『ペルソナ5』の続編、『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』のストーリーを紹介です。完全なネタバレになるので、ゲームをプレイ予定の人は注意してください。
今回は物語が大きく動き出すPART6、京都ジェイルの話です。
目次
福岡から緊急で京都へ
福岡に辿りついた怪盗団一行。さすがに長旅の影響で運転をしていた真に疲労が溜まっていました。しばらく休憩していこうと思っていた矢先に善吉から連絡があります。善吉は一行に緊急で京都に来てほしいといいます。しかし、真は疲労気味。無理をして運転しようとする真をせいして、なんとペーパードライバーと言っていた春が運転を変わるといいます。なぜか春の様子を怯えたように見ている真。真はみんなに言ってなかったが、春はハンドルを握ると性格が変わるタイプと打ち明けます。
その後、善吉もびっくりするくらい早く京都にたどりついた怪盗団。メンバーは全員グロッキーでした。そしてたどり着いた場所は、仕事上なにかあった時のため用の誰にも知られていない善吉の隠れ家でした。善吉は警察の上層部があまり信用できないという事で、この隠れ家に怪盗団を連れてきました。善吉いわく、今回の黒幕は衆議院議員の『大和田純』。前作の黒幕『獅童正義』ともつながりがあった政治家との事。そしてさらに、この『大和田純』が善吉の妻、茜の母を車で轢いたあの真犯人でもありました。
そして大和田の指示でジェイルのキングを裏で操っていたのが、マディスの社長、『近衛明』。善吉はマディスの本社がある大阪にジェイルがあり、近衛がキングである可能性が高いと言います。その言葉にソフィアは『ここにくる途中、大阪にジェイルはあったぞ』といいます。みんなに伝えたのだが、春の運転で誰も聞く余裕がなかったとのこと。そしてその日、マディスの本社で善吉は近衛と会う事になっていて、そこでキーワードを聞き出そうとします。
善吉が近衛と会っている間、怪盗団のメンバーは京都の高級旅館に招待されました。それはこれまでの働きをたたえての警察からのはからいとの事。一同はここで休息することにします。
罠
その頃、警察本部では善吉の上司である鏑木が警察庁長官に呼び出されていました。そこにはあの大和田がいました。大和田は今回の改心事件の真相は、怪盗団がEMMA(エマ)にハッキングをかけ、個人情報を盗み、その個人情報で脅迫して罪を告白させていたと話します。さらに沖縄の生方の死まで怪盗団の仕業にしようとしていました。これらを理由に怪盗団を至急逮捕してほしいと、大和田は言います。鏑木は抵抗するものの、長官からの命令もあり、警察は怪盗団を逮捕する事になります。
時を同じくして、マディスの社長の近衛は、善吉と会う約束をキャンセルし、記者会見をしていました。心の怪盗団にハッキングされ、研究員が殺されたと大和田と同様の内容の事を話ます。それにより、EMMAを一時停止するとも発表しました。これにより世間から怪盗団は敵視されます。そして警察は、怪盗団のいる旅館を包囲していました。
絶体絶命となった怪盗団ですが、善吉の前もっての連絡により、包囲された旅館にはすでにいなく、善吉の隠れ家に身を潜めていました。しかし、善吉が犯人隠避の容疑で逮捕されてしまいます。真はこの緊急事態に元検事で現在弁護士をしている姉の冴に相談する事にします。
一方、マディスの社長室では近衛が自分のEMMAに次の一手を相談します。警察ではおそらく逮捕できないであろうと答えを出したEMMAは、怪盗団をジェイルに閉じ込める案を近衛に提案。近衛はそのためのキングの候補をEMMAにリストアップさせます。
しばらくして、怪盗団メンバーのチャットに茜のスマホからメッセージが届きます。メッセージの内容は茜を誘拐したので、返してほしければ稲荷大社に来いというものでした。茜は何者かに誘拐され、その何者かが茜のスマホで連絡をしてきたのでした。警察に追われている状況で、迂闊に動けない怪盗団。しかし、善吉が逮捕されている現在、茜を救えるのは自分たちだけだとして、罠とわかりつつも稲荷大社に迎います。そしてそこにはジェイルがありました。
