ショック!『ゼルダ ティアキン』今後追加DLCの予定がないと判明

サブカル

続編にも関わらず、ファンの期待という大きなハードルをも超えて大好評となった『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』では、追加ダウンロードコンテンツの発売予定はないことが「ファミ通.com」のインタビューで判明してしまいました。



 

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ブレワイはあったのに!

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の続編として発売し、ファンの期待という大きなハードルをも超えて売り上げもゲームの内容に関しても大好評だった『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』。すでに発売から4ヶ月ほど経過し、ある程度のプレイヤーがクリアしたり、遊びつくした感がある現在、やはり期待してしまうのが、ダウンロードによる有料追加コンテンツです。少なくても前作である『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』にあった「マスターモード」くらいはあるだろう?と誰もが思っていた所、9月6日にファミ通.comが公開したインタビューで『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』のプロデューサーの青沼英二さんが「今回は追加コンテンツの発売予定はない」とはっきり明言し、「あの世界で遊びを作ることを、やり尽くした感じがあるから」とその理由についても話ていました。これはかなりショックですね・・・。あるもんだと思っていたので・・・。
前作にあたる『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』では「マスターモード」やキャラの掘り下げなどの追加コンテンツが2種類発売されていました。特に高難易度である「マスターモード」などはファンからもかなり好評でしたが、今回はそのどれも予定がないとのこと。前回の記事でも伝えましたが、『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』は1アカウントでセーブデータが一つしかなかったため、いつかくると思っていたダウンロードコンテンツのために、最初からやり直すのを躊躇していました。へんなタイミングでダウンロードコンテンツが配信されたら、せっかく強くなったリンクでダウンロードコンテンツを遊ぶことができなくなってしまうので。・・・しかし、どうやら今回のインタビューでそんな余計な心配もなくなってしまったようです。ちなみに今回のインタビュー()では新たな世界での遊び、リンクの能力、物語のテーマなど、様々なことについて語られていましたので、ファンは一読する価値ありですよ。



 

『ブレスオブザワイルド』にあったDLC

もはや「予定なし」と告げられて、その可能性がほぼなくなった『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』の追加DLCですが、なぜそんなに期待していたかというと、前作の『ブレスオブザワイルド』ではかなり満足のゆく追加DLCがあったためです。全く一緒じゃないにしても、そのどれかは欲しかった・・・。ということで、『ブレスオブザワイルド』にあったDLCがどんなものだったのかを簡単に紹介します。

英傑たちの詩(追加ストーリー)

いわゆる追加のストーリーです。吟遊詩人のリト族のカッシーワの詩の完成を手伝いつつ、4人の英傑たちとゼルダ姫との記憶を回想していくといった内容のもの。ストーリーでは新たに用意された試練や祠、ダンジョン等が登場しました。一通りクリアすると、移動が格段に楽になるこのコンテンツ限定のアイテム「マスターバイク」が手に入りました。『ティアーズオブザキングダム』では前作で存在感が大きかった4人の英傑の存在感は薄かったのですが、それはそれで今作には過去にいったゼルダの物語やラウルたち、ガノンドロフなどキャラの掘り下げはあmだできるような感じがしましたし、何より、前作『ブレスオブザワイルド』との繋がりなんかをもう少しうまく表現してほしかったんで、DLCで期待してたんですけどね。

剣の試練

剣の試練は、持ち物無しの状態から階層毎に待ち構える敵を全滅し、最深部を目指すコンテンツ。剣の試練には序位・中位・極位3つの難易度が用意されていて、各難易度を初めてクリアすると、報酬としてマスターソードが強化されました。いわゆる腕だめしのやり込み要素ってやつです。『ティアーズオブザキングダム』ではいくつかの祠で持ち物無しの状態で挑戦する同じようなものがありましたので、前作の『剣の試練』は祠のイベントに割り振られた感じがしますね。

マスターモード

『ブレスオブザワイルド』を遊びつくしたプレイヤーから好評だったのが、この『マスターモード』。こちらは難易度が上がった『ブレスオブザワイルド』を新しいデータで始められるというコンテンツで、敵である魔物の最高位であった「白銀」よりもさらに高い「金」が追加されたり、ゲームスタート地点であるマップ「始まりの台地」から「白髪のライネル」が出現したり、フィールドに新魔物「空オクタ」によって浮いている魔物が新たに配置されていたりと、『ブレスオブザワイルド』を極めた人向けの難易度となっていました。このDLCをプレイする実況者がたくさんいて、それがまた人気動画となっていました。『ティアーズオブザキングダム』では前作に比べるとかなり多くの種類の魔物が追加されたので、この「マスターモード」くらいはあるんじゃないかと期待していたのですが、それもないんですね。確かに『ティアーズオブザキングダム』で追加された多くのアイテム要素にいろいろ新たに設定(スクラビルド要素など)していくのは大変そうですが、それでも『マスターモード』はやっぱりほしかったですよね。残念です。

最近DLCが当たり前になって、DLCであこぎな感じでお金を稼いでいるゲームが結構ある中、ソフト一本で勝負しているあたりはすごく好感を持てるのですが、やはり名作だったからこそ、もう少し遊びたいという気持ちにもなりますよね。まあ、『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』はかなり無限に遊べそうなゲームデザインなので、自分で好きなだけ遊びを見つけることもできそうですけどね。それもやっぱりがっかりですわ。

今回は以上です。

 

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