ガンプラ転売のせいで風評被害!大手通販サイトが「デマ」の被害に!

時事問題

「ガンプラ」の転売問題から、とある大手通販サイトが疑われSNSで炎上しましたが、どうやらそれは事実無根だった様子。しかし、事実無根だったという話題はそれほど拡散されず、良くないイメージだけが残ってしまっているようです。



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問題となったの疑惑

少し前に話題となったのが、大手通販サイトである『あみあみ』について。『あみあみ』はホビー関係の通販サイトとして超有名で、模型やフィギュアを趣味としている人で知らない人はいないんじゃないでしょうか。そんな『あみあみ』に向けられた疑惑というのが、『あみあみ』が入荷した「ガンプラ」を、『あみあみ』が所有している船に乗せて中国へ密輸をしていた!という内容。この内容をツイッターで主張した人がいて、それが拡散していったというものでした。該当ツイートは3万件を超えるリツイートによって、ネット中に拡散されることになり、この事がきっかけで「あみあみ不買運動」というワードがトレンド入りするほど、大騒ぎとなりました。しかし、このツイートは明確な情報ソースがなく、個人による憶測からによるもののようで、別のネットユーザーから矛盾点を指摘されると、そのツイートを削除し、「真偽不明」だったことを認めたとのこと。しかし、謝罪ツイートの方は疑惑を公表したツイートほどは話題にならず、500リツイートもされてなく、こちらはあまり拡散されず、今この時点でも『あみあみ』に対して、ネガティブなイメージを持っている人もいると思います。
これまで当ブログでも「ガンプラ」の転売問題はいろいろ取り上げてきましたが、この話題がネットに出た時、その内容の信憑性の低さから取り上げることがありませんでした。しかし、思ったより拡散されていたようで、残ったのは『あみあみ』に対する風評被害のみとなってしまいました。

 

消えない風評被害

当ブログでも紹介した話題の中に、「問屋が転売していた」という問題がありました。これについては販売元であるバンダイも対策などをして、その後以前よりはガンプラが売り場に戻って来たという事実があります。この事が原因のせいか一部のガンプラユーザーの中には、そういった問屋や一部の大手サイトなどに疑惑の目を向けている人も増えてしまったようです。なのでそれ以降、疑わしい企業や店舗があると、一部ではことの真相を確認せず、とりあえず炎上させる流れがまでできてしまっているようです。一度流れた「デマ」を修正するのは難しく、今回のようにその疑惑が「デマ」であったとしても、事実無根の方は拡散されにくいようです。たとえそれが「デマ」であったとしても、残っているのは風評被害のみ。こうして関係のない人や企業まで炎上させてしまうのは、非常に問題かと思われます。『あみあみ』は画像認証を導入し、botによる購入を排除しようとするなど、転売ヤー対策をしていて、むしろユーザー寄りな企業です。この事でどこまで売上や信用に影響があったのかはわかりませんが、こんな事には負けずに頑張っていってほしいです。

転売ヤーは小物!『転売問屋』というガンプラ品薄の黒幕が暴かれる!
これまで当サイトでも何度もガンプラの転売問題について取り上げてきました。転売ヤーの大量発生なのか、バンダイの生産が少ないのか、いろいろな疑念がありましたが、今回その多くの疑問の一つが解明されたようです。 (adsbygoogle = win...
カートン箱に警告文!あれからもバンダイは転売対策を続けています!
流通業者に向けてBANDAI SPIRITS(以下:バンダイ)が声明文を出した途端、量販店のガンプラ売り場にガンプラの在庫が溢れだし、ようやく日常が戻ってきましたが、なんと現在もバンダイさんは、転売に対しての対策を行っているようです。 (a...

 

消えぬ転売ヤー

今回、憶測の範囲から疑惑を拡散してしまったツイートも問題ではありますが、なぜそんな事になってしまったかというと、転売ヤーが存在することで、ユーザー間に不信が生まれてしまったことが諸悪の根源です。転売問題は先日、『東京ディズニーリゾート』のグッズ転売についてもかなり大きな話題となりました。4月7日、東京ディズニーシーでは人気キャラクター「ダッフィー」の新グッズや、売り切れていた限定グッズなどが発売されたのですが、そこにも転売ヤーが多く現れカオス状態だったとのこと。おそらくは中国人だとみられる方々が、個数制限のある人気グッズを購入するため、精巧に作られた赤ちゃんの人形をベービーカーに乗せて、「赤ちゃんも1人」と数えることで1つでも多く手に入れるために準備した、いわゆる「フェイク赤ちゃん」まで登場したことは、おおくのメディアで取り扱っていました。東京ディズニーランドなどを運営する「オリエンタルランド」が、先日フリーマーケットサービスを展開する「メルカリ」と連携し、転売対策を行なっていくことも話題になりましたが、結果的に対策としてとられたのは、転売ヤーの出品は削除されず、注意書きが掲載されているのみのようです。

https://twitter.com/xxx_l_ll/status/1511856604161126407?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1511856604161126407%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=http%3A%2F%2Fblog.esuteru.com%2Farchives%2F9860808.html

注意書きの文言は「本商品は、価格が急騰している可能性があります。東京ディズニーリゾートRオフィシャルウェブサイトまたは東京ディズニーリゾート・アプリ内のショッピングページをご確認 いただき、購入の際は冷静なご判断をお願いいたします。」とあるのみ。“高い”ってのを知った上で購入する人がほとんどだと思うので、この注意はぼ意味がないと言えます。たしかに住む地域によっては、現地にいく事を考えると、こうしたメルカリなどで購入した方がいいのかもしれませんが、問題となっているのは買い占めにより、本来欲しがっている人が買えなくなってしまっているということ。法的な問題などからか、まだ転売を完全になくす事にまではなかなかたどり着けない様子。現在「ガンプラ」の転売に関しては少なくなってきているようですが、最新作はいまだに狙われているようですし、人気のあるアイテムはアマゾンなどでも定価より高い金額で売られているものもあるようです。

なかなか解決しない転売問題。「ガンプラ」の転売もそうでしたが、ディズニーグッズに関しては、その金額の上乗せ額が多くて驚きますね。できるだけ早くこの問題は解決してほしいです。

今回は以上です。

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