『サイバーパンク2077』について、2月16日の深夜にCD PROJEKT公式生放送「RED streams#2」にて、PlayStation5、Xbox Series X(次世代機向け)の公式ゲームプレイ映像が公開されました。しかも生放送終了とともに次世代機向け版の配信も開始!さらに体験版やアップデートパッチ1.5など、いきなりいろいろ来て戸惑っています!
目次
サイバーパンク2077
『ウィッチャー3 ワイルドハント』を開発したCD Projektの最新作として2020年12月に発売されたオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』。発売前に期待された作品だったのですが、発売後のバグ祭りでファンのテンションを一気にどん底に落とされてしまい、期待された名作から一気にクソゲー扱いになってしまった作品でした。その後パッチが何度か配信され、とりあえずは遊べるようになったものの、PS4版ではノーマルよりも性能の高いPlayStation4Proでのプレイを推奨していました。私はノーマルのPS4でプレイ。すでに2周しましたが、多少カクついたり細かいバグはあったものの、そんなにストレスなくプレイすることができました。もちろん、いくつかの不具合はありましたが、こういったゲームのバグに関してはある程度耐性があったので、問題なかったかもしれません。ノーマルPS4についての不具合については、以前紹介していますので、そちらを参照してください。
そんな中で常にファンの声としてあったのが、次世代機向け版の販売。今回、2月16日の深夜に『サイバーパンク2077』についての生放送があると事前に告知されていて、いよいよ次世代機向け版の販売日がきまったのかと思っていたところ、動画終了と同時に配信がスタート。合わせて冒頭の5時間をプレイできる次世代機向けの体験版や、PS4などに向けたアップデートパッチ1.5も一気に配信されました。
ついに登場「新世代機版」
今回配信となったプレイステーション5とXbox Series X版では、最大4K60FPSに対応とのことです。さらにより高速な描画を得られる「パフォーマンスモード」と、30fps(秒間30フレーム)になる代わりにより写実的な描写になる「レイトレーシングモード」の2種類を搭載しているとのこと。ちなみにXbox Series Sでは「パフォーマンスモード」のみの対応となるそうです。
プレイステーション5では、DualSenseコントローラーの各機能や空間オーディオ機能への対応なども行われる他、なんと新世代機版専用にナイトシティ内にいくつかの隠し要素を追加もされているとのこと。プレイステーション4、Xbox Series X|Sからのセーブデータ引き継ぎにも対応していて、各プラットフォームでの引き継ぎ方法については公式サイトの新世代機版のページに掲載されているそうです。そして、プレイステーション5とXbox Series X|Sの体験版は、日本時間の2022年3月16日午前1時までの期間限定配信になっているようで、最大5時間のプレイが可能とのこと。製品版を購入した場合、進行状況の引き継ぎもできるそうです。
気になるパッチ1.5
今回も大量の修正パッチが配信されています。パッチのバージョンも1.31から一気に1.5になってるので、今回はかなり変わっているんじゃないでしょうか。あまりにも多いので、詳細は毎回おなじみとなった公式のパッチノートで確認してもらうとして、いくつか抜粋して、今回のパッチの内容を紹介します。アップデートパッチ1.5ではこれまであまり役に立たなかったパークがなくなり、新たなパークが追加されたりしています。
- 投げナイフをリワーク
投げナイフが投げるたびに失われないようになり、クールダウン後に(ナイフにレア度に応じて時間変動)手元に戻るように変更。また、投げたナイフを直接拾うことでクールダウンをリセットすることも可能 - NPCの挙動が大幅に改善
今までより賢くなり遮蔽物などをより有効的に利用してくるように。戦闘がより戦略的に。逃げたりパニックになるだけでなく、攻撃的な一般市民を追加されていて、プレイヤーを脅威と判定すると攻撃してくるように。危険を感じた車の運転手はUターンして逃げることも。NPCドライバーが逃げている途中に車にぶつかると意識を失うという演出も追加されているとのこと。 - 車(乗り物)の操作性を改善
