小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ネタバレストーリー紹介 Part1

サブカル

劇場公開予定のアニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。3部作で映画化されるこの作品の原作は、ガンダムの生みの親である富野由悠季監督が執筆した小説となっています。映画版が小説と同じ内容になるのかは不明なのと、「UC NexT 0100」プロジェクトに組み込まれていますので、設定などが大きく異る可能性があります。それでも1作目に関しては、ほぼ小説の通りっぽいので、小説なんか読んでられない人向けに、それっぽいビジュアル使って、小説の内容を紹介したいと思います。思いっきりネタバレとなりますので、ネタバレがイヤな人は見ないようにしてください。今回はPart1。小説版の上巻について紹介します。

なお、小説版と映画版はその内容と結末については、こちらでも解説していますので、ストーリーを見る前に閲覧していただいた方がわかりやすいかと思います。

結末は変わる?『閃光のハサウェイ』映画版と小説版の違いは?
公開の延期が重なり、なかなか映画が公開されない『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。楽しみにしているガンダムファンの皆さんは、心穏やかではないですね。すでに有名な話ですが、この作品は1989年にガンダムの生みの親である、富野由悠季監督により執筆された小説が元となっています。果たして今回の映画版は、この小説版と同じ展開となるのでしょうか。

 

小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ネタバレストーリー 上巻

地球連邦軍の大佐『ケネス・スレッグ』は地球で活動を続ける反地球連邦政府組織『マフティ』鎮圧の任を受け、『ハウンゼン』と呼ばれるシャトルに乗り地球へ向かっていました。シャトル内で同席した妖艶な美少女と会話をしていたケネス。その少女はケネスに「マフティー・ナビーユ・エリンについてどう思う?」と質問されます。『マフティー・ナビーユ・エリン』とは反地球連邦政府組織『マフティ』のリーダーとされている人物。反地球連邦政府組織でありながらも、一部の民衆に支持されている組織のリーダーをどう思うかという質問をされました。
「秩序を乱す危険人物だ」とケネスが答えると、少女は「普通すぎる」とケネスの返答にがっかりします。このシャトル『ハウンゼン』には、ケネスと少女以外は地球連邦政府の閣僚たちばかりが乗っていましたが、一人物静かに本を読む若者も乗っていました。彼の名前は『ハサウェイ・ノア』。先ほどのケネスと少女の会話の話題にでていた『マフティー・ナビーユ・エリン』とは実はハサウェイの事でした。

マフティー・ナビーユ・エリン

ハサウェイ・ノアは数々のガンダムパイロット達と戦火を共にしてきた『ブライト・ノア』の息子で、宇宙世紀0093年シャアの反乱『第二次ネオ・ジオン抗争』の中で、初恋の少女クェス・パラヤの死や戦場で死んでいく人々の魂の声、そして、伝説のニュータイプであるアムロ・レイと人類粛清を掲げたシャア・アズナブルの生き様を目の当たりにしてきました。あれから12年。宇宙世紀0105年。地球連邦政府の高官たちは、特別階級の人々が地球を支配し、地球にいる他の人々を強制的に宇宙へ連行する非人道的な政策『人狩り』を行っていました。
そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、『クワック・サルヴァー』という謎の人物によって設立された反地球連邦政府組織『マフティ』。ハサウェイも地球連邦政府のやり方は、これまで戦争で死んでいった全ての人々の行為を無下に物と感じ『マフティー』への参加を決意します。やがてハサウェイは組織の表向きのリーダー『マフティー・ナビーユ・エリン』として、アムロからは「ガンダム」を、シャアからは「地球を保全すべき」という意思をそれぞれ受け継いだ戦士となりました。

ハサウェイはオーストラリアのアデレードで中央閣僚会議が開催されることを知ります。中央閣僚会議の議案が可決されると、地球は地球連邦政府が許可した人間しか、住むことができなくなり、事実上、地球は特定の人物たちの所有物になることを意味していました。そこでハサウェイは、この中央閣僚会議を阻止するために、地球にいる仲間たちと共に戦うため、地球連邦政府の閣僚たちが乗っているこのハウンゼンに、表向きは植物監察官候補として単身で乗り込みました。

ハウンゼンのハイジャック

ハウンゼンが地球に降下する時でした。謎の飛行物体が接近し、ハウンゼンに取り付き、武装した集団が侵入してきました。瞬く間にハウンゼンはハイジャックされてしまいます。そしてこのハイジャッカーたちは自分たちのことを『マフティー』であると宣言したのです。ハサウェイは自分がマフティーの表のリーダーであるため、ハイジャッカーが嘘を言っていることは、すぐに分かりました。しかし、下手な動きは取らず、ハイジャッカーたちの動向を伺っていました。

