『真・女神転生Ⅳ』のネタバレ!ストーリー紹介 PART2

サブカル

2013年にニンテンドー3DSで発売された『真・女神転生Ⅳ』のネタバレストーリーを紹介しています。非常に長い物語なので、何度かに分けて更新していきます。基本的に順次公開していきますが、途中別の記事などが挟まってくる可能性もありますので、予めご了承ください。1つ前と続きに関してはリンクを貼るなどして、なるべく読みやすくしていこうと思っています。長いので移動時間や暇な時に呼んでください。今回はPART2。前回の続きとなります。

なお、メガテンシリーズはロウ・カオス・ニュートラル(そうじゃない場合もあります。)でストーリーが変わるのですが、今回は一番ポピュラーなニュートラルの物語を紹介します。

目次

真・女神転生Ⅳネタバレストーリー Part2

キチジョージ村の怪

キチジョージ村の炎を見たフリンたちは、屋上から広場に向かいました。広場にはキチジョージ村に向かおうとしていた先輩のサムライたちが準備をしていました。指揮しているのはサムライ頭のホープ。ヨナタンは仲間の故郷の一大事に自分たちも遠征に加えてくれとホープに懇願します。ホープはキチジョージ村がフリンの故郷と知ってこれに了承します。急ぎキチジョージ村に向かうサムライ衆。

村にたどり着くとまだ数人の生存者がいました。生存者の話を聞くと、その夜キチジョージ村では『サバト』が行われたといいます。ここでいうサバトはみんなで『本』を読んで、それにより気づいたラグジュアリーズへの不平不満をみんなで語らうといった物でした。そのサバトの最中に本を読んでいた村人の一人が恐ろしい形相へと変わり、他の村人を襲い食べ始めたと言います。その姿はまさしく神話で語られる悪魔そのものだと。ナラクの外で悪魔が・・・。ホープはフリンたちサムライ衆に、村の近くの森に逃げた生存者の救出を命じます。

キチジョージは村にも森にも悪魔が溢れかえっていました。悪魔と戦いながら生存者を救出いていくサムライたち。そんな中、サムライとなったフリンに再会し、救出された事を喜ぶフリンと知人の村人も何人かいました。その村人いわく、どうしようもなくてフリンの両親を救うことができず、フリンの両親は悪魔の餌食になってしまった事を告げます。そしてこの村に本を持ち込んだのは、なんとあのイサカルだというのです。村人を助けながら森を捜索するフリンたち。すると森のある場所で、フリンはイサカルを発見します。

イサカルはフリンにラグジュアリーズは今までカジュアリティーズをいいようにコキ使い、自分たちだけいい思いしてきたと訴えます。イサカルの話を聞いている最中にガントレットのAIのバロウズが『マスター注意して、強力な悪魔の反応がすぐ近くに』と警告します。周りには何もいません。ヨナタンが『まさか・・・』と言葉にするとイサカルは自分が悪魔になってしまった事をフリンに告げ、襲いかかってきました。

 

黒きサムライとの出会い

突然の変貌に驚くフリンたち。いくらイサカルであったとしても、悪魔となって襲いかかってくる以上、応戦せずにはいられません。イサカルとの戦いの最中、イサカルは一度正気に戻りかけます。その時、イサカルは『頼む・・・俺を楽にしてくれ・・』とフリンに言います。迷いながらもこの願いを聞き入れ、フリンはイサカルに止めを刺します。最後にイサカルは『こんな世界変えて欲しい』とフリンに言葉を残し力尽きます。

幼馴染だったイサカルが悪魔へと変貌し、そして自ら手をかけなければならなかったフリン。しかし、そんなフリンに悲しむ間もないまま、次の命令がガントレットに届きました。どうやらこの森のどこかに、事の発端である本を配った『黒きサムライ』がいるといいます。下された命令は黒きサムライの捕縛。フリン達サムライ衆は黒きサムライを探し始めました。

悪魔だらけの森を捜索していると黒いヘルメットに黒い防具を着た女性らしき人影を見つけます。まさしく黒いサムライである出で立ちのその女性は、足掻こうともせず、凛とした態度でフリンたちに向かって「東のミカド国の国民は、真実を知らず、偽りの教義を受けている」といいます。黒きサムライは、真実を知りたければ地下に来いと言い残し、大量の悪魔「リリム」を召喚しました。大量のリリムは魅了のスキルを使い、フリン、ヨナタン、ワルターはそこで意識を失ってしまいました。

意識を失っている間にフリンはまた夢を見ました。夢の中ではナバールを救出した際に悪魔の結界に入った時に見かけたあの白い服を着た少女がでてきました。少女はフリンに「私はみんなのために蘇らなくてはいけない」と話かけてきました。「フリン、私を蘇らせてくれる?」

そこでワルターとヨナタンの声でフリンは目を覚ましました。フリン、ヨナタン、ワルターの3人がリリムによって意識を失ってしまっている間に、どうやら黒きサムライには逃げられてしまったようでした。手がかりを失ったサムライ衆はキチジョージ村を後にすることとなります。道中でワルターが「村人が悪魔に変わったってことは、森にいた悪魔って・・・」と口にしますが、ヨナタンが「しっ!フリンに聞こえる」とフリンを気遣いワルターの言葉を止めました。精神的にも身体的にも疲労したフリンは、宿舎に戻り深い眠りつくことになりました。

