結構納得!声優が変わっても違和感がなかったキャラランキングの紹介

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gooランキングにて、声優が変わっても違和感がなかった長寿アニメキャラランキングというのが発表されました。今回はこのランキングの上位10位の紹介をしたいと思います。




長寿アニメとなると、その作品の長さからキャラクターの声の印象が強く残ってしまい、声優さんが交代した後に、賛否両論の声が度々ネットなど様々なところで話題になります。場合によっては、その声優さんのSNSが炎上してしまうなんてこともありました。そんな中、長寿アニメの中で声優さんが交代しても、違和感がなかったというキャラクターのランキングが発表されました。人によって印象や思い入れも違うと思うのですが、ここで選ばれたキャラクターの声は多くの人に受け入れられたということですね。今回は上位10位を紹介します。

目次

1位 ルパン三世

声優:山田康雄→栗田貫一

1位は『ルパン三世』の主人公のルパン三世。1995年に他界された山田康雄さんに代わり、モノマネ芸人の栗田貫一さんが代役となりました。映画作品の『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』収録直前に山田康雄さんが脳出血で意識不明となったことから、ルパンに代役をたてなければならなくなり、、放送局から「代役には声優でなくタレントの起用を」と要請されたため、困ったアニメスタッフは、当時ルパン三世のものまねのネタで人気のあった栗田貫一さんに依頼したそうです。当初、「ちょっと助けてもらえないか」と依頼が来たため、「一言二言の録り残しがあるのだろう」「誰にも気付かれずに一部パートならものまねタレントとしても名誉である」と栗田貫一さんは受諾したのですが、実際には全く台詞の録音はされていなくて、栗田貫一さんが全編の収録をする事態となったとのこと。今ではもはや違和感など一切ありませんが、当時は批判する声も結構ありました。しかし、回を重ねるごとに、“ものまね”から完全な本物になっていくのが、素晴らしかったですね。確かに文句なしの1位だと思います。

 

2位 毛利小五郎

声優:神谷明→小山力也

2位は『名探偵コナン』の毛利小五郎。超大御所の神谷明さんから2009年に小山力也さんが2代目として引き継いでいます。個人的に小山力也さんは、『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアーのイメージが強かったのですが、声質が違うにも関わらず、毛利小五郎でも違和感ありませんでしたね。うまい声優さんでキャラクターと声が合えば、先代のイメージを払拭できるいい例だと思います。

 

3位 峰不二子

声優:増山江威子→沢城みゆき

3位は1位と同じく『ルパン三世』の“ふじこちゃ〜ん”こと峰不二子。増山江威子さんから沢城みゆきさんが引き継いでいます。ちなみに増山江威子さんは2代目で、初代は最初のテレビシリーズを二階堂有希子さんが演じていました。沢城みゆきさんの演技の幅は本当に広く、息子が小さい頃に教材のアニメで男の子を演じていた時、キャストを見るまで沢城みゆきさんだと気付きませんでした。その後、『ゲゲゲの鬼太郎』で鬼太郎を演じるなど、男の子の声もよく演じています。増山江威子さんの声が非常に特徴のある甘い声だったので、沢城みゆきさんが峰不二子を引き継いだと聞いた時、どうかな〜と思っていたんですが、本編みると本当に違和感ありませんでした。ようやく放送がスタートした『鬼滅の刃』の新作『遊郭編』で上弦の陸の堕姫を演じることでも話題になりました。

 

4位 野原しんのすけ

声優:矢島晶子→小林由美子

4位は『クレヨンしんちゃん』の主人公のしんちゃん、野原しんのすけ。あまりにも特徴的だった演技の矢島晶子さんから、小林由美子さんが引きつでいます。このしんちゃんに関しては、個人的に声優変わってないんじゃないかと感じるぐらい同じに聞こえました。違和感ないとかじゃなく同じに聞こえましたね。素晴らしいです。矢島晶子さんは『クレヨンしんちゃん』で有名でしたが、しばらくしてから、『新機動戦記ガンダムW』のヒロインのリリーナ・ドーリアンを担当していたと聞いて、驚愕した記憶があります。

 

5位 次元大介

声優:小林清志→大塚明夫

5位はまたまた『ルパン三世』より、最後に声優が交代となった次元大介。小林清志さんから、大塚明夫さんが引き継いでいます。大御所から大御所への引き継ぎなので、声の質は違うものの、大塚明夫さんの声になっても違和感ないですね、たしかに。個人的には小林清志さんはトミリー・ジョーンズの吹き替えのイメージもあったのですが、あちらも、大塚明夫さんが引き継ぐのでしょうか。

 