そんな中、官僚の一人がハイジャッカーの一人を説得しようとします。しかし、ハイジャッカーの忠告をきかなかったその官僚は容赦なく銃殺されてしまいます。殺された官僚の婦人は気絶してしまいます。しばらくして、気絶していた官僚の婦人が目を覚まし、夫が殺害された事を思い出して、取り乱してしまいます。それに苛立ったハイジャッカーの一人が婦人に銃口を突きつけます。さすがにハサウェイは、ハイジャッカーを止めようとすると、銃口がハサウェイに向けられます。その瞬間、ケネスと話していたあの少女が「マフティーなんて、ウソをいう連中なんか、やっっちゃったら!?」と口走ると、ハイジャッカーの注意がハサウェイから反れました。ハサウェイはその隙に1人、2人とハイジャッカーを鎮圧。ケネス大佐と力を合わせて最終的には全員を抑え込みます。

 

ダバオに到着

一段落して無事にフィリピンのダバオに降りることができたハサウェイでしたが、連邦調査局から事情聴取を受けることになってしまいました。空港でハイジャッカーに銃口を向けられた時に反撃するきっかけをくれた少女と会いました。彼女の名前は『ギギ・アンダルシア』。ハサウェイはギギに「何でハイジャッカーたちが、マフティーの名を語る連中だと見抜けたんだ?」と質問すると、ギギは「マフティー・ナビーユ・エリン、つまり、正当な予言者の王、という名前を名乗るのは、あなた、ハサウェイ・ノアだって、わかったってこと」と言います。「ハッハハハ……!ぼくはご覧のとおり、ごく普通の青年だよ?」とごまかすハサウェイでしたが、内心本当に正体がバレたのかどうかわかりませでした。

 

マフティーの仲間とのコンタクト

事情聴取が長引いたために、ハサウェイは空港近くのタサダイ・ホテルの部屋を手配され、一緒の部屋でいいじゃない、というギギの言葉を受け、ギギと一緒に泊まることになってしまいました。ギギは大きな保険会社創設者の愛人との事。シャワーを浴びたハサウェイは、部屋を出てマフティーの仲間と連絡を取るために同胞のミヘッシャとミツダと合流します。これまで起きた事件や今の計画の進捗状況など情報共有した後、「明日の夕方、新型のガンダムが隕石を装って降下してくるので、受け入れ準備を進めろ」と二人に指示します。
ハサウェイは秘密裏に月のアナハイムエレクトロニクス社に新型ガンダムの建造のを依頼をしていて、新型ガンダム受け取るために地球に降下しました。さらにハサウェイがホテルから脱出するために、自分が宿泊しているタサダイ・ホテルを襲撃させるよう命令します。ハサウェイはホテルに戻りギギとは違うベッドで一眠りします。

 

メッサーの襲撃

マフティーのパイロット、ガウマン・ノビルがハサウェイの指示通り、モビルスーツ『メッサー』でタサダイ・ホテルを襲撃します。合図のためにハサウェイのいるタサダイ・ホテル周辺を攻撃します。その合図で起きたハサウェイは、この攻撃に関係のないギギを起こし、一緒にホテルから脱出を試みます。

ギギ:「マフティーなの?」

ハサウェイ:「知らないよ。」

ギギ:「マフティー・エリンってあなたでしょうに!」

どうにか外には出たものの、住民たちはパニックになっていました。地球連邦軍のモビルスーツ『グスタフ・カール』メッサーが戦闘をしていました。どうにかその戦闘から逃げようとしますが、街の被害を考えずに攻撃するグスタフ・カールによって、メッサーは徐々に押されていき、モビルスーツがハサウェイたちの近くまで来ます。恐怖で震えるギギを庇うハサウェイは、逃げ出す事もできずにいました。その時、連邦軍のミノフスキークラフトを装備する新型モビルスーツ『ペーネロペー』がメッサーを蹴り飛ばして沈黙させました。『噂に聞くマフティーもこの程度か・・・』ペーネロペーのパイロットはそう呟き、メッサーに乗っていたガウマンは捕虜になってしまいます。

キルケー部隊

戦闘が終わりダバオを出る事はできなくなり、ホテルにも泊まれなくなったハサウェイは、ケネスの手配のおかげで、ギギと一緒に基地で過ごすことになりました。そこでペーネロペーを操縦していたのは若いパイロット『レーン・エイム』と会います。メッサーに止めを刺さなかった彼をハサウェイは自信過剰な印象を抱きました。

