ずっと延長され続けていた映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が、6月11日(金)よりようやく公開されました。しかも出だしが好調で、初日の興行収入が1億9000万円を突破するなど、待ちに待ってたファンが一気に観に行った感じですね。好調のニュースの最中、都内で6月13日に公開記念舞台あいさつが行われました。そこでプロデューサーの小形尚弘プロデューサーから今回公開となった第1部の続きである、第2部についてのコメントがあったようです。
なんと第2部はまだ作ってない
6月13日に東京・丸の内ピカデリードルビーシネマで、ハサウェイ・ノア役の小野賢章さん、村瀬修功監督、プロデューサーの小形尚弘さんが公開記念舞台あいさつを行いました。本作は1989年に出版されたガンダムの生みの親、富野由悠季監督による同名小説を原作とした『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』作は、ガンダムシリーズの代表的な艦長ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアが、地球連邦政府に反旗を翻す物語となっています。舞台挨拶で率直な気持ちを聞かれた声優の小野さんは「原作の発売から30年以上経っていて、公開も延期に次ぐ延期で。そのフラストレーションが、今の盛り上がりにつながっているのではないかと感じています。控室にまで本編の音が聞こえてきたんですけど、ようやく公開されたことを実感しました」と感慨深げに語ったとの事。村瀬監督も「1回延びたときは当分公開されないだろうと思っていたけど、何とか公開に辿り着けてよかったです」とホッと胸をなで下ろした様子でした。
そんな中、小形プロデューサーが第2部について「皆さんから『次はいつなんだ』と頂いているので、村瀬（修功）さんとこれから頑張って作っていって、早く2本目、3本目をお届けしたい」とコメントし、続けて「まずオーストラリアにロケハン行けるようにならないと。なかなか今は難しいので。今はグーグルで見られたりするので、参考にしながらやっていったり。現地の人の力も借りたい」と語ったそうです。ロケハン？ってことはまだ全然作ってないって事になります。これは結構ショック。だって結構公開伸びて時間はあったと思うので、その間に2部、3部の制作が進んでいるかと思っていました。
内容は好評なのですが
映画の内容は、ネットなどの声を聞くとかなり好評な様子。これはうれしいのですが、鑑賞した人の中には3部作という事を知らずに見た人も結構いるみたいで、そこには不満があるようです。確かに3部作とは公表はされていたものの、タイトルにそれを教える文言は一切ないですね。あえて情報を遮断するファンもいると思うので、何かしらタイトルに3部作だと分かる要素は必要だったかも知れませんね。また、せっかくきれいな映像なのに、クライマックスのモビルスーツの戦闘シーンが暗くて勿体ないという声もありました。物語は大体小説の上巻で終わるので、2部、3部も小説の中巻、下巻という区分になりそうですね。原作の通りだと第2部にはエアーズロックが出てきますので、たしかにロケハンしておいた方がいいかもしれません。しれませんが・・・まだ作ってなかったんですね。
さて、出足が好調となった『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ですが、ガンダムシリーズとしては異例のスタートダッシュとなっています。公式では“最終興収20億円超えが視野に入り”といっていますが、さすがに20億は難しいと思いますが、最近の『鬼滅の刃』や『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の勢いで、アニメ作品の注目が集まっているので、可能性はなくはないですね。ちなみにガンダムシリーズの映画での興行収入の過去最高は『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』が23億という記録を出しています。第2部まで待てない人は、本ブログ内の小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ネタバレストーリー紹介 Part2などを読んで、先の展開を予想するのも良いのではないでしょうか。
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