京都ジェイル
京都ジェイルに侵入し、茜を探す怪盗団のメンバー。そこでようやく縛られ囚われている茜を発見しました。茜を解放しようと茜に駆け寄る怪盗団一同。しかし、双葉だけつまずいて転んでしまいます。次の瞬間、茜に近づいた他のメンバーは仕込まれていた檻の罠で捕らえられてしまいます。双葉以外は身動きがとれなくなってしまいました。そして茜は姿を変え、ここ京都ジェイルのキングだということを明かします。
一方、警察で取り調べを受けている善吉。善吉は警察のほとんどが改心されていると睨みます。そこへ真の姉、新島冴が登場。善吉を釈放することに成功します。釈放された善吉は、怪盗団が待つはずの自分の隠れ家に向かいます。そこには京都ジェイルから1人脱出してきた双葉だけがいました。これまでの経緯を双葉から聞いた善吉は、外でもない娘のため、双葉とともに京都ジェイルに向かいます。しかし、ペルソナを使えない善吉とサポート専用の双葉では、状況を打開するのが難しい。とりあえず双葉のサポートにより、シャドウに見つからないように、皆の元に目指すことにします。
そしてなんとか怪盗団メンバーが捕まっている場所、つまり茜のいる場所にたどり着きます。茜のシャドウは、善吉に母に関する怒りをぶつけます。善吉も本音で茜と語り合います。自分の上げた証拠が次々にもみ消され、挙げ句の果てに茜を殺すという脅迫状まで送られ、善吉はこれ以上家族を失いたくなくて、捜査をやめたということ。大和田が許せないが手も出せないということ。どうにもならない時に手を差し伸べてくれたのが、今の上司の鏑木であったこと。しかし茜のシャドウは、それによって自殺した秘書とその家族は犠牲になったと善吉を攻めます。自分の家族を守るため、他の家族を犠牲にしたという指摘に、打ちひしがれる善吉。双葉がここで声をかけます。それは茜を守るためにやったこと。そして本当に悪いのは善吉の家族を傷つけた腐った連中だ!この言葉で我に返った善吉の耳に誰かの声が聞こえます。
『我は汝、汝は我・・・』
善吉のペルソナの覚醒
次の瞬間、なんと善吉のペルソナ『バルジャン』が覚醒しました。善吉とバルジャンは取り巻きのシャドウを一掃します。茜は逃げてしまったものの、捕らわれていた仲間達の救出には成功します。
メンバーがようやく全員揃った怪盗団は、改めて茜の元に向かいます。
ようやく茜の元にたどり着き、茜のシャドウへ説得を試みます。しかし、茜のシャドウは一切聞く耳を持ちません。このまま茜のシャドウとの戦いになると思いきや、茜は自分の心の支えとなっていた怪盗団のシャドウを召喚します。
メンバー全員が自分と1対1の戦いとなります。苦戦するもそれぞれがなんとか撃退することに成功します。そして善吉は改めて茜に誓います。『お前を踏みにじった奴らを必ずこの手で捕まえる!その勇気を俺にくれ!茜』その言葉にようやく応じはじめる茜。本当は善吉の事を信じていた事、ずっと大好きだった事。そして怪盗団のシャドウを倒された茜のシャドウは消えていきます。その状況に心から叫ぶ善吉。善吉はシャドウが消えても、現実では無事だという事を知りませんでした。
その後、京都のジェイルから脱出し、善吉は家に戻り、現実の茜の無事を確認。怪盗団は善吉の隠れ家で今後について話します。そこへ真の姉、冴から連絡が。怪盗団に対する逮捕状は無効になったということ。善吉に対する違法な取り調べに対し、公安委員会の手が入った事を聞かされます。そして残る敵はEMMAのシステムを使う黒幕の近衛のみ。しかし、大阪に近衛のジェイルはあるものの、そのキーワードがわからない。そこでソフィアから一ノ瀬久音なら知っているのではないかと提案されます。一ノ瀬はそもそもEMMAの開発者なので、マディスと取引いたはずなので、知っている可能性が高い。本人に連絡するとキーワードならばもらったと言う。しかし、部屋のどこにあるのか分からないため、明日まで待ってほしいとの事。一同は京都から大阪に向かいます。
今回はここまでです。次回はいよいよ黒幕の根城、大阪ジェイルの話です。
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