WB GamesとNianticが共同開発し話題となった、AR位置情報ゲーム『ハリー・ポッター:魔法同盟』が2022年1月31日をもってサービスを終了することになったようです。
世界中で大人気コンテンツである『ハリー・ポッター』シリーズを題材にして、現実の世界に溢れ出した魔法の生き物や道具を収集する位置情報ゲームとして、2019年にリリースされたスマホアプリ『ハリー・ポッター:魔法同盟』。プレイヤーは魔法省特殊チームの一員となって、魔法界の秘密を守るために世界を探索するというファンにはたまらないゲームでしたが、2022年1月31日をもってサービスを終了するという発表がありました。12月6日にはアプリストアから削除され、数カ月のうちに残されたストーリーを完結させるとのこと。開発したNianticはブログ内で「私たちは2年間この物語を提供し、プレイヤーの皆さんとともに目標を達成することができました。そして、この物語をまもなく完結します」「この旅に参加してくださった、魔女や魔法使いの素晴らしいコミュニティに感謝します。この2年間、皆さんと一緒に冒険することができて、とても楽しかったです。また他のゲームでお会いできることを楽しみにしています」と終了について感謝とともに報告しました。
【お知らせ】
『ハリー・ポッター:魔法同盟』は2022年1月31日をもちましてサービスを終了することになりました。
2021年12月6日にアプリストアから削除されます。その日を迎える前に、一緒に大災厄に終止符を打ちましょう。
詳細はこちらをご覧くださいhttps://t.co/5j6yfYlMxx#魔法同盟 pic.twitter.com/9XYIVVmAQK
— 『ハリー・ポッター:魔法同盟』【公式】 (@HPMahouDoumei) November 3, 2021
魔法使いの皆さん
本日は、2022年1月31日をもちまして『ハリー・ポッター:魔法同盟』のサービスが正式に終了することをお知らせします。2021年12月6日にApp Store、Google Play、Galaxy Storeから削除され、同日をもってゲーム内購入もできなくなりますのでご注意ください
『ハリー・ポッター:魔法同盟』のサービスを開始した背景には、現実世界の環境で魔法界を楽しめるゲームを作りたいという願いと、皆さんに屋外へ足を運んでもらい、近隣を歩いてほしいという思いがありました。それから数年のあいだに、全世界で数百万人もの魔法使いたちが現実世界の冒険をスタートし、力を合わせて魔法界の秘密の流出を防いでくれました。「許されざる者」との戦いを続けられたのも、皆さんの加勢があったからです。ハーマイオニーやハリーと一緒に機密保持法特別部隊として活動し、消えたロンドンの5人をめぐる謎の解明に力を尽くしてくださった皆さんに心より感謝いたします。その甲斐あって、ついに大災厄に終止符が打たれようとしています
2021年11月2日に、ゲームプレイに関して以下の変更が行われます:
すべてのデイリー任務の報酬が増加
マスターノートですべての魔法薬の調合時間が50%減少
1日に送れるギフトと開封できるギフトの数が無制限に
バルッフィオの脳活性秘薬で得られるプレイヤーXPが3倍に増加
1920年代のポートキーかばんがマップに表示される頻度が上昇。また関連するかけらの報酬が2倍に増加
呪文エネルギーと材料がマップに表示される頻度が上昇
これから数ヶ月の間に、残りの死に至るボスのリリースをはじめ、以下のイベントが予定されています。お楽しみに!
11月
ドローレス・アンブリッジの死に至るボスイベント
光り輝くもの:半純血のプリンス(第一部)
ルシウス・マルフォイの死に至るボスイベント
光り輝くもの:半純血のプリンス(第二部)
12月
ベラトリックスの死に至るボスイベント
分霊箱を追え(第二部)
ヴォルデモートの死に至るボスイベント
光り輝くもの:死の秘宝(第一部)
ホリデーイベント
光り輝くもの:死の秘宝(第二部)
1月
来年1月にゲームに実装予定の変更については、後日また詳細をお伝えします
魔女と魔法使いたちの素晴らしいコミュニティに参加してくださった皆さんに、心から感謝を申し上げます。私たちと一緒に現実世界で冒険してくださり、本当にありがとうございました
『ハリー・ポッター:魔法同盟』チーム
ユーザーの声
今回サービス終了の発表を受けたユーザーたちの中には、まだまだ楽しんでいた人も多かったようで、驚いているようです。ストーリーはしっかり完結までいくという報告を受け、安心してるユーザーもいれば、エラー多いのに対応悪くて、離れていったという意見もチラホラ。世界的に人気のコンテンツであっても、こういった位置情報ゲームには合う合わないがあるのでしょうか。Nianticは同じような位置情報アプリの『ポケモン GO』や『Ingress』も手がけていて、こちらの方は今も順調にサービスが続いているようですね。というか、『ポケモン GO』についてはお年寄りの間でもかなり人気があるようで、私の家のそばにもよくスマホを持ったお年寄りたちがタムロしております。
他の位置情報ゲームは
『ポケモン GO』や『Ingress』以外にもスマホの位置情報ゲームは結構あります。その中でもやはりネームバリューで人気なのか国民的RPGである『ドラゴンクエスト』を題材とした『ドラゴンクエストウォーク』は今も人気のようです。こちらも割と年齢の高い人に人気のようで、駅のホームとかでオッさんがプレイしているのをよく見かけますね。しかし、ドラクエを題材にしても他のジャンルではサービスを終了してしまったスマホゲームもあり、そのコンテンツの特徴がジャンルによって合う合わないがやっぱりあるようですね。個人的には今回の『ハリー・ポッター:魔法同盟』と同じようにサービス終了するのではないかと思っていたポケモンの後追いコンテンツである『妖怪ウォッチ ワールド』。元となる『妖怪ウォッチ』が大ブームから一気に盛り下がったので、こちらも厳しいかと思っていたのですが、どうやら順調なようです。
始まりがあるものには終わりが来る。それはスマホアプリも同じです。私がプレイしているアプリもいつか終了してしまう事かんがえると、コンシューマーゲームと違い、終わるともう遊べなくなってしまう物なのだと再認識しました。
今回は以上です。
コメント