原点からもう一度!「ソードアート・オンライン」第1期が4月より再放送!

サブカル

TVアニメ「ソードアート・オンライン」の原点である第1期が4月7日より再放送される事が決定されました。TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11にて、4月7日(水)より毎週水曜24:30~から放送されるとの事。その後に続く最初の作品という事で、今ではお馴染みになったキャラクターたちとの出会いなども描かれているので、まだ見ていない人も、久々に見てみたい人たちにも是非オススメですね。

目次

『ソードアート・オンライン』シリーズの紹介

まだ知らない人のために、『ソードアート・オンライン』の紹介をします。『ソードアート・オンライン(以下SAO)』は川原礫さんによるライトノベルが原作で、原作の1巻から4巻までを2012年にアニメ化されました。物語は一貫して仮想現実のゲームの中の世界での戦いが描かれています。それぞれ内容を少しご紹介します。

ざっくりストーリー

原作の1巻から4巻までのストーリー。世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」の正式サービスが開始され、約1万人のプレイヤーは仮想空間の世界を堪能していました。しかし、ゲームマスターであり、開発者でもある茅場晶彦という男がプレイヤーたちの前に現れ、このゲームはログアウトすることが不可能であり、ゲーム内の「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してクリアすることだけが脱出する唯一の方法であることを告げます。そして万が一、ゲーム内で死亡した場合は現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを伝えます。プレイヤーの1人である主人公のキリトは、この世界で生き残ることを決意し、始まりの街から誰よりも早く旅立ちます。今回再放送されるのはこの第1期ですね。

 

オープニングテーマはなんとLiSA

2012年に放送された第1期のオープニングテーマは最近『鬼滅の刃』のテーマソングを担当して、一躍時の人となったLiSAさんが歌う「crossing field」。これを期に、この後のSAOのテーマソングを何回も担当することになります。なので、LiSAさんを古くから知る人達は、どちらかと言うと『鬼滅の刃』よりもSAOのテーマソングの担当という印象の方が強いのかもしれませんね。劇場版の『ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の主題歌である「Catch the Moment」は、『鬼滅の刃』がヒットする前の彼女の代表曲だったと思います。

 

劇場公開や実写ドラマ化も予定されている

今回の再放送は2021年に公開予定『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア』に合わせてのという可能性もあります。この劇場版の作品は、今回再放送が決まった第1期の前半と同じ舞台である「アインクラッド」の攻略を第1層からアスナ視点で描いた作品。なので内容的には第1期と重なるわけですね。『プログレッシブ』は原作では未完なので、どれくらいまで描かれるかわかりませんが、映画公開前に、第1期を視聴してからの方が、映画もすんなりと理解しやすいかもしれません。
また、発表からだいぶたちましたが、2016年にハリウッドでのテレビドラマ化が決定したことも報じられています。既にNetflixが配信権を取得しているとの事で、今後の発表が気になりますね。

 

第2期以降の内容もざっくり紹介

その後もシリーズが続いているSAO。現在、アニメ化されている内容をざっくり紹介します。

第2期『ソードアート・オンラインII』

第1期の好評から、続編である第2期が2014年から放映されました。
SAOがクリアされて1年後、キリトはアスナやかつての仲間たちと共に、VRMMORPG「アルヴヘイム・オンライン」をプレイしていました。そんなある日、キリトは総務省仮想課の職員である菊岡から、ガンシューティングがメインのVRMMORPG「ガンゲイル・オンライン」に出没した謎のプレイヤーである死銃(デス・ガン)が関わるとされる連続変死事件の調査を依頼されます。この依頼を受けたキリトは「ガンゲイル・オンライン」へダイブ。この世界で知り合った少女のシノンからレクチャーを受けつつ、最強のガンナーを決める大会「バレット・オブ・バレッツ」に参加すし、死銃との接触を図ります。

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

2017年に小説にはないオリジナルストーリーとして、2期と3期の間をつなぐ劇場版が制作されました。劇場オリジナルのストーリーですが、しっかりとストーリーもつないでますし、劇場版に登場したキャラクターが3期にでてきたりもします。映画らしくラストは異様な盛り上がりですね。
VRではない、ARマシン「オーグマー」という次世代デバイスが発売され、「オーグマー」は瞬く間にそのユーザー数を増やし、ARアイドルのユナの存在と「オーグマー」専用のARMMORPG「オーディナル・スケール」もその人気を後押ししていました。キリトの仲間たちも「オーグマー」を日常やゲームによく活用して「オーディナル・スケール」に参戦する中、キリト本人はこの新しい機器に乗り気ではなく、「オーディナル・スケール」もあまりプレイしてはいませんでした。そんな中「オーディナル・スケール」に旧SAOのボスモンスターが現れるという噂が流れ始める。現実世界を舞台に、多くのSAO帰還者たちを巻き込んだ、悲しき陰謀が幕を開けます。

第3期前半『ソードアート・オンライン アリシゼーション』

2018年に第3期は2回に分けられる形で放映されました。
「ガンゲイル・オンライン」で起きた「死銃事件」から半年が経った頃、キリトは菊岡からの紹介で、ベンチャー「企業ラース」の開発した次世代フルダイブ実験機「ソウル・トランスレーター」のテストダイバーのアルバイトを行っていました。ある日、キリトはアスナと歩く帰り道に「死銃事件」の実行犯最後の1人によって薬剤を身体に注射され、昏睡状態に陥ってしまいます。そしてキリトが目を覚ました時、眼前には現実世界と遜色なく豊かな感性を持つNPCたちが住まう仮想世界「アンダーワールド」が広がっていました。何がなんだか分からない状態で、ログアウト不可というSAOと同じ状況に際したキリトは現実世界への道を求め、その世界で親しくなった少年・ユージオと共に世界の中心「セントラル・カセドラル」を目指します。

第3期後半『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』

アドミニストレータとの戦いに勝利を収めたキリト。しかし、その代償はユージオの死と自身の精神喪失でした。整合騎士ながらもキリトに味方したアリスは、ルーリッドの村はずれでそんなキリトとひっそりと暮らしていました。しかし、人界とダークテリトリーの全面戦争が近いことを知ったアリスはキリトを連れ、戦場へ向かいます。一方、現実世界では「アンダーワールド」が存在する施設「オーシャンタートル」が謎の襲撃者たちによって占拠されていました。明日奈はキリトと完全な人工知能となったアリスを救うため、「アンダーワールド」へのログインします。一方、襲撃者たちを率いて人間の魂を求めるガブリエルもダークテリトリー側の