『【推しの子】』を単なる美少女アニメと勘違いしている人への紹介!

サブカル

私のように現在絶賛テレビアニメが放映中の『【推しの子】』が単なる美少女アニメと勘違いしている人にそうではないということを紹介したいうと思います。



目次

『【推しの子】』への誤解

これは情報弱者である私がアホな話なだけなのですが、4月からテレビアニメがスタートした『【推しの子】』がそのビジュアルから単なる美少女アニメだと思い込んでしまっていて、試聴せずにおりました。主題歌が「YOASOBI」だったり、ネット界隈でもかなり盛り上がっているようだったので、きっとアイドルの裏の世界とかかなりダークな部分とかを描いて話題にでもなっているんだろう・・・と気にも止めませんでした。というのも、当ブログを日頃みていただいている人には、アニメ、ゲームを扱うブログではあるものの、どちらかというとガンダムなどのメカものなどを全般的に扱っていて、俗にいう美少女アニメなどは扱ってないことがわかるかと思います。その理由は単純に好みの問題で、私はどちらかというと、美少女アニメよりもメカ物が大好物で、よほどの理由がないと美少女アニメなどは試聴しないのです。個人的にその漫画原作も知らなかったし、そのビジュアルだけで『【推しの子】』という作品はジャンルとして美少女アニメと勝手に思い込んでいた私は、この作品を気にも止めておりませんでした。
しかし、先日『ONE PIECE FILM RED』をアマゾンのPrime Videoで試聴しようと思って動画を再生すると、どうやら間違えてクリックしてしまったようで、流れた動画は『【推しの子】』の第1話でした。すぐに変えようと思ったのですが、途中途中で挟みこまれるギャグが面白かったのと、テンポ良く進み予想とは違った物語が面白かったのでそのまま見続けてしまい、気がついたら先が気になって仕方なくなり、全て試聴し終わった後、テレビの放映もチェックして現在、原作漫画も買ってしまおうか悩むところまで至ってしまったわけです。今回はこんな私のようにそのビジュアルから『【推しの子】』という作品を誤解している人たちに向け、実際はどんな内容のものなのかを紹介できればと思いました。



【推しの子】はこんな作品

『【推しの子】』は『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、2020年21号より連載中の赤坂アカさん原作、横槍メンゴさん作画による漫画作品。そのアニメが現在放映中というわけです。このタイトルの【推しの子】は【推しの娘】ではなく「子」。つまり物語の主人公は推していたアイドルの子供に生まれ変わってしまうといった内容なのです。前世の記憶を持ったまま生まれ変わるので、ファンタジーな設定ではありますが、サスペンス要素や現代社会を投影した展開、芸能界の闇へ切り込むリアルさなどを非常に面白く表現している作品です。前述の通り、前情報を一切持っていなかった私は第1話(なぜか90分)の展開にびっくりして、そのまま続きの物語にもハマっていってしまったわけです。自分が推していたアイドルの子として転生した主人公は、とある事件をきっかけに復讐に燃える人間へと豹変し、その事件の真相を探っているくのが物語の大筋です。このあとであらすじを紹介しますが、その物語の怒涛の展開については、やっぱり作品を見た方が面白いので、ぜひアニメを試聴していただきたい。そんなんいいから、あらすじ教えろよ!という方は下で要約した冒頭のあらすじを見てください。若干ネタバレを含みます。

 

冒頭のあらすじ

田舎の産婦人科医「ゴロー」は、自分に懐いていた患者で、12歳で亡くなってしまった少女「さりな」の影響でアイドルグループ「B小町」のファンになり、アイドルオタクになってしまっていました。そのグループの中でもさりなと同じく、推しであるメンバーがグループのセンターである「星野アイ」。ある日、ゴローの推しである星野アイが活動休止というニュースが飛び込んできました。落胆していたゴローでしたが、ゴローが務める病院に星野アイが双子を妊娠した状態で現れます。子供を産むこともアイドル活動も諦めないというアイに改めて魅力を感じ、全力で応援することにしたゴローは、彼女の主治医としてつきそうことになりました。しかしアイの出産日、ゴローはアイのストーカーによって殺されてしまいました。
次にゴローが目を覚ました時、なんとアイの子供、星野愛久愛海(アクア)として生まれ変わっていました。アクアの双子の妹である星野瑠美衣(ルビー)は、なんとゴローに懐いていていて12歳で亡くなったあのさりなが生まれ変わった姿でした。二人は互いに生まれ変わる前の記憶を持っていることを知りますが、自分たちがかつての医者と患者の関係であったことまでは気づいていません。そのままふたりは、子供を産んだことを隠しつつアイドル活動を再開したアイを応援しながら、アイのもとで成長していきます。
双子の存在を隠したままアイの人気はどんどん上がり、ついに東京ドームでのライブを控えるまでになます。しかし、その日の朝、自宅に押しかけてきた、かつてゴローを殺したストーカーに刺され、アイは命を落としてしまいます・・・。幼稚園児になっていたアクアとルビーの目の前で死んでしまったアイ。犯人は自殺し、アクアとルビーはアイの芸能事務所「苺プロダクション」の社長である斉藤夫妻の子として成長していくことになります。アクアは、ストーカーにアイの妊娠や病院、転居直後の住所といった情報を流した人物が、これまで明かされていなかった自分とルビーの父親だと予想しました。アイの交流の範囲から、父親は芸能界にいる可能性が高いと考え、その人物への復讐を誓うのでした。

もし私のようにこの作品に誤解を抱いている人がいたら、このあらすじにびっくりしているんじゃないでしょうか?その後の展開も面白いので、これで知った人はぜひ試聴してみてください。

今回は以上です。

 

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