『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の公式より、11月13日の放送は、第1話「魔女と花嫁」から第6話「鬱陶しい歌」までの総集編を放送すると発表しました。
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もう総集編
11月13日(日)午後5時~
第1~6話までを一挙に振り返る 「#水星の魔女 スペシャル特番」のTV放送決定!さらに午後5時30分~#市ノ瀬加那 さん #Lynn さん #マフィア梶田 さんによる「第1クール前半戦振り返りSP」をガンダムチャンネルでプレミア公開!
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— 機動戦士ガンダム 水星の魔女 (@G_Witch_M) November 1, 2022
毎回放送される度にネットや動画で盛り上がっている『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の公式より、本来第7話が放送される予定だった11月13日の放送は、第1話「魔女と花嫁」から第6話「鬱陶しい歌」までの総集編を放送すると発表しました。『ガンダム』シリーズの総集編はあまり珍しいことではないのですが、まだ6話しか放送していない段階での総集編はさすがに早すぎるのではないかとこれまた話題になっています。公式の意図としては、第1クール前半戦の区切りとして、現在の盛り上がりを受けて、まだ視聴したことない人に向けているのと同時に毎週ご視聴している人たちにも第7話に向けた復習として、見てもらいたいとのこと。最近のアニメでは今回のように総集編でつなぐような事を「万策尽きた」とよく言われますが、すでに公開されている映像のシーンでまだ未登場のシーンもたくさんあるのと、さすがに『ガンダム』シリーズを名乗っているところから、「万策尽きた」というわけではないと思います。第1話からの予想以上の盛り上がりにより、まだ気になっているだけで視聴していない層を取り込もうとしているのかわかりませんが、毎週楽しみにしている人たちからすると、第6話から第7話まで1週空いてしまうので、あまりいい印象にはならないんじゃないでしょうか。
そもそもまだ6話の時点で総集編って、私もさすがに早すぎだと思います。ないかしらの事情や関連する販促物やガンプラの販売に合わせた調整かもしれませんが、決定した事のようなので、素直に総集編を楽しむしかないですね。
ちなみに「万策尽きた」とは
アニメの制作スケジュールが間に合わず最新話の放送ができなかった場合に、総集編が放送されたり、出演声優の顔出し番組が放送されるなどがあった場合、アニメファンの間ではこの「万策尽きた」という表現がよく使われます。これはアニメ業界の制作を描いたアニメ作品『SHIROBAKO』でよく使われた台詞で登場人物の「本田豊」の口癖でした。この『SHIROBAKO』が放送されてから、今回のように総集編などが放送されると、おそらくアニメの制作が間に合わないんじゃないかという予想から、「万策尽きた」と言われるようになりました。前述でも伝えましたが、おそらくは今回の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の総集編は「万策尽きた」わけではなく、予定通りか意図的に放送されるんだと思います。
これまでのガンダムの総集編
これまでも『ガンダム』シリーズのテレビアニメ作品では、総集編のある作品もそれなりにありました。中でもファンの間で有名なのが、現在劇場版が製作中の『機動戦士ガンダムSEED』およびその続編となった『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』。『機動戦士ガンダムSEED』では第14話「果てし無き時の中で」、第26話「モーメント」と全50話中、2回の総集編がありました。さらに続編となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では第15話と第16話の間に放送された総集編「特別版 EDITED」、第20話「PAST」、第29話「FATES」、第41話「リフレイン」、第47話「ミーア」と全50話中なんと計5回も総集編が放送されています。『機動戦士ガンダムSEED』の時は2回なので、小休止的な感じだったのですが、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の5回はいくら全50話あったとしても、さすがに多いイメージですね。制作側の事情とか業界とか詳しくないのですが、素人ながらなんかうまくいってない感じが伝わってきました。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』も勢いがいいので、変に総集編など入れて失速しなければいいのですが、1ファンとして少し心配になります。
今回は以上です。
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