納得だけど納得できない1位、ゴジラシリーズ歴代作品人気ランキング

エンタメ

アイティメディア株式会社が運営しているサイト『ねとらぼ調査隊』で、『「ゴジラ」シリーズ歴代作品人気ランキング』というアンケートが実施され、その結果が公開されました。



『ゴジラ』の名前の由来

1954年に記念すべき第1作目の映画が公開され、現在まで日本だけではなく世界的にも大人気の怪獣映画『ゴジラ』シリーズ。日本だけではなく、ハリウッドでも何度か制作され、そのたびに話題となっていました。私も全部ではないのですが、非常に好きなシリーズで、一時期ハマりまくって、今みたくネットがない時代に、様々な文献を読み漁ったり、ビデオなどで鑑賞し、主に古い時代の『ゴジラ』映画を鑑賞しました。一時期ゴジラは映画としての作品数の多さから“怪獣界の寅さん”などと言われていた時期もありました。ちなみにこのゴジラ。そのネーミングの由来をご存じでしょうか。一作目制作当時、佐藤一郎プロデューサーから、当時東宝演劇部にいた網倉志朗(後の東宝演芸部部長)という人物が「クジラ」が好物で「ゴリラ」のような容貌をしていたため、あだ名が「グジラ」だと聞きつけ、語呂の良いこのあだ名を参考にして、「ゴリラ」と「クジラ」を合わせて「ゴジラ」としたということです。結構有名な話ですね。
そして今回『ねとらぼ調査隊』では、そんな『ゴジラ』シリーズで1月30日から2月6日までで「あなたが好きな「ゴジラ」作品は?」というアンケートを実施していました。今回はそのランキングを紹介します。まずは6位から10位までを一気に紹介します。

 

6位から10位まで

6位 ゴジラvsメカゴジラ(1993年)

7位 ゴジラvsキングギドラ

8位 三大怪獣 地球最大の決戦

9位 モスラ対ゴジラ

10位 ゴジラ FINAL WARS

個人的には、9位の『モスラ対ゴジラ』が非常に好きでした。『モスラ対ゴジラ』のゴジラの造形が個人的にすごく好きだった(ファンの間では“モスゴジ”と呼ばれてます)のと、物語としても非常に面白かったです。どうでもいい情報ですが、私が小学生の頃、1980年に公開されたドラえもんの最初の映画『ドラえもん のび太の恐竜』で同時上映されたのがこの『モスラ対ゴジラ』でした。同時上映というのは、一つのスクリーンで違う作品を交互に上映すること。そこで私は『モスラ対ゴジラ』に初めて触れ、正直目当てで行ったドラえもんより夢中になった事を覚えています。それと以外だったのが、『ゴジラvsキングギドラ』が以外と上位なのにも驚きました。あのキングギドラが映画で復活するということで、非常に期待して当時映画館に行ったのですが、タイムトラベルとかメカキングギドラとかなんか期待していたのとは全然違う作品で、がっかりした思い出があります。印象や面白さは人によって違うので、なんとも言えませんが、6位にその続編となっている『ゴジラvsメカゴジラ』がランクインしている所を見ると、この時代にゴジラ作品を観た人のアンケートが多かったのでしょうか。それでは、5位からカウントダウンで紹介します。

5位 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃

私も大好きな作品。2001年に公開された割と新し目の印象がある作品。この頃、続き物で描かれていた『ゴジラ』シリーズでしたが、この作品は第1作目の『ゴジラ』のみが前提として描かれているのが特徴で、キングギドラが登場するにも関わらず、悪役はゴジラのみという他の作品とはいろいろと違うテイストでした。この作品でゴジラは“太平洋戦争で死亡した人々の怨念の集合体”として描かれるためか、ゴジラ自体も黒目のない白目のみのゴジラとなっています。対する3体の聖獣バラゴンとモスラとキングギドラが戦うわけですが、途中でゴジラに敗れてしまうとはいえ、バラゴンはタイトルに入れてもらえず可哀想だった記憶があります。監督は平成ガメラ3部作の金子修介さんが担当。第1作目としか繋がりがないので、単品で見やすい作品となっています。

 

4位 ゴジラvsデストロイア

1995年に公開された『ゴジラvsデストロイア』が4位。この作品はそれまで続いていた平成vsシリーズの完結編として制作され、一旦この作品でゴジラシリーズは一区切りになりました。ゴジラの死を描いた作品で、戦う相手怪獣のデストロイアは、こちらも第1作目の『ゴジラ』のラストでゴジラを倒した「オキシジェン・デストロイヤー」から誕生してしまった怪獣です。ということで、ゴジラの弱点が怪獣となったというのがメインで描かれますが、そんなことよりもこの作品のゴジラは核エネルギー反応が不安定になっていて、いつ核爆発を起こしてもおかしくない状態でウロウロします。メルトダウン寸前になったゴジラを止めるため、デストロイアと戦わせるという流れ。それまでいろいろとっ散らかってしまった平成vsシリーズでしたが、この作品ではしっかりと最後締めています。でも個人的には5位の方が好きでしたね。

