実写版『約束のネバーランド』地上波放送!続きが気になった人は注意

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2020年12月18日に公開された実写版映画『約束のネバーランド』4月2日にフジテレビ系「土曜プレミアム」にて放送されるようです。もちろん地上波での放送は今回が初。意外と早めにテレビで放送されます。



実写版映画『約束のネバーランド』

映画『約束のネバーランド』は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた原作・白井カイウさん、作画・出水ぽすかさんによる漫画の実写映画化として、2020年12月18日に公開されました。2019年と2020年に2期に渡ってアニメ化もされた超人気作品。独自の世界観が描かれた作品で、児童養護施設で幸せに暮らしていた子どもたちが、実は自分たちが鬼の食料になることに気づいてから、施設からの脱出に挑む脱獄ファンタジー。実写化に伴い孤児が“出荷”される年齢が12歳から16歳に引き上げられていたり、松坂桃李さん演じる「謎の男」(ピーター・ラートリー)が登場するなど、原作とは一部設定が変更されてはいるものの、昨今の実写化に対してネガティブな意見が多い中、概ね好評な作品のようです。キャストもかなり豪華になっていて、主人公のエマを今をときめく人気女優の浜辺美波さんが担当し、一応扱いとしては敵役となるイザベラ役を北川景子さん、クローネ役を渡辺直美さんが担当し、キャストだけでもかなり濃い感じです。監督を務めたのは『ツナグ』、『僕だけがいない街』などの平川雄一朗監督。そして主題歌には「ずっと真夜中でいいのに。」の書き下ろし楽曲「正しくなれない」が起用されるなど、かなり気合の入った作品となっています。実写版の登場人物、キャストは以下の通りです。

エマ(浜辺美波)

 

ノーマン(板垣李光人)

 

レイ(城桧吏)

 

イザベラ(北川景子)

 

クローネ(渡辺直美)

 

ざっくりストーリー

とある世界の話。小さい子から12歳まで(映画は16歳)のいろんな子供たちが集っている「孤児院」の「グレイス=フィールド(GF)ハウス」が舞台。GFでは子どもたちから「ママ」と慕われるイザベラのもとで、血縁関係のない兄弟姉妹達が幸せに暮らしていました。ここでは、赤ん坊のころに預けられた子供を、特殊な勉強とテストにより育てあげ、6歳から12歳まで(しつこいけど映画は16歳)の間に里親の元へと送り出されていました。ある日、里親が見つかり、GFの外に出ることになったというコニーという少女が大切にしていた人形を置き忘れたため、身体能力に優れる主人公の「エマ」と、知略に優れる「ノーマン」はコニーに人形を届けに行きます。しかし二人は、近づくことを禁じられていた「門」でコニーが殺され、食肉として出荷される瞬間を目撃してしまいます。そこにいたのは異形の怪物「鬼」。実はGFは監獄のような「人間飼育場」で、育った子供を高貴な「鬼」に提供するための施設だったのです。エマとノーマンは、仲間の「レイ」と3人で、GFの子供たちを脱獄させる計画をスタートさせます。

 

物語はアニメの1期まで

映画の物語の内容は、テレビアニメでの第1期の所まで。コミックスではだいたい第4巻までの物語を2時間の1本の映画としてまとめています。『約束のネバーランド』は元々の設定が日本人をベースにしたものではないので、制作が発表された時は、それなりに批判があったのですが、昨今の実写化の失敗が多い作品の中では、かなりよくできた作品となっています。ストーリー改変があまりなく、尺の都合上、軒並み駆け足なのが実写化のデメリットというか限界ではあったものの、北川景子さんや渡辺直美さんの配役は再現度が高く、素晴らしい演技でした。この作品に関しては原作やアニメを知らない人の方が楽しめるかと思います。個人的に唯一残念だったのが、物語で割と重要なポジションの「レイ」の演技だけが厳しかった事。というか、設定年齢をせっかく引き上げたので、主役の3人は年齢層合わせてしまった方が良かったですね。でも、それは細かい所なので、全体的に良く作られた作品になっています。

 

続きが気になった人は注意

さて、映画とアニメの第一期はほぼ同じ内容になっています。なのでもし今回始めて『約束のネバーランド』を見た人は、続きが気になってしまうかもしれません。そして思わず続きであるということで、アニメの第二期を視聴しようとする人がいるかもしれません。そんな人は、アニメの第二期は視聴せず、原作のコミックを読むことを強くお勧めします。これはアニメの第二期が放映された際、かなり炎上した事と関係があります詳細は以前紹介した記事を参考にしてもらいたいのですが、アニメの第二期はかなりの改変が行われてしまっています。『約束のネバーランド』の原作は単行本で20巻の長編の作品となっています。アニメ版第一期が単行本でいうだいたい4巻まで。13話で4巻です。なのにアニメ版の第二期は、第二期の13話で完結してしまっているのです。残りの5〜20巻の内容を第二期だけで。なので当たり前のように端折られたエピソードもあり、登場しないキャラクターもいたり、一部重要人物の生死まで変更されています。終盤に至ってはダイジェストで一気に映像だけをみせていきます。その様子はまるで打ち切りのような終わり方。第一期で原作を忠実に描かれたことで人気になったのに、なぜか第二期ではその人気を台無しにするような感じになりました。もちろん当時はかなり批判の声があがりました。しかし、ことの真相は不明なのですが、この原作改変に関しては、原作者の白井カイウさんの指示によるものという噂もあります。いずれにせよ、コミック版ではその後の見せ場もたくさんあるので、省略されたり改変されたアニメの第二期の視聴はせず、原作のコミックを読むことを強くお勧めします。

実は『約束のネバーランド』は海外ドラマ版の制作も控えています。こちらはAmazonプライム・ビデオにて配信予定とのことなので、原作を読みつつ、海外ドラマ版を待つのがいいかと思います。

今回は以上です。

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