まさにSAOの世界!VRMMORPG『Zenith』がリリース!

サブカル

北米の制作会社Ramen VRがVR対応のオープンワールドMMORPG『Zenith: The Last City』を、PCとPS VR用ソフトとして2022年1月27日にリリースするとTwitter上で発表しました。



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『Zenith: The Last City』

今回リリースが発表された『Zenith: The Last City』は、大災害から何世代も経った時代を舞台に、その再来を防ぐために人や神々との戦いを繰り広げていくという壮大なストーリーが展開するVR対応のオープンワールドMMO(多人数同時接続)RPG。ついにVRでのMMOがリリースされるということで、注目を集めています。この作品は制作スタッフが、日本のアニメ作品や『ダークソウル』『ウルティマオンライン』といったゲームからの影響を受けているとの事で、その内容にも期待が高まっていました。先日紹介した『昭和米国物語』や大ヒットした『ゴースト・オブ・ツシマ』のように、この業界ではやたら日本が注目されていますが、今作は日本うんぬんよりも一番の注目されているのがVRに対応という所。動画を見る限りですと、FPS視点(VRなんだから当たり前ですが)で、他のプレイヤーとのコミュニケーションや、戦闘している画面を確認しることができます。時折、空を飛んでいるような場面もあるため、VRでこのゲームをプレイするとどんな体験ができるのか、非常に気になります。VRではよく酔ってしまうという話を聞きますが、戦闘や空を飛んだりして大丈夫なのでしょうか。いろいろ興味が尽きません。リリースは2022年1月27日ともうすぐ。PCとPS VRでプレイできるとの事。なおヘッドセットはPC(Windows)版ではHTC VIVE、Valve Index、Oculus Quest/Rift、Windows Mixed Realityに対応していて、コンシューマではPS VRに対応しているとの事です。・・・VRがすごくほしいです。

 

SAOの世界まであと少し?

さて「VRMMORPG」と聞くとどうしても想像してしまうのが、アニメが非常に人気となったライトノベルの『ソードアート・オンライン(以下:SAO)』ではないでしょうか。『SAO』の詳細は以前紹介した記事を参照してもらうとして、『SAO』もVRMMORPGが舞台となった物語となっているので、今回の『Zenith: The Last City』の発表でより、ゲームの技術がよりあの世界に近づいた感じがします。ただ『SAO』は、もっと発達した技術を使用していてナーヴギアというVRの機器で、「フルダイブ」という仮想空間内に五感を接続してその世界に入り込んでしまうもの。コントローラーを操るのではなく自分の体と同じように意識そのものでアバターを動かすので、今回はさすがにそこまでの技術は再現できていません。完全に『SAO』と同じゲームがリリースされるには、技術的にあと10年はかかると言われています。ただそれでも、VRの没入感はテレビモニターを見ながらプレイするゲームとは比べ物にならないと思います。PS VRではまだ代表されるソフトというのがない印象があるので、このソフトがきっかけでPS VRが再び脚光を浴びる可能性がありますね。『SAO』のようにゲーム内でHP0になったら現実でも死んでしまうという事はありませんので、そのあたりは心配なく。

 

ちなみにSAOも2022年

今回発表された『Zenith: The Last City』のリリースは今年2022年の1月。架空の物語の設定なんか持ち出してもアレなんですが、なんと『SAO』の物語内で、VRMMORPG『ソードアート・オンライン』が発売されたのも2022年という設定なのです。『SAO』の最初の小説が発行されたのが2009年の4月なので、この時点ではまだまだ未来だと思われたのですが、今年ついにその年を迎えることになったわけです。技術的にはまだあの世界のようにはいかなくても、同じ年にVRMMORPGが発売されるのは、面白い偶然ですね。こういった近未来の物語は、本当にその時代が来てしまうことがあるので、このあたりの創作物はなかなか難しいですね。大ヒットしたロボットアニメの『機動警察パトレイバー』など、物語の舞台は1998年。今より20年も前の物語だったりします。こういった未来を描いていた作品の年代を追い越してしまったという作品は映画やアニメに他にもありますので、いずれそういった作品を紹介するのも面白いですね。とにかく、『Zenith: The Last City』と『ソードアート・オンライン』は同じ年の発売となりました。それを意識しながら、『Zenith: The Last City』をプレイするのも面白いかもしれません。君もキリトになれる!

どんどん技術が進化していて、ユーザーである私が全然追いついていけません。発売された時に話題になりましたが、こうゆうソフトが登場すると、俄然PSVRが欲しくなりますね。

今回は以上です。

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