『ウィッチャー』シリーズを手掛けてきたポーランドのスタジオCD Projektは、現在『ウィッチャー』シリーズのゲームを複数リリースする計画があることを明らかにしました。
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複数の『ウィッチャー』シリーズ
これの情報はCD Projektの上半期決算説明会で社長兼共同CEOのAdam Kiciński氏が明かしたとのことで、具体的にどんな作品がいくつ制作されるという話ではないようです。Adam Kiciński氏いわく、PCのみで発売された1作目の『ウィッチャー』、PCとXbox360などで発売された続編の『ウィッチャー2 王の暗殺者』、そして世界的に大ヒットとなった『ウィッチャー3 ワイルドハント』の3作を一つの”サーガ”として描いてきたように、次にリリースする予定の『ウィッチャー』シリーズも”サーガ”を描いていき、大まかに複数作で世界観を構築していく旨を明かしました。『ウィッチャー』シリーズの開発については以前にも紹介しましたが、『ウィッチャー3 ワイルドハント』を最後までプレイすると、やはりそのままゲラルトが主人公のまま続くとは思い辛いですよね。おそらく新主人公による新しい”サーガ”となると予想していますが、果たしてどうなるんでしょうか。今のところ『ウィッチャー』の最新作は、Epic Gamesと技術的パートナーシップを締結したことを3月に発表していて、Unreal Engine 5で開発を進めていることが明かされています。開発されているってことはキャラクターとかそのへんはもう決まってるんでしょうかね。すごく気になります。なお、すでに『サイバーパンク2077』はリリースされていますが、新世代機版の『ウィッチャー3 ワイルドハント』は2022年10~12月頃に予定されているとのこと。この頃にまた新しい情報があったらうれしいですね。
やはり気になる主人公
まだ1枚のみ公開されているビジュアルでは、物語に登場するウィッチャーのメダルのみ明かされています。気になるのがこのメダル。一応、説明すると『ウィッチャー』シリーズに登場して、モンスター退治を専門とするタイトルにもなっている「ウィッチャー」は、主人公のゲラルト含め、ウィッチャー内の流派に属しています。その流派は首から下げているペンダントのメダルの形でわかるのですが、これまで主人公だったゲラルトは狼流派(メダルは上の画像)です。他にもゲーム中では猫流派、蛇流派、熊流派、グリフィン流派、マンティコア流派など存在し、『ウィッチャー3 ワイルドハント』ではそんな各流派の剣や防具などを入手することができました。現在公開されているビジュアルは狼流派のメダルではないので、おそらく主人公はゲラルドではないと思われます。このメダルについても詳細は判明していなにのですが、一番近いのが猫流派(メダルは下の画像)のメダルではないか?と世界中のファンの間で議論されました。中には「山猫」ではないかという見方があり、断言はできないのですがその線が強いようです。そうなると全く新しい主人公になるかと思いますが、果たしてどうなんでしょうか。個人的にはキャラメイクとかして、プレイヤーオリジナルのウィッチャーになりたいですね。ただCD Projektは主人公が決まっている作品が多いので、その可能性は低いかもしれませんね。『サイバーパンク2077』は主人公が「V(ヴィー)」という名前で決まっていましたが、キャラメイクできたのでせめてキャラメイクできる作品になることを期待したいです。
一方「シリラ」という見方も
これまでの『ウィッチャー』シリーズで主人公のゲラルトよりも重要人物となるのが、ゲラルトの娘のような存在の「シリラ(通称シリ)」。Netflixの実写ドラマでもゲラルトとシリの絆が描かれ、『ウィッチャー3 ワイルドハント』では大人になったシリが活躍し、その特殊な能力を使用して一部でシリでプレイできました。ちなみにシリは狼流派なのですが、腰に猫流派のメダルもつけているので、現在公開されているビジュアルからシリが主人公になるのでは?という見方もあるようです。それはそれでテンション上がりますが、シリが主人公だと強すぎてなんでもありになっちゃいそうですよね。実写ドラマも好評とのことなので、シリの人気なら可能性はかなり高そうですが、あのシリをゲームとして遊ぶためにどう弱くしていくかが気になります。また『ウィッチャー3 ワイルドハント』はマルチエンディングになっているので、どのルートの続きになるのかもファンにとっては好みが分かれてくると思います。私は個人的にシリが最後ウィッチャーになるエンディングが好きだったので、あのルートの続きだったら是非プレイしてみたいですね。でもやっぱりキャラメイクしたいなぁ・・・。
今回は軽く情報公開だったので、まだ具体的にどんな作品でいつ頃リリースされるかとか明確にされているわけではないので、かなり先のことになるかとは思います。それでもあの世界観でまた新しくゲームをプレイできるのはうれしいで、できるだけ早く新しい情報がほしいですね。
今回は以上です。
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