悲しい結末じゃない!ブレワイの過去『ゼルダ無双 厄災の黙示録』!

サブカル

今回は『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』にハマった人にプレイしてほしいソフト『ゼルダ無双 厄災の黙示録』を紹介します。



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ゼルダ無双 厄災の黙示録

ここ何回か6年前に発売されたソフトにも関わらず、再び注目を浴びたことについて『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下:BotW)』を紹介してきました。『BotW』の名前しか知らなかった人はプレイしてみてその面白さにハマる人もいたんじゃないでしょうか。もちろん多くの人は発売時期からプレイしてハマったと思います。そんな、タイトルに「ブレスオブザワイルド」とついてないので、関係ない作品かと思われてしまっている作品があります。そのゲームのタイトルが『ゼルダ無双 厄災の黙示録』
『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は2020年にコーエーテクモゲームスから発売されたゲームで、タイトルにもある通り、「真・三國無双シリーズ」や「戦国無双シリーズ」などの一騎当千のコーエーテクモゲームスが得意とする無双シリーズと『BotW』がコラボした作品です。無双シリーズのコラボは『ガンダム無双』や『ONE PIECE無双』などいろんな作品と行われていますが、『ゼルダの伝説』も過去に『ゼルダ無双』というタイトルで『ゼルダの伝説』の様々なシリーズ作品を基にしたお祭りゲームとして発売されました。そんな中この『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は『BotW』のみとのコラボになっていて、ただの無双ゲームではなく、『BotW』本編でも語られた100年前の大厄災が描かれている内容になっています。なのでキャラクタービジュアルやグラフィックも『BotW』の世界観を忠実に再現したものになっています。『BotW』本編に登場した4人の英傑たちの当時の活躍を体験することができる『BotW』をプレイして感動した人にはたまらない内容になっています。ただしゲーム内容は無双シリーズではあるので、本編のようなオープンワールドを期待する人はそうではないのでご注意を。ただし、『BotW』本編をプレイしてその物語に魅力を感じた人には絶対にオススメした作品となっています。

 

物語はifストーリー

ここで『BotW』本編をプレイした人ほど、100年前の大厄災ってことはバッドエンドになっちゃうんじゃない?と思っている人が多いかと思います。たしかに100年前の大厄災の悲劇があり、4人の英傑は命を落とし、リンクは100年間回復するために眠り続け、ゼルダ姫はハイラル城でガノンを封印した世界が『BotW』本編です。こうして紹介している私も長時間プレイしてバッドエンドなんかみたくないと思っていました。
しかし、実は違うのです。『ゼルダ無双 厄災の黙示録』はゲーム冒頭であの100年前の悲劇が描かれます。無数のガーディアンに囲まれる中、ゼルダ姫がガノンを封印するシーンが登場します。しかし、そこで本編では登場しなかったキャラクターが登場します。それが白い小型のガーディアン。この白い小型のガーディアンがこの物語のキモとなっていて、そもそもはハイラル城のゼルダの部屋に保管されていたものでした。しかし、ゼルダの女神の力の覚醒に合わせて起動することになり、この白い小型のガーディアンが過去の世界、100年前に飛び立つことになります。そしてゼルダに自分が未来から来た存在であることを伝え、間近で起ころうとしている厄災ガノン復活阻止のため協力するというような内容です。『BotW』本編をプレイして魂だけの存在となって語りかけてくる4人の英傑たちに切ない思いをした人も少なくないんじゃないでしょうか。4人の英傑たちが生きている明るい未来もみてみたい・・・そんなifのストーリーを体験できるのが、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の物語なのです。人によっては本編の前日談じゃないのかよ!という意見もあると思いますが、『BotW』本編の100年前が体験できるのは事実なので、これはこれで割り切ってプレイすればいいと思います。



 

『BotW』へのリスペクト

プレイしていない多くの人が、無双シリーズは単調なんじゃないかと思っていると思いますが、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』はそんなことありません。もちろん、戦闘そのものは無双シリーズなので多くの敵を倒していく内容になっていますが、倒す敵が『BotW』本編で戦った敵ばかりなので、あいつらをバッタバッタと倒していくのはやはり快感です。そして要所要所で『BotW』本編をプレイした人にはテンションがあがる演出がたくさんあります。その内容はネタバレになってしまうので伏せておきますが、紹介できる範囲としてリンク以外のプレイキャラクターにも注目してほしい。ミファー、ダルケル、リーバル、ウルボザといった4人の英傑はもちろんのこと、あのインパもプレイキャラクターとして使用できます。念のためインパ?となっている人のために説明すると、『BotW』本編でおそらく多くの人が最初に訪れる村、カカリコ村にいる婆さんのことです。しかも100年前なのでインパも若いです。ということで必然的にプルアやロベリーも若い姿で登場します。そして各アイテムや音楽も『BotW』本編と同じものが多く使われ、無双シリーズのゲームでありばがらも、『BotW』の新しいゲームとしてプレイすることができます。物語を含め、『BotW』にハマった人ならばすごくオススメした作品となっています。

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の続編まで待てない人や最近ハマった人など、まだ『ゼルダ無双 厄災の黙示録』をプレイしていない人はこれを期にプレイしてみてはいかがでしょうか。体験版も配信されていますので、気になった人はまず体験版をプレイしてみてもいいかもしれません。

今回は以上です。

 

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