 

3位 ゴジラ(1954年)

記念すべき1作目のゴジラが3位。3位かぁ。この作品がなければ他のゴジラは存在しなかったので、正直1位であってほしかったのですが、まあ、モノクロの作品ですし、古い映画なのでみんながみんなこの第1作目を支持するというのは難しいですね。『ゴジラ』は人間が着ぐるみを着て演技をする初めての特撮映画でした。「ジュラ紀から白亜紀にかけて生息していた海棲爬虫類から陸上獣類に進化しようとする中間型の生物が、ビキニ環礁の原子爆弾研究で放射能を浴びて変貌した」として怪獣ゴジラが誕生します。物語中「ゴジラ」の名前は、大戸島の架空の伝説の海神「呉爾羅」が由来。前述でも説明した通り、最後は「オキシジェン・デストロイヤー」で白骨化して最後を迎えます。物語の最後にヒロインが「あのゴジラが最後の一匹とは思えない。もし水爆実験が続けて行われるとしたら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかへ現れてくるかもしれない」と今後のシリーズを予言と核問題についてのメッセージで締めくくられます。ゴジラのデザインも腕が細く、最近のゴジラに見慣れている若い人たちからすると、新鮮に感じるかもしれません。さすがに古い作品ですが、ゴジラ作品が好きな人は一度視聴してみてはいかがでしょうか。

 

2位 ゴジラvsビオランテ

非常にうれしい2位が『ゴジラvsビオランテ』。1989年に公開された作品。平成ゴジラシリーズの原点となる一つ前の作品『ゴジラ(1984年)』の直接の続編となっていて、この頃に私はゴジラにドハマりしていた時期で、続編ときいて非常にテンション高かったのを覚えています。この作品は古くからのゴジラファンでも非常に人気の作品で、物語の原案を一般公募されました。内容は前作でゴジラが現れたあと、ゴジラの体の破片「G細胞」を巡って人間同士の争いが描かれたり、その「G細胞」と人の細胞を組み込んだ花のバラが融合し誕生してしまった「ビオランテ」とゴジラの戦いが描かれます。ゴジラという“特殊災害”から国を守るために戦略的に行動する自衛隊の戦いなども描かれ、シリーズの中でも怪獣映画としても素晴らしい作品です。
このビオランテのデザインもカッコよく、当時“バラの怪獣?弱そうじゃね?”とか思っていたのですが、実際にビオランテの姿を映像で見た時、これまでの怪獣映画にはない動きを見ることができました。「勝った方が人類最大の敵になる」というキャッチフレーズにしびれ、劇場で鑑賞したのもいい思い出です。私もこれまでのゴジラ作品の中ではこの『ゴジラvsビオランテ』が一番好きです。なので2位は非常にうれしいです。

 

1位 シン・ゴジラ

そっかぁ、そうだよなぁと思った結果の1位。1位は2016年に公開され、「新世紀エヴァンゲリオン」などで有名な庵野秀明さん が総監督を務め話題となった作品『シン・ゴジラ』。もし現代の日本にゴジラが出現したら日本政府はどのように対処するのかというコンセプトで、政治家や官僚たちの奮闘をリアルに描き、それまでにない新たなゴジラ映画として大ヒットしました。確かに多くの人が観た作品だと思うし、内容も庵野監督テイストがあり、非常に素晴らしいもので、私も大好きですが、なんというか、1位は違うような気がするんですよね。なんというか『シン・ゴジラ』は別の物のような感じがして。すいません、あくまでも個人的なイメージです。

ということで、1位から29位まで以下の通りです。

1位 シン・ゴジラ
2位 ゴジラvsビオランテ
3位 ゴジラ(1954年)
4位 ゴジラvsデストロイア
5位 ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
6位 ゴジラvsメカゴジラ(1993年)
7位 ゴジラvsキングギドラ
8位 三大怪獣 地球最大の決戦
9位 モスラ対ゴジラ
10位 ゴジラ FINAL WARS
11位 ゴジラ×メカゴジラ(2002年)
12位 ゴジラ対ヘドラ
13位 ゴジラvsスペースゴジラ
13位 ゴジラ(1984年)
15位 キングコング対ゴジラ
16位 ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
17位 ゴジラvsモスラ
18位 ゴジラ対メカゴジラ(1974年)
19位 怪獣総進撃 40
20位 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
21位 ゴジラ2000 ミレニアム
22位 メカゴジラの逆襲
23位 怪獣大戦争
24位 ゴジラの逆襲
25位 怪獣島の決戦 ゴジラの息子
25位 ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
27位 ゴジラ対メガロ
28位 ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
29位 ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃

詳細はこちらで。

個人的に好きだった『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』やゴジラは空を飛んだ『ゴジラ対ヘドラ』などがランク外なのは少しショックです。

今回は以上です。

コメント