主役機交代のあったリアルロボットアニメを紹介しています。
今回は2回目。これより以前の作品については、
PART1を参照にしてください。
今回も作品名と合わせて、その作品内で呼称されているロボット兵器の名称と合わせて、サクサクと紹介します。
作品としては古い順からご紹介しています。今回は1992年頃の作品から紹介します。
目次
機動戦士ガンダム0083
この作品のロボット兵器の名称:モビルスーツ
前半主役機:ガンダム試作1号機ゼフィランサス→フルバーニアン
後半主役機:ガンダム試作3号機デンドロビウム
この作品は、ちょっと乗り換えが多めです。冒頭で、主人公のコウは地球のトリントン基地でジオンのガトーに盗まれた核を搭載したガンダムGP02試作2号機サイサリスを追うため成り行きで、ガンダムGP01試作1号機ゼフィランサスに乗ることになります。その後、2号機を追い続け、ついに宇宙へ行くことに。コウの乗る1号機は、重力下仕様だったのですが、宇宙の戦場に出てしまい、ゲルググにボコボコにヤラれてしまいます。その後、月のフォン・ブラウン工場にて、宇宙仕様にするとともに、改修、強化された「フルバーニアン」に乗ることに。
このフルバーニアンは、ついにガトーに追いつき、最終的にサイサリスと相打ちとなり、ガンダムを追う物語は終わったかに思えました。私はそう思ってみてました。
するとまた別の大きな事件が勃発。状況からそのトラブルを防げるのは、コウの乗艦アルビオンのみだったため、宇宙ステーション、ラヴィアンローズにて、GP03ガンダム試作3号機デンドロビウムを受け取り、再びガトーと戦う事になります。登場人物はあまり好きじゃないのですが、この作品のストーリーやメカは凄くいい感じです。
機動戦士Vガンダム
この作品のロボット兵器の名称:モビルスーツ
前半主役機:ヴィクトリーガンダム 後半主役機:V2ガンダム
元々のヴィクトリーガンダムはガンダムシリーズでは珍しい量産機です。主人公のウッソは物語序盤からこのヴィクトリーガンダムを使っています。物語中盤でウッソは敵のベスパに捕まり、捕虜となってしまいます。しかし、ウッソは隙を突いて逃げ出します。裸で。(なぜ裸なのかは本編を御覧ください)脱出の際、奪い返したコア・ファイターは、先の戦闘で損傷していて、宇宙空間の中で、空気漏れしていました。さらにそこへ敵のカテジナの追撃を受け、裸で大ピンチとなってしまうウッソ。そこへ間一髪でウッソの仲間たちが、援護に入り、同時に新型モビルスーツ、V2ガンダムを届け、宇宙空間を裸で移動したウッソは、ようやく服をきて、V2ガンダムでカテジナたちを退けます。
このV2ガンダムは宇宙世紀で最強と言われている機体。物語終盤には、アサルトパーツ、バスターパーツが追加され、さらに強化され、非常に人気のあるガンダムです。ただし、富野監督が執筆した小説版では、V2は登場せず、セカンドヴィクトリーという別のガンダムが登場します。
機動武闘伝Gガンダム
この作品のロボット兵器の名称:モビルファイター
前半主役機:シャイニングガンダム 後半主役機:ゴッドガンダム
この作品では、ガンダムは肉弾戦が基本となっている珍しい作品。ネオジャパン代表の主人公、ドモンは序盤からシャイニングガンダムで、地球を舞台にした大会ガンダムファイトを戦い続けていました。その中でドモンはデビルガンダムという諸悪の根源も追っていました。物語中盤で仇敵デビルガンダムを討つ事に成功するもエネルギー切れ間近のシャイニングガンダム。開始までにネオ・ホンコンにいないと失格とみなされるガンダムファイト決勝大会開会式まであと数時間。
そこへ送られてきたデータが転送されていないため動かない新型機ゴッドガンダム、そしてデビルガンダムを破壊されせめてドモンをネオ・ホンコンに行かせまいと怒り狂う強敵の東方不敗・マスターアジアとマスターガンダム。中破したシャイニングガンダムからゴッドガンダムの元へ激しい光とともにデータが転送され、朝日をバックにシャイニングガンダムをお姫様だっこしながらゴッドガンダムが起動するシーンは、主役交代の中でもかなり熱い展開となっています。そこから主役機がこのゴッドガンダムとなります。色物扱いされやすいGガンダムですが、アニメ作品としては、素晴らしいものになっているので、ぜひご視聴ください。
新機動戦記ガンダムW
この作品のロボット兵器の名称:モビルスーツ
前半主役機:ウイングガンダム 後半主役機:ウイングガンダムゼロ
以前にもこの作品の主役機交代について記事を書きましたが、第1話から登場する主役機のウイングガンダムは割と序盤に自爆します!。その後、主役機と思われてたウイングガンダムはほとんど出てこなくなります。主人公のヒイロはしばらくヘボい量産機で戦ったり、よくわからないモビルスーツのったりと、全然ガンダムにのりません。
そして、ようやく後半主役機であるウイングガンダムゼロが画面に移りだして、ああ、やっと主役機交代だな・・・と思っていると、後半の主役機に乗るのは、敵のライバル的存在のゼクス。
で、ヒイロはおそらく悪役となるガンダムエピオンにのったりします。ヒイロがエピオンで、ゼクスがウイングゼロのまま、二人は戦い始めます。そしてなぜか一回戦いをやめ、「やっぱとっかえないか?」となり、ヒイロはようやくウイングゼロに乗り換えます。(本当はもっとちゃんとしたセリフです。)その後、続編となる「Endress Walts」で、「ゼロは何も教えてくれない・・・」みたいなセリフをヒイロが言うのですが、あんた、エピオンのってたじゃん。とかいいたくなっちゃうほど、
意表をつかれまくった作品となりました。
機動新世紀ガンダムX
この作品のロボット兵器の名称:モビルスーツ
前半主役機:ガンダムX 後半主役機:ガンダムダブルエックス
冒頭で主人公のガロードは、ヒロインのティファを救いだすため、陸上戦艦・フリーデンに潜入して、そこで手Gコントロール・ユニットをに入れたことから、ガンダムXに乗ることになります。ガンダムXにはサテライトキャノンという月から受けるスーパーマイクロウェーブを受け、超高出力ビーム砲を撃つことができる機体。でもガンダムXは物語の前半に大きな損傷をおってしまい、サテライトキャノンも破壊されてしまいます。
主役機交代が早いなと思っていたら、改修され、ガンダムエックスディバイダーという機体に一度生まれ変わります。
これで終わりかと思えば、物語中盤に連れ去られたティファとジャミルを救い出すため、輸送船に潜入したガロードはその格納庫で新型MS、ガンダムダブルエックスを発見します。ティファから受け取ったGコントローラーで、ガロードはXのときと同じように、ガンダムダブルエックス起動させます。ダブルエックスはサテライトキャノンを2門装備したツインサテライトキャノンを装備していて、その威力はコロニーレーザーに匹敵するとの事。だんだん兵器の威力が飽和状態となってきた頃でしたね。
今回はここまでです。
気がつくとなんかガンダムばかりになってしまっていますね。
続きはリアルロボットアニメ恒例!主役機交代についてPART3にて。
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