いつもいろいろなアンケートや投票でランキングなどを発表している『ねとらぼ調査隊』で2021年8月10日から8月16日まで、50周年を迎える「仮面ライダーシリーズで一番好きな作品は?」というアンケートを実施しました。今回の投票対象は初代の「仮面ライダー」から現時点の最新作「仮面ライダーセイバー」までの全シリーズ。今回は発表されたその結果からトップ10をご紹介します。では10位から早速いってみましょう。
目次
第10位:仮面ライダー
第10位は記念すべき第1作目となった初代『仮面ライダー』です。1971年に放送されました。初代の仮面ライダーには逸話がたくさんあって、この頃は本郷猛役の「藤岡弘、」さんが仮面ライダーの中の人も演じていたのはかなり有名な話。そしてそんな「藤岡弘、」さんが撮影中に怪我をしてしまうというアクシデントがありました。撮影ができなくなった『仮面ライダー』でしたが、物語で本郷猛は海外のショッカー支部との戦いに行ったとう設定にし、仮面ライダー同様の改造人間に改造された、一文字隼人が以前本郷猛に救出されたという設定で、もう1人の仮面ライダー「仮面ライダー2号」を登場させ、このアクシデントを乗り越えたというのは有名な話。この時、「仮面ライダー2号」が登場していなければ、今も続いているシリーズはなかったかもしれませんね。今回のランキングで昭和ライダーで唯一の10位以内です。
第9位:仮面ライダーエグゼイド
第9位は2016年10月2日から仮面ライダー生誕45周年記念作品として放送された『仮面ライダーエグゼイド』です。仮面ライダーのデザインやモチーフを「ゲーム」の要素を取り入れ、少しコミカルなデザインのライダーになりました。このライダーは変身する際、SDキャラクターのような三頭身から等身大へと変形するのも特徴となっています。
第8位:仮面ライダー龍騎
第8位は平成の第3作目で2002年2月から放送された『仮面ライダー龍騎』。本ブログ内でも以前紹介しましたが、「13人の仮面ライダーが自らの望みを叶えるために最後の1人になるまで殺し合い続ける」というぶっとんだ仮面ライダー。テレビ放送の本編、特番、映画でそれぞれ違った結末が描かれているのも特徴です。私が好きな作品の一つです。
第7位:仮面ライダーゼロワン
第7位は令和初の仮面ライダーで2019年9月から放送された『仮面ライダーゼロワン』。ヒューマギアというAIを搭載した人型ロボットが普及されたやや未来の世界の物語で、AIと人間の共存という大きなテーマを扱った作品です。『ゼロワン』というタイトルは、令和最初の仮面ライダーであることから名付けられています。
第6位:仮面ライダー555
第6位は2003年1月から放送された『仮面ライダー555(ファイズ)』。実は以前、当ブログ内の大人が見ても普通に面白い!!仮面ライダー作品を紹介にて本当は紹介したかったけど、厳選した結果紹介できなかった作品。本来、敵となる怪人側の人間ドラマにもスポットが当てられ、以外と伏線もあり、びっくりする超展開もありと当時かなり話題となりました。当時ロボットに変形するバイクに、イラつきながら蹴りを入れた仮面ライダーとして個人的に衝撃を受けました。
第5位:仮面ライダークウガ
第5位は2000年1月から放送された平成ライダーの第1作目の『仮面ライダークウガ』。テレビのレギュラー放送「仮面ライダーBLACK RX」終了から10年ぶりのテレビシリーズに復活した記念すべき作品。物語はヒーロー物なのに、ドラマ性が高かく、今のシリーズと比べると若干暗い感じの作風ですが、派手すぎず説得力のある設定に、今もファンが多い作品です。主人公の五代雄介役を担当したのは、オダギリジョーさん。この時から仮面ライダー出身で有名になる俳優が出始めました。
第4位:仮面ライダービルド
第4位は2017年9月3日から放送された『仮面ライダービルド』。日本列島が東都、西都、北都と呼ばれる3つの国家に分断されたというかなりハードな設定から始まる作品です。平成仮面ライダーシリーズは、まず玩具である変身ベルトができてから物語を作るという流れがあった中で、「仮面ライダービルド」はまずドラマから作るということをして、それまで離れていた大人の視聴者も楽しめる作りを目指した作品との事。そのせいか、割と新しめの仮面ライダーの中で第4位にランクインしています。
第3位:仮面ライダー電王
第3位は2007年1月から放送された『仮面ライダー電王』。仮面ライダーのモチーフが「電車」で怪人のモチーフが「おとぎ話に登場する生物」など、これまでにない設定で、モモタロスをはじめとしたイマジンと呼ばれる侵略者が、仮面ライダーや主人公に憑依してパワーアップするという設定でした。大ヒットシリーズとなり、映画作品が何度も製作されています。主演は今をときめく佐藤健さん。そしてやはりモモタロスというキャラクターがこの作品の人気に一役買っていますね。
第2位:仮面ライダーオーズ/OOO
第2位は2010年9月から放送された『仮面ライダーオーズ/OOO』。メダルの組み合わせによる変身が特徴で、変身ベルトと一緒にガチャガチャなどで販売された変身に使用する「メダル」が商業的にも大ヒットとなりました。この作品の第28話が初代「仮面ライダー」の第1話から数え、シリーズ放送話数で通算1000回を迎えて、その回も特別な物語を展開しました。そして3位の『仮面ライダー電王』同様、敵のような仲間であるアンクがいい味だしてました。最終回は仮面ライダーシリーズでも屈指の名作かと思います。
第1位:仮面ライダーW
堂々、第1位は2009年9月から放送された『仮面ライダーW』に決定!。私が一番好きな仮面ライダーだけに超うれしいです。2人で1人の仮面ライダーに変身するというのが特徴ですが、物語や設定、キャラクターや主題歌までいろいろなところで個人的には完璧な作品だと思っています。探偵物というのもストーリーを面白くしている要因なのではないでしょうか。主人公の2人を演じた桐山漣さんと菅田将暉さんも現在は超有名となって、ファンとしては嬉しい限りです。
ランキングのまとめは以下の通りです。
第10位:仮面ライダー
第9位:仮面ライダーエグゼイド
第8位:仮面ライダー龍騎
第7位:仮面ライダーゼロワン
第6位:仮面ライダー555
第5位:仮面ライダークウガ
第4位:仮面ライダービルド
第3位:仮面ライダー電王
第2位:仮面ライダーオーズ/OOO
第1位:仮面ライダーW
以上が「仮面ライダーシリーズで一番好きな作品は?」の紹介でした。10位とはいえ、元祖である『仮面ライダー』が昭和ライダーからランクインしたのはうれしいですね。今年以降も9月から始まる『仮面ライダーリバイス』や庵野秀明さんが監督することで製作されている『シン・仮面ライダー』などまだまだ注目される作品は増えていくと思いますので、こうゆうアンケートは所々でやっていてほしいですね。今回は以上です。
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