バイクにネオンリムが追加(ON/OFF可能)。二台の車を呼び出しても別々の場所に召喚される。一人称視点でも運転しやすくなった。 - 時間をスキップする機能のUIを大幅に改善
時間をスキップするとNPCの位置だけでなく周りの環境も全て変更されるように。 - マップ大幅改善
様々なフィルターを追加(個別でカスタマイズ可能) - フィクサーの信頼度システムが追加
仕事を依頼してくるフィクサーからの信頼が増すほど新しい依頼セットが増え、各地域のフィクサーからその時点で依頼されているセットをすべてこなすと、次のセットが追加されるように変更。 - ゲーム内経済の調整
物価の引き下げ、依頼の報酬アップ(お金の貯めやすさがアップ) - 衣類改造パーツのバランス調整および機能改善を実施
衣類の改造パーツスロット数を調整。特定の改造パーツが、特定の衣類タイプにしか装着できないように変更。今回の変更に伴い、以前に装着した改造パーツは自動的に衣類から外され、インベントリに入れられています。新しい仕様に応じて、インベントリ画面から装着し直すことができます。 - サイバーウェアを売れる
未使用のサイバーウェアをリパードクのクリニックで売却できるように変更。 - パークの変更
様々なパークのバランスを調整し、一部をスキルツリーに移動。その結果、すべてのパークポイントがリセットされました。パーク画面から、ポイントを振り直してください(コストはかかりません)
その他無料DLC
- 新武器、サイト、マズルブレーキ、スコープなどなどが追加
- 任意のタイミングで容姿の変更が可能に。
- 部屋の模様替えが可能に。
- 不動産の新規購入が可能に(4つの新しい自室が追加、各部屋は全く違う作りになっている。)全てのアパートを同時に所有可能。保管庫は全ての部屋で共有。
- アパートに関連したバフがプレイヤーに付与される。
- ロマンス要素を大幅に追加(パートナーが隣で寝ていたりなど)
- シャワーを浴びるときに服を脱ぐように。
- フォトモード機能のジョニーのポーズを追加。
とにかく大量の追加。これでも一部です。今回のパッチで特に気になったのが、未使用のサイバーウェアをリパードクのクリニックで売却できるように変更された事。ゲームをプレイしていると、サイバーウェアを結構拾うのですが、これをこれまで売ることができなかったので、結構イライラしてたんですよね。またフィクサーの信頼度システムが追加も気になるところ。結構、依頼はこなしてしまったと思うんですが、何かしら追加されてりもしているのでしょうか。そして今回はアナウンスないのですが、トロフィー関連についても改善されている事を願っています。一部バグのせいなのか、獲得できていないトロフィーがあったので、このあたりも改善されている事を願っています。公式のパッチノートの最後には、「なお、本リストはパッチ1.5に含まれるすべての追加要素や修正・改善を記載するものではありません。残りはぜひゲーム内で体験してみてください!」とあるので、まずはパッチが追加されたあとの『サイバーパンク2077』をプレイしてみて、いろいろ確認しようと思っています。
超個人的なことなのですが、先日中古ショップで『キングダムカム・デリバランス』というゲームを購入し、つい先日プレイ開始したばかりだったのですが、冒頭で死にまくっていて、ちょっとやる気がなくなっていました。そこへ今回の『サイバーパンク2077』のパッチ。確認してみて、良好だったら有料DLCも予定されていることですし、『サイバーパンク2077』を3周目突入というのもありかもしれませんね。・・・そういえば、念願の「強くてニューゲーム」は今回追加されてなさそうですね。
今回は以上です。
〈追記〉
という記事を書いて公開してすぐに、
アップデート後に“アプリケーションが始められません。データが壊れています。”エラーが発生する
一部のPS4にて、パッチ1.5(1.51)をインストール後に“アプリケーションが始められません。データが壊れています。アプリケーションをPS4から削除して、もう一度ディスクを入れてください”というエラーが発生し、ゲームを起動できない不具合が発生している件につきまして、現在調査中となります。本件について情報提供をして頂ける場合、どの地域のバージョンで、ディスク版かデジタル版のどちらをプレイされているかの情報をお寄せください。
すぐに確認できない状況が辛い・・・。
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