6位 野原ひろし

声優:藤原啓治→森川智之

まだ記憶に新しい2020年に亡くなった藤原啓治さんに変わって、森川智之さんが代役となった『クレヨンしんちゃん』のとうちゃんこと、野原ひろしが6位。藤原啓治さんが病気で倒れてから代役をして、森川智之さんが担当していたのですが、森川智之さんは藤原啓治さん本人から半ば指名されたような役でもあることから、藤原啓治さんからの手紙を仕事場の机にいつも入れていて、完全に役を引き継いだ今でも「自分としてのひろしもあるけれど、傍らに藤原啓治のひろしもいて、2人で演じている気持ちがある」とコメントしていました。声質は違うものの、藤原啓治さんの野原ひろしに寄せているのか、違和感を感じません。個人的にはもう少し上のランキングだと思ってました。個人的には藤原啓治さんはアイアンマンのトニーの吹き替えもやっていて、そちらの代役も気になったのですが、こちらも森川智之が担当しています。

 

7位 銭形警部

声優:納谷悟朗→山寺宏一

7位もまたまた『ルパン三世』より、銭形警部。納谷悟朗さんから、超有名声優の山寺宏一さんが引き継いでいます。正直今回のランキングの中で、個人的に一番違和感を感じています。山寺宏一さんの演技や声はすごく好きで、他の作品では素晴らしいと思うのですが、この銭形警部だけは正直いまだに違和感を感じています。でも、7位ということは世間では受け入れられているんですね。

 

8位 磯野カツオ

声優:高橋和枝→冨永みーな

長寿アニメといえば『サザエさん』。『サザエさん』でも度々声優交代があり、都度話題になっていますが、その中でカツオが8位にランクインしています。声優は2代目の高橋和枝さんから、冨永みーなさんに交代しています。というか冨永みーなさんがカツオやったのが当時驚きました。冨永みーなさんは『機動警察パトレイバー』の主人公の泉 野明の印象が強く、とても男の子の声をやるとは思っていませんでした。たしかに違和感はなく、もう今ではカツオはあの声でしか思い出せませんね。冨永みーなさんは『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃんも引き継いでいます。今回のランキングでも11位にランクインしてます。

 

9位 山田伝蔵

声優:大塚周夫→大塚明夫

9位はこれまた長寿アニメ『忍たま乱太郎』より、山田先生がランクイン。声優は2015年に亡くなった大塚周夫さんから、その息子である大塚明夫さんに引き継がれました。声質も近いし、親子なので違和感がないのかもしれません。大塚親子の同じような引き継ぎでは、個人的にゲームの「キングダム ハーツ シリーズ」のマスター・ゼアノートも印象に残っています。大塚明夫さんの方が少し悪役っぽくないのですが、それでも最初からそうだったように感じました。

 

10位 おじいちゃん(さくら友蔵)

声優:青野武→島田敏

最後の10位はこれも長寿アニメでほぼ『サザエさん』とセットで誰もが見ている『ちびまる子ちゃん』のおじいちゃん、さくら友蔵。2012年に亡くなった2代目の青野武さんに代わって島田敏さんが引き継いでます。当初、島田敏さんが引き継ぐと聞いたときにびっくりしました。個人的に島田敏さんは『機動戦士Zガンダム』のラスボス、パプティマス・シロッコのイメージが強かったので、まるちゃんのおじいちゃんが「落ちろ!蚊トンボ!!」のような乱暴なセリフとは合わないと思っていたのですが、アニメをみると意外と声の質が近くて驚きました。島田敏さんは他にもいくつか青野武さんの代役となっています。

11位以降はこちらを参照してください。

 

個人的にはブライト・ノア

今回、30位以内にもはいらなかったのですが、個人的には『機動戦士ガンダム』シリーズのブライトさんが違和感なくてすごいと思いました。『機動戦士ガンダム』シリーズのブライト・ノアは2006年に亡くなった鈴置洋孝さんが担当していたのですが、『機動戦士Zガンダム』の映画版まで演じていて、今後もうブライトさんが登場するアニメ作品はないと思っていたとことで、『機動戦士ガンダムUC』のアニメ化が決定。小説読んでいた身としてはブライトさんが登場するのを知っていたのですが、カットされるのかなぁと心配していた所、成田剣さんが後をついでブライトさんに。しかも声自体はまったく違うのですが、ものすごくブライトさんだったので、非常に感動しましまた。大ヒットした映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の続編の第2部にも登場が決定しているので(念の為説明すると主人公のハサウェイのお父さんがブライトさん)、今後もブライトさん役で頑張ってもらいたいです。というか、『機動戦士ガンダム』シリーズの声優さんたちもかなり年をとった人ばかりなので、『ルパン三世』のように全員入れ替えとかやった方がよさそうですよね。

先代のプレッシャーを乗り越え、世間に認められた後続の声優さんたち。どの人もベテランばかりなので、ベテランがあとを継げば、違和感とかないかもしれませんね。しかし、『ルパン三世』が多いですね。

今回は以上です。

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コメント

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