 

ケガレビトの里を目指して

次の朝、サムライはアキュラ像広場に緊急招集をかけられます。そこにはサムライ頭のホープの他に、修道院の長『ウーゴ』の姿がありました。修道院は本来の僧としての働き以外にも、ナラクから発見される魔法の遺物の研究もおこなっています。

今回のキチジョージ村の事件から、ウーゴは黒きサムライとナラクの底に住むと言われている『ケガレビト』が関係していると判断しました。ウーゴは魔法の遺物の回収と合わせて、ナラクの最奥まで進み『ケガレビトの里』を調査し、黒きサムライを捕縛しろとの命令します。そしてその詳細をウーゴの側近の女性『ギャビー』からも告げられました。

ここでざわめくサムライ衆の面々。なぜならナラクの奥のさらに先に進むということは、サムライの教義に反することなので、この命令の是非が議論となってしまったのです。黒きサムライを理由にして、ウーゴは実はケガレビトの里にある魔法の遺物が狙いではないという声もありました。いろんな議論が飛ぶ中、フリンたち4人はキチジョージ村での一件もあるので、黒きサムライを探しに命令通り『ケガレビトの里』に向かうことにしました。
言い伝えではナラクの最奥には、扉を守る伝説の悪魔がいるいいます。その悪魔は初代アキュラ王が従えていた悪魔で、サムライの教義が破られないように扉を守っていると。フリンたちは準備を万端にしてナラクを奥へ奥へと下っていきます。すると扉の前に伝説の悪魔『ミノタウロス』が現れました。ミノタウロスを倒さなければ、先に進むことができません。

フリンたちはミノタウロスに戦いを挑みます。これまでナラクで戦ってきたり、仲魔にした悪魔とは比べ物にならない強さのミノタウロスでしたが、フリンたちは激戦の末、なんとか討伐に成功します。扉の奥へと進む一行。ここからは、サムライ衆にとって未知のエリアとなります。

 

ケガレビトの里『東京』

しばらく進むと謎の小部屋を発見します。そこでバロウズがこの部屋は『ターミナル』と呼ばれ、ターミナル間であれば物質を瞬間移動させる装置ということを説明します。機能は停止していましたが、東のミカド国にもターミナルがあるとの事。ちょうどこのタイミングでウーゴから通信がありました。今後、このターミナルを使用することによって、移動が容易になると言います。ターミナルは『ケガレビトの里』にも多数あるとの事で、これを探すのも任務として追加されました。

フリンたちは先に進みます。延々と下に向かって降りていく4人は、これまでの洞窟然としたエリアから、雰囲気の変わったエリアに侵入します。人工物のような通路に変わったそのエリアをさらに下へ向かっていく一行は、ようやく1つの扉に辿りつきました。扉の中は広い空間になっていて、窓があり外を見渡せるようになっていました。4人が窓の外を見ると、果てしなく光の数々が輝いていました。まるで夜空のような光景が足元に広がっていました。

その光景に衝撃を受けた4人は、塔と思わしき今居る場所から更に降りようとしました。
下の階に降りていくと、そこには人の形の石像が無数に飾ってありました。4人が不気味がっているとバロウズが悪魔の反応を感知します。そこにいたのは『メデューサ』という悪魔で、人を石に変える能力をもった強力な悪魔でした。

ここにある人の石像は、すべてメデューサによって石に変えられた、地下世界の住人ケガレビトたちでした。突如現れたメビューサと戦う事になった4人は仲魔たちの力も駆使して、なんとかメデューサを追い詰めます。追い詰められたメデューサは「タヤマの犬のくせして!」と意味のわからない事を言います。4人は疑問に思いましたが、そのままメデューサを撃退しました。

そして4人はエレベーターで一気に乗り1Fへと降りました。扉が開くとそこに2人の男がいました。おそらくは彼らが『ケガレビト』。ヤクザ風の目つきの悪い2人は、フリン達にどこから入ってきたのかと絡んできました。彼らに自分たちが上から降りてきたと話すと、「天使が降りてきやがった」と怯えて逃げ出してしまいました。振る舞いや言葉使いは違ったものの、ケガレビトはフリン達と変わらない外見をしていました。

そしてようやくフリン達はケガレビトの里の地にたどり着きました。ここケガレビトの里は『東京』という名前だとウーゴから通信がありました。フリン達が降りてきた塔は「東京スカイツリー」。ここ東京には空がなく、スカイツリーの頂点辺りの高さで岩盤のような天井で塞がれていました。無事にケガレビトの里である東京についたフリン達。広い東京で黒きサムライ一人を見つけるのは、あまりにも途方がないという事で、4人はまずここ東京を知ることから始めます。そのためにガントレットにあった依頼であるクエストを選ぶ事にします。その手掛かりがあると思われたのが『悪魔討伐隊』と呼ばれた部隊の基地を探すというもの。当面はこの悪魔討伐隊の基地を探すことを目的とし、4人はとりあえず近くにあった街『上野』に行ってみる事にしました。

PART3へ続きます。

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