日から復学できるといいます。そして「会社のPV見たよ。可愛く映ってた」と話しながら、スレッタのあごに手をかけてます。「エランさん、なんか変わりました?」とエランの大胆な行動にスレッタも真っ赤になってしまいます。「今度デートしようよ」と言われたスレッタは「ミオリネさんがいるから」と断りますが、エランは「それは形だけだろ。だからきっと許してくれるよ」とスレッタにキスをしようとします。


これまでと違うエランの行動に驚いたスレッタは「ごめんなさい!」とエランを押しのけ、走って去っていきました。「逃げられちゃったか、でも押せば落ちるな。あれは」とスレッタの後ろ姿を見ながらエランつぶやきました。


その頃、ペイル社ではCEOとオリジナルエランが話していました。ペイル社もエアリアルを欲しがっています。しかしグラスレー社やジェターク社のように堂々と勝負せず、裏から手にいれようとしていました。その方法の一つが、先ほどスレッタに接触した新しい強化人士だったようです。オリジナルのエランが「今度の強化人士、決め手はなんだったのさ?」とCEOに質問すると、「あなたと同じ、性格の悪さですよ」とCEOは答えました。


あまりのエランの変わりように怖がっていたスレッタは息を切らしながらミオリネの温室に着きました。すると温室の中に見知らぬ複数の男性がいました。ミオリネが大切にしていた温室を守ろうとしたスレッタは「ダメーーー!ダメです。出て行ってください!」と男性たちを追い出そうとします。「いや・・・私たちは」という男性たちを温室から押し出そうとするスレッタ。そこに「スレッタ?何やってんのよ。」と奥から出てきたのはミオリネでした。帰ってたことに驚くスレッタに船を買ったから定期便まで待たなくて良かった伝えます。温室にいた男性たちは業者の人で、今後ミオリネの出張がまだ増えそうなので、温室の面倒をみてもらうことになったようです。スレッタは自分だけを信用してくれたので、それが嬉しかったのですが、それを業者に頼んでしまったことを残念そうにしていました。そんなスレッタにミオリネは「エランと会った?」質問され、デートに誘われたが断った、と答えます。しかし「いいよ。デートして。同僚になるんだから仲良くやってよ」と答えるミオリネ。M&Aにより買収したペイル社のエランをテスターとして雇ったといいます。ガンダムのテスターがスレッタ一人だけだと会社として問題があるということでの配慮だったのですが、「これでスレッタになんでも頼まなくてよくなるわ。」というミオリネの言葉をスレッタは別の受け止め方をしたようでした。


「私、いなくてもいい・・・ってことですか?」「そうね」と考え事をしながら答えるミオリネに「ですよね?私・・・一人で勘違いして・・・」とおそらくはお互い状況がわからないまま、気持ちがすれ違う二人。ミオリネはいつも通りに「そうそう、エアリアルだけど、プラント・クエタに取りに行くことになったから、あんたも来てよ。楽しみでしょ?久しぶりにエアリアルに会えるの。」と伝え、温室を出て行きました。その言葉には返事をしないまま、スレッタは明かりを消された温室の中で、握りしめていたお揃いのマスコットを床に落としました。

ベネリットの工場であるプラント・クエタに到着したのはミオリネの父デリング・レンブラン。「おまちしておりました。」とデリングを迎えたのはプロスペラでした。


同じ頃、ボブことグエルの乗る宇宙船もプラント・クエタに向かっていました。グエルがブリッジで食事を配っているとアラートが鳴ります。モビルスーツが接近しているとのこと。ブリッジの前に現れたのはガンダムタイプが2機。武器を向けた状態で通信がはいります。「これよりこの船は我々『フォルドの夜明け』の管轄下に入る。諸君らには速やかに応じてくれることを要求する。」武器を向けているモビルスーツのパイロットは地球で株式会社ガンダムの動画を見ていたソフィ・プロネでした。「抵抗してもいいけど。ころすから。」

 

第11話へつづく

 

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