Aionとは何か?『ソウルハッカーズ2』世界観を解説する動画公開

サブカル

前回、アトラスが8月25日に発売を控える『ソウルハッカーズ2』の「サマナーズガイド Vol.6」を最終回として公開しましたが、その後、マダム銀子役の杉田智和さんナレーションで世界観を解説する最新トレーラー「世界観完璧解説映像」が公開されました。



目次

明かされた世界観

これまでに6本公開された「サマナーズガイド」でも物語の概要やキャラクターの説明、ゲームシステムなど紹介されていましたが、なんとなく世界観だけはフワッとした説明だけで、この『ソウルハッカーズ2』の世界観がどんなものなのか、はっきりとはわかりませんでした。今回、マダム銀子役の杉田智和さんのナレーションにより、そのフワッとした部分を紹介してくれました。個人的にこうゆう設定から入るタイプなんで、こういった情報がずっと前から聞きたかったです。まずは今回の動画でのナレーション内容をいくつか固有名詞を加えたかたちで、紹介します。

 

ナレーション内容

21世紀半ば、人類の技術は停滞し、文明はゆるやかな衰退を迎えていた。しかし、人類の技術は創造主の手を離れ、独自の進化を遂げる。複雑に発達した通信ネットワークはニューロン化し、一つの意思、Aionの覚醒に至った。世界の終わりを予測したAionは二人のエージェントリンゴとフィグを製造し、人類とのファーストコンタクトを果たす。裏社会との接触データ、未来を変えるキーワードは「契約の虹 コヴェナント」。かつて人類が神々、大いなる存在と交わした契約。それをハックし、再び破滅をもたらさんとする秘密結社「ファントムソサエティ」。それに対抗し、いかなる犠牲を払ってでもニッポンを守らんとする古き血脈の超国家機関「ヤタガラス」。諸勢力のデビルサマナーとアイオンのリンゴそしてフィグは、各々の目的のため、コヴェナント争奪戦へとその身をおどらせる。人類を裏切る存在と、人類を守ろうとする存在の最後の戦いが始まる。

 

Aionとは

ようやく以前から紹介されていた「Aion(アイオン)」がどんなものなのかが明かされました。ナレーションの説明によると、“複雑に発達した通信ネットワークが一つの意思を誕生”させてしまい、それが「Aion」。このナレーションの説明を聞く限り、ネットワーク上で誰かに作られたのではなく、自然に発生した意思のような感じですね。その「Aion」が世界の終わりを予測したことにより、今回の物語で中心人物となる「リンゴ」と「フィグ」を“製造”したと言っています。どうやって人間のようなものを製造したのかはわかりませんが、まあ、悪魔が存在して自由に呼び出せる世界なので、それはそれでいいとしましょう。動画内の冒頭と終わりで聞こえる子供のような声がおそらくですが、「Aion」の声のようです。「リンゴあなたがこの事態に対してどう判断し、どう働きかけるのか、あなたに託します」というセリフがありました。なんだかんだで面白そうな感じがしてきました。



 

組織名について

そして前作にあたる『デビルサマナー ソウルハッカーズ』との共通点である組織名についても明確になりました。組織名は以前から紹介されていましたが、『デビルサマナー ソウルハッカーズ』に登場した「ファントムソサエティ」がやはり明確に「敵」であることが明言され、対抗組織である「ヤタガラス」が人類の味方の存在のようです。「ヤタガラス」は『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』、『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』で主人公の「葛葉ライドウ」が所属していた組織名。今作ではパーティメンバーの「アロウ」が所属しています。「ヤタガラス」は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』には登場しませんでした。そうなるとパーティーメンバーである「ミレディ」は破滅をもたらさんとする「ファントムソサエティ」の一員だったということが発表されていますが、このあたりの思想とかは大丈夫なんでしょうかね。「アロウ」と「ミレディ」はそんな所属した組織の関係でいがみ合うようですが、「リンゴ」たちの敵も「ファントムソサエティ」のようなので、「ミレディ」が自分の所属した組織と戦うことになる理由なども気になります。

 

『真・女神転生』『ペルソナ』を継ぐ次世代RPG

『デビルサマナー』シリーズの流れなので、『真・女神転生』を継ぐというのはわかっていましたが、今回のナレーションでははっきりと『ペルソナ』を継ぐ次世代RPGと明言されています。初回購入特典が『ペルソナ5』の怪盗団の衣装なので、まったく関係ないことはないと思っていましたが、発表されてからこれまでパーティーメンバーが人間であることから、ネットなどでは『メガテン』より『ペルソナ』っぽいと言われてきましたが、今回公式で初めて『ペルソナ』というタイトルを絡めてきたことにより、やはり意識していたということですね。私はどちらも大好きなのですが、本家の『メガテン』シリーズより、『ペルソナ』シリーズの方が人気があるので、『メガテン』シリーズに寄せて欲しかったのですが、『ペルソナ』シリーズのファンを取り込もうとしているようです。それにしても、杉田智和さんが『ペルソナ』という言葉を使用すると、『ペルソナ5』の喜多川祐介の顔が浮かんでしましますね。

早くプレイしたいですね。私は現在PS4で来年のDLCに備えて、『サイバーパンク2077』の3周目をプレイ中なのですが、『ソウルハッカーズ2』発売までには間に合わせたいです。

今回は以上です。

 

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