「面白かったリメイクアニメ」ランキング発表!1位ってリメイクか?

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双葉社のWEBサイト「ふたまん」にて、30~40代男女に聞く「面白かったリメイクアニメ」ランキングというものが発表されました。今回はこの結果をカウントダウン形式で紹介します。



目次

「面白かったリメイクアニメ」ランキング

以前、『うる星やつら』が2022年にリメイクされるという記事を紹介しましたが、ここ数年、80年代から90年代にかけて放送されたアニメが、改めてリメイクされている作品が増えています。今回「ふたまん」では、30代から40代の男女200人を対象にアンケート調査を実施したとのこと。これまでに面白かったとされるリメイク作品を1作品選んでもらい、その結果が発表されました。ではまず、10位から4位まで一気にご紹介します。

10位 ASTRO BOY 鉄腕アトム

 

9位 BEM

 

8位 フルーツバスケット

 

6位 ドクタースランプ

 

6位 美少女戦士セーラームーンCrystal

 

5位 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

 

4位 HUNTER×HUNTER

いい感じで名作がランクインしていますね。どの作品も古くから人気のある作品ばかりで、男女にそれぞれ人気のある作品がランクインしていて、納得の結果だと思います。個人的にはこの中で、非常に好きだった作品が9位に入ってくれた『BEM』。ご存知『妖怪人間ベム』のリメイクで、これまで何度か制作された中でも、ベラが美少女になったり、キャラクターデザインや世界観の設定など、大幅にアレンジしていて、非常に面白かったです。“リメイク”というより“リブート”に近い作品でしたが、2020年に劇場版が公開されるなど、テレビ放送後も人気が続いていました。
それでは、トップ3を紹介していきます。

 

3位 ゲゲゲの鬼太郎

2018年に6回目のリメイクが放送された『ゲゲゲの鬼太郎』が3位。これは根強いですね。『ゲゲゲの鬼太郎』は放送されるその次代の背景も毎回しっかり取り込んで制作されるので、毎回非常に面白い作品になっています。6回目のリメイクとなった最新作であっても、2年間放送されるなど、今の時代では珍しい長期シリーズになりました。猫娘が美少女になって話題にもなりましたね。6回制作されている中で、主人公の鬼太郎の声優さんは、第1と第2シリーズが野沢雅子さん、第3シリーズが戸田恵子さん、第4シリーズが松岡洋子さん、第5シリーズが高山みなみさん、そして最新作の第6シリーズが沢城みゆきさんとなっていて、目玉おやじに関しては、第1から第5シリーズまでは、もはや代名詞となっていた田の中勇さんが演じていましたが、2010年に亡くなったため、第6シリーズでは元祖鬼太郎の野沢雅子さんが演じていたりします。ちなみに2017年に公開された『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』にも妖怪繋がりで鬼太郎が登場したりしています。『妖怪ウォッチ』が迷走し始めた作品です。この時は鬼太郎役は元祖の野沢雅子さんでした。

 

2位 ドラゴンクエスト ダイの大冒険

現在もテレビ東京系列絶賛放映中の『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』がなんと2位!1991年に一度アニメ化されましたが、週刊少年ジャンプで連載中の時のアニメ化だったためか、それなりに人気があったのですが、TBS(当時の放送局)の大幅な番組枠改編があったため、途中で終了。漫画の連載が終わっても、その後映像化されることはありませんでした。私の息子がニンテンドー3DSで『ドラゴンクエストXI』をプレイした時に、私が持っていた文庫版のコミックを読ませた所、ドハマリしたのを見て、今の時代でもまだ通じる作品なんだなぁと思っていた所で、2020年にまさかのアニメ化。今回は原作の最後まで描くとのことで、2020年の10月の放映が開始されましたが、現在も放映中と今どき珍しい長期作品となっています。・・・こんなこと、鬼太郎の所でも書いた気が。当時とは違い、現在の作画は非常にキレイなので、まさに決定版になりそうですね。

 

1位 ドラゴンボール改


堂々1位に輝いたのは、世界でも大人気の『ドラゴンボール改』。2009年4月から2011年の3月まで第1期が、2014年4月から2015年の6月まで第2期が放送されました。正直、この作品に関してはリメイクではなくて、リマスターだと思うんですけど、再編集されているという事で、やっぱリメイク扱いになるんでしょうか。『ドラゴンボール改』は1989年4月から1996年1月までフジテレビ系列で放送された『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター再編集版です。『ドラゴンボールZ』の放映当時は、週刊少年ジャンプで原作の『ドラゴンボール』がまだ連載中で、放送内容が作に追いつかないように、回想シーンを多く挿入したり、アニメオリジナルエピソードを挿入するといった、いわゆる引き伸ばしが行われていて、なかなか物語が進まないテンポの悪いアニメとなってしまっていました。しかし、デジタルリマスター化に際し、原作が既に完結済みなので、当時の内容を再構成して、原作に近い無駄のないスピーディーな展開になっていて、アニメオリジナルエピソードなどを大幅に省略して非常に見やすくなっています。ただリマスターなので作画に関しては当時のまま。『ダイの大冒険』がこの時代に制作されたように、いつか本当のリメイクが作られたりするかもしれませんね。今でも大人気の『ドラゴンボール』に関しては、その後も新作映画が何本も作られていて、今年2022年の4月に最新作である『ドラゴンボール超(スーパー) スーパーヒーロー』が公開予定となっています。

 

予告の映像を見る限り、非常に綺麗な映像なのでやはり『ドラゴンボール』に関しては、ちゃんとしたリメイクをそろそろ作っちゃってもいいような気がしますね。今年も『うる星やつら』『機動戦士ガンダム ククルスドアンの島』(多分リメイク扱い)などもあるので、まだまだ楽しみですね。

今回は以上です。

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