2018年11月に劇場にて公開された「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」が、2021年新春に地上波初放送される事になりました。
本作は大人気となった「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の後の物語。映画公開された時、話題となったものの、ガンダムファンでは意外と観てない人が多めの作品。私は劇場にて鑑賞しましたが、非常に面白い作品でした。観ていない人はこの時を機会に是非鑑賞する事をおすすめします。
目次
ガンプラ40周年記念特別番組
今回はガンプラ40周年記念となる特別番組となります。放映予定は以下の通り
- BS11
放送日時:2021年1月1日(金・祝)20:00~21:54 - TOKYO MX
放送日時:2021年1月2日(土)19:30~21:30
ゲスト:土田晃之、カズレーザー(メイプル超合金) - MBS
放送日時:2021年1月3日(日)25:25~27:25
ゲスト:土田晃之、カズレーザー(メイプル超合金)
TOKYO MXとMBSではガンダムファンのお笑い芸人のツッチーやカズレーザーさんもゲストにでるようで、本編と合わせて非常に楽しみですね。
内容について
さて、「機動戦士ガンダムNT」のストーリーですが、「機動戦士ガンダムUC」の続編ではあるものの、物語は主役の男女3人が中心。登場人物やモビルスーツは「機動戦士ガンダムUC」から連なるものが多いですが、私個人の印象としては、「機動戦士ガンダムNT」だけ観ても、十分面白い作品かと思います。ただし、「機動戦士ガンダムUC」の登場人物が、後半になるにつれ、ちょろちょろと出始めますので、「機動戦士ガンダムUC」を観ていると一層面白いかと思います。
あらすじ
ネタバレのない範囲で少しあらすじにも触れたいと思います。というのは、公式HPなどで説明されるあらすじだと、「機動戦士ガンダムNT」がどんなストーリーなのかわかりづらい。私なりに、ざっくりとしたあらすじをまとめてみました。
物語は前作「機動戦士ガンダムUC」から1年後。前作のラストでユニコーンガンダム1号機と2号機バンシィのサイコフレームから生じた超常的な力は、現在の人類には扱い切れないものとして、極秘裏に解体・封印された。
その出来事と前後して、地球連邦軍は1号機と2号機の製造データをもとにユニコーンガンダム3号機を独自に製造。しかし、その実験中に暴走事件を起こし、3号機行方不明になってしまう。
一方、遡ること18年前。宇宙世紀0079年。オーストラリアに暮らす少年ヨナと少女ミシェル、リタの3人は、一年戦争開始時に起こった、ジオン公国軍のコロニー落としを事前に察知し、多くの人々を避難させて命を救った。その後、3人は「奇蹟の子供たち」と呼ばれるが、身寄りをなくした彼らは、その能力に目をつけた地球連邦軍により、特殊な施設に入れられてしまう。その施設で過酷な実験で死んでいく、自分たちと同じような子どもたちを目の当たりにした3人は、ミシェルを中心に施設からの脱出を企てる。しかし結果的にリタのみを施設に残す事になってしまい、ヨナとミシェルは罪悪感を抱えながら施設を後にする。
そしてまた18年後に話は戻る。ヨナは地球連邦宇宙軍所属の少尉。ミシェルは、ルオ商会の重鎮となっていた。この時、かつての暴走事故を起こしたまま、行方不明となっていたユニコーンガンダム3号機フェネクスが地球圏に現れ始めた。ミシェルは、アナハイム・エレクトロニクスのサイコフレーム試験機であるナラティブガンダムを調達し、連邦軍と協力し、不死鳥(フェネクス)狩りを開始する。ナラティブガンダムのコクピットにはヨナが乗る。2人は暴走事故を起こしたフェネクスのパイロットであるリタを追うことになる。
見どころ
ガンダムシリーズが好きな人には、見所はかなりあります。一部紹介します。
ユニコーンガンダム3号機
3号機というのが当時発表になった時、“もうなんでも3号機とかやめてほしい”と思ってたんですが、本編観てその印象が変わりました。詳細は伝えられませんが、ラストまで観るとプラモが欲しくなると思います。
ダカールの連邦議会
テレビ版Zガンダムの37話でクワトロ・バジーナ(シャア)が行ったダカール演説が回想シーンで流れたりします。
ルオ商会
こちらもZガンダムにてエウーゴに協力していたルオ商会が物語に絡んできます。というか、メインです。主人公の一人、ミシェルはルオ紹介に、養女として引き取られます。
そして「機動戦士ガンダムUC」の登場人物
続編という事で、どこでとは言えませんが、彼らもでてきます。
今回の年末年始はみんな家で過ごす人も多いかと思います。これまで距離をおいてきた人は、いい機会ですので、「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」を観てみてはどうでしょうか。
コメント