『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の物語のネタバレを紹介していきます。プレイする予定の人やネタバレがいやな人はブラウザバックを推奨します。
目次
英傑ウルボザ
ゲルドの街へ戻るとリンクはルージュの所へ来ました。しかし玉座にはルージュがいません。するとビューラはルージュは2階にいるといいます。リンクは2階に行きへと行き、ルージュと会います。ルージュはまだ少女ながら族長をしている自分が認められるように躍起になっていたといいます。そんな中、「雷鳴の兜」が盗まれ目の前が真っ暗になったといいます。そこへリンクが現れたので、「ウルボザ様のお導きだな」とかつてのゲルド族の英傑の名前だしました。リンクが取り戻した「雷鳴の兜」を付けたルージュがリンクへ似合うかと聞いてきます。しかし、リンクはその「雷鳴の兜」を見つめていた時、ある記憶が蘇りました。
それは100年前、神獣ヴァ・ナボリスの中でゲルド族の英傑ウルボザとその横で眠っているゼルダがいる場所に、リンクが呼び出された所でした。ウルボザは亡くなったゼルダの母であるハイラルの王妃と親友でした。そのせいか、ゼルダが小さい頃から気をかけていてゼルダのことを「御ひい様」と呼んで親しかったようです。リンクをここに呼んだのはそんな眠ったゼルダを連れ帰るためでした。ウルボザは「御ひい様とはうまくやってんのかい?」とリンクに聞いてきました。この頃のゼルダはまだリンクに冷たく当たっていた頃で、リンクはうまくいってない事を伝えました。するとウルボザは「でも勘弁してやりなよ。御ひい様はあんたの背にある退魔の剣を見る度に落ち込んじまうのさ。自分はハイラルの出来損ないだって・・」ウルボザはゼルダが小さい頃から祈りの修行を繰り替えしてきて、それでも封印の力が目覚めないので、なんと役にたちたいと遺物の研究まではじめた頑張り屋だといいます。「本当にいい子なんだ。だからさ、護ってやるんだよ、あんたがね」そう言うとウルボザの能力である雷の力で外に落雷を落とし、それに驚いたゼルダが目を覚ましました。そしてリンクがそこにいることにも驚いていて、その姿をみたウルボザは大笑いをしていました。その傍らに「雷鳴の兜」がおいてありました。
リンクは我に返るとルージュがまだ「雷鳴の兜」が似合うかどうか気にしていました。そしてリンクに「ヴァ・ナボリス」を止めるためにいっしょに来てほしいといいます。もちろん承諾し、リンクとルージュは神獣「ヴァ・ナボリス」へ向かいました。
神獣ヴァ・ナボリス
「ヴァ・ナボリス」へはスナザラシという砂漠を泳ぐアザラシのような動物に乗らないと近づけないといいます。リンクとルージュはスナザラシに乗り、「ヴァ・ナボリス」の近くへと来ました。そこでルージュが「雷鳴の兜」をかぶり一族に伝わる儀式を行いました。するとルージュの周辺がバリアで包まれました。ルージュがバリアをはっている間は、「ヴァ・ナボリス」が起こす砂嵐や雷を防ぐことができます。バリアをはったルージュとともに、スナザラシで「ヴァ・ナボリス」に近づき、4本の足をバクダン矢で攻撃するのが今回の作戦です。リンクとルージュはスナザラシに乗り、「ヴァ・ナボリス」の足元まで来ました。案の定、「ヴァ・ナボリス」から雷の攻撃がきましたが、ルージュのバリアの中ではなんてことありませんでした。リンクは作戦通り、足、「ヴァ・ナボリス」の光る爪先を攻撃します。そして全ての足を攻撃し終わると「ヴァ・ナボリス」は機能を停止し、長い四足を折り曲げ胴体が砂漠へ横たわりました。ルージュは「ここから先はソナタに託すしかない」というとリンクはそれに強く応え、「ヴァ・ナボリス」へと走っていきました。
「ヴァ・ナボリス」はしばらくすると機能を取り戻しまた歩き始めました。その姿をみながらルージュは「リンク・・・頼んだぞ」と呟きます。
雷のカースガノン
リンクはすぐに入り口にたどり着き、シーカーストーンで端末にアクセスしました。
「ああ、懐かしい顔だね、あんたは必ずここにくるって信じてたよ」端末が起動した途端、あのウルボザの声がきこえました。これまでの英傑同様、ウルボザも魂が「ヴァ・ナボリス」に100年間囚われていました。ウルボザは声でリンクを制御端末へ導きます。これまで同様に様々な障害を乗り越えながらリンクは「ヴァ・ナボリス」の制御端末へたどり着きました。これまでの3体ではこのタイミングでカースガノンが出現してきました。リンクは警戒しながら端末へアクセスしました。
予想通り黒いモヤが吹き出してきました。
「気をつけな!ソイツはガノンが造り出したバケモンだ。100年前は手も足もでずにやられちまったが、あんたはそんなわけにゃいかない!そうだろう?」「ヴァ・ナボリス」を乗っ取っていたのは、「雷のカースガノン」。右手に剣を左手には盾を持った魔物でした。これまでのカースガノンのように巨大ではなく、身体が小さいタイプでした。リンクが警戒していると「雷のカースガノン」は瞬間移動のようにリンクに近づき、攻撃してきました。なんとか瞬時に反応し、攻撃を盾で防いだリンク。ウルボザは「奴の動きは速い!惑わされんじゃないよ!」とアドバイスをくれました。同じように素早い攻撃を繰り返してくる所を盾で防ぐと、「雷のカースガノン」に隙きが生じました。そこへ剣を叩き込むリンク。すると今度は剣に雷をまとわせ攻撃してきました。なんとか攻撃を避けながら反撃していると、「雷のカースガノン」はガーディアンにビームを発射しようとエネルギーを充填させていました。これがチャンスとなりました。放たれたビームを盾で弾き返します。「やるじゃないか」ウルボザも思わず反応しました。そして動きを止めた「雷のカースガノン」にリンクは止めを刺しました。
ウルボザとの再会
「雷のカースガノン」の断末魔とともに、神獣「ヴァ・ナボリス」を取り戻す事ができました。「さすがだね」振り返ると、そこにはウルボザの姿がありました。「これでやっと自分の仕事を果たせるってもんさ・・・私らの事であんたも御ひい様も苦しんだんだろうけどね。こうなるしかなかったんだよ、あんたらのせいじゃない」ウルボザは自分たち4人の英傑が命を落としたことについて話していました。
「だからあの子に伝えておくれ・・・もう気に病むんじゃないよって。それから胸を張って良いんだって。」自分が命を失った今もゼルダのことを気遣うウルボザらしい優しい言葉でした。そして「御ひい様のこと、頼んだよ・・・ああ、ついでにこのハイラルもね?」そう言いながらウインクしたウルボザはリンクの事を「ヴァ・ナボリス」の外へ転送しました。
そして制御を取り戻した「ヴァ・ナボリス」からハイラル城のガノンに向け、ビームを放ちました。これですべての神獣を取り戻すことができました。リンクは残りのウツシエの記憶とそして行く先々で言われた「退魔の剣」を探すことにしました。
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