再び会うことになった3人は、雑談をしていました。ケネスは赴任した部隊の司令の交代にあたって、部隊名を変えると言います。その名も「キルケー部隊」。

ギギ:「わかった。あのキルケーね?キルケーの魔法は、獰猛な動物をおとなしくさせることができるって……そう、オデュッセウスの物語のなかにでてくる、太陽神ヘーリオスの娘の名前だ」

去っていくギギを見送って、ケネスはギギには妙な魅力と幸運があり、だからそのゲンを担ぎたいと語ります。その後、ハサウェイはケネスに事情聴取が済んだら、すぐに基地を出る旨を話すと、ケネスは『ギギに挨拶はしないのか?』と質問をされますが『会えば未練が湧く』と言って、よろしく伝えるようにケネスに言って、ハサウェイは基地を後にします。

ケネスはハサウェイの過去の経歴やハイジャック時の一連の行動が常人離れしていることに気づき、ハサウェイの素性について不思議に思うようになり、何か知っていることはないかとギギに尋ねます。ギギは「私は何も知らない」と話しました。

 

ガンダム降下

ケネスは捕虜にしたガウマンにマフティーについて尋問をします。しかし、ガウマンは一パイロットの自分には詳しい事はわからないと挑発的な態度で答え、憤ったケネスはガウマンを気絶させました。その後、隕石のような何かが地球に降りてくることが判明します。そのためケネスは降下ポイントにペーネロペーを含めたモビルスーツ部隊を派遣させます。しかもペーネロペーのコクピットには拘束したガウマンを一緒に搭乗させ、いざとなったら、ガウマンを盾にするようにとケネスはレーンに命令しました。

 

Ξ(クスィー)ガンダム起動

ハサウェイはマフティーの仲間と合流し、自分の正体を見破ったギギの存在や連邦軍が新型のモビルスーツを実戦に投入してきたと仲間に伝えます。ハサウェイの告白に動揺する仲間たち。そしてガンダム降下の時間が迫っていました。ハサウェイは仲間のエメラルダが操縦するメッサーに同乗し、新型ガンダムの回収ポイントに向かいます。その後、無事に回収ポイントに到着し、新型ガンダムのコクピットに入る事に成功しましたが、その直後、連邦軍のモビルスーツ部隊が現れ攻撃されます。

到着したばかりの新型ガンダムを起動させるために、時間がかかってしまうも、ハサウェイは仲間たちのおかげでなんとか、直撃を受ける前になんとか起動することに成功します。ハサウェイがアナハイム・エレクトロニクスに発注していた最新鋭MS。ペーネロペーと同じくミノフスキークラフトを搭載し、重力から開放された機体。「Ξ(クスィー)ガンダム」が、ついにその姿を現します。連邦軍のモビルスーツ部隊に対して『この機体に近づくな』と警告。そしてそれを無視して近づくモビルスーツを次々に倒していきます。

 

Ξガンダム vs ペーネロペー

そしてレーンのペーネロペーと、初のミノフスキークラフト搭載機同士の戦いが始まりました。レーンはΞガンダムの予想以上の性能に驚きます。そんな戦闘の最中、ハサウェイは無線からペーネロペーの中に捕虜になったガウマンの声があることに気づきます。ペーネロペーを操縦するレーンに「人質がいないと戦えないのか?」と煽ると自信家でプライドの高いレーンは「敵の人質を盾に戦うことはない!受け取れ!」とガウマンを解放します。なんとか空中でガウマンを助けることができたハサウェイは、持っていたビームライフルをペーネロペーへ投げつけます。そのビームライフルを撃つペーネロペー。その隙きをついて、ハサウェイはファンネルミサイルをペーネロペーに浴びせ、ペーネロペーを撃墜し、行動不能にさせました。

そして戦線を離脱することに成功します。

撃墜されたペーネロペーと共に、海上をレーン・エイム。眩しい太陽と澄み渡る青空、そしてどこまでも続く水平線の中にいました。

ここで上巻は終わります。次回へ続きます。

小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ネタバレストーリー紹介 Part2
劇場公開予定のアニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。3部作で映画化されるこの作品の原作は、ガンダムの生みの親である富野由悠季監督が執筆した小説となっています。小説なんか読んでられない人向けに、それっぽいビジュアル使って、小説の内容を紹介したいと思います。今回はPart2。中巻のストーリーです。

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