本ブログ内では様々なサブカルチャーをご紹介、取り扱いをしています。
というのも、各有私がリアルロボットアニメやゲームが大好きだからです。
しかし、ここ20年ほど気になっていることがありました。
それは1998年2月11日にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売された、
初代PlayStation用ソフト「ゼノギアス」。
ジャンルはRPGで巨大ロボットを扱った作品であるのに、
私は一切プレイしていませんでした。
理由は特にないのですが、なんだかんだ発売当時未プレイのまま、
ハードがどんどん新しくなっていき、どんどんプレイしなくなりました。
しかし、ネットなどを見ていると、名作であったり、
このゲーム内のネタなどが語られているのを見ると、
このままプレイしないわけにもいかない・・・と強く思っていました。
そこでつい最近、PS VITAにて、ゲームアーカイブより購入。
つい、先日無事クリアしたので、あえて今このゲームをプレイした感想を、
今回はご紹介したいと思います。
目次
ストーリーは今でも超面白い
かなり昔のゲームという事で、世間の評価ほどは正直期待していませんでした。
しかし、このゲームの設定は、ヘタなリアルロボット物よりも重厚になっていて、
各国の歴史と国力の違いや、その特徴、
この世界のメカ関係の動力源や、それぞれの機体の特徴や見せ場など、
とにかく設定を生かした物語が素晴らしい。
この重厚な世界設定に、主人公たちを含む、様々な謎が徐々に解明されていき、
主役機のヴェルトールの強化イベントや、ゼノギアスってこのことなの?というところまで、
なぜ、今までプレイせずに来てしまったのだろうと非常に後悔しました。
さらにナノマシンやバイオテクノロジーなども出てきていて、
本当に当時作られたのかと思ってしまうほど、しっかりした物語となっています。
音楽も素晴らしく、久々にBGMで記憶に残る曲もありました。
正直いってゲームではなく、そのままアニメかなんかでやった方がよかったんじゃないかと
思えるほど、物語は素晴らしかったです。
ゲームシステムは辛かった
初代PlayStationの時代で、FF7の後の作品なので、
システム的にはあまり心配していなかったのですが、
こちらは少ししんどかったです。
今プレイしたからというのが大きいのは重々承知なのですが、
戦闘が少し大味に感じたり、ダンジョンにはマップがなかったり、
ジャンプアクションのある場所で、エンカウントバトルがあったりと、
若干、眉をしかめてしまう場面もしばしば。
そして、今作の目玉となるロボット、ギアでの戦闘なのですが、
戦闘自体はまあ、こんな感じかという所ですが、
ダメージを回復するのに、とあるアクセサリーを装備しなければいけなく、
装備しても燃料を消費するのでおいそれとダンジョン内では使用できません。
このギアの戦闘は、攻撃の動き一つ一つで燃料を消費するので、
あまり長時間ダンジョンを探索したくなくなっちゃいます。
せめて普通にアイテムとして持てればあまり気にならなかったのですが、
ギアの燃料やHP回復だけは手段が限られていたので、
そこがもう少し緩ければ、もう少し印象が変わっていたと思います。
ボス戦で初見殺しが結構ある
当時、そこそこネットが普及していたと思うので、
それでかどうかわからないのですが、結構ボス戦で初見殺しがあったのが気になりました。
思わずネットで調べてしまったのですが、あまり説明のないとあるアクセサリーを装備すると、
簡単に倒せるようになったり、難易度が大きく変わったりして、
ストーリーが面白いので、もう少しすっきりとプレイしたかったのが惜しいです。
当時だとこれでもなんてことなかったのかもしれませんが、
この頃プレイしたスクウェアのFFシリーズなどは決してこうゆうストレスはなかったので、
やはり独特だったんじゃないかと思います。
噂のDisc2問題
Disc2のストーリー進行はほとんどが、
テキストを読み進めるオートイベント状態になってしまっているというのは、
以前から聞いていたので、覚悟していたのですが、
思ったほど酷くはなかったです。
たしかにおそらくは大事な場面を淡々とテキストで説明していくのですが、
要所要所でボス戦やダンジョン探索もあり、
まったくゲームができないという感じじゃなかったので、
ここは安心しました。
ラストダンジョン前に普通にワールドマップでいろいろ回れるので、
勝手に最悪な想像していたので、これはうれしい誤算でした。
当時として多いアニメーション
ゲームでイベントなどでアニメーションが挿入されるのは、
個人的にPlayStation2の頃になってからだと思ってたんですが、
思ったより、ちょこちょことアニメーションシーンがあり、
ラスボス後は結構長めにアニメーションがありました。
これも少しびっくりしました。
このせいもあって、普通にアニメで作ればいいのにと思ってしまいました。
ゲームシステムは少し厳しいですが、
それを補ってもあまり得る物語の素晴らしさ。
気になっている人で、未プレイの人はぜひプレイしてみてください。
いまではアーカイブで600円くらいなので、お得ですよ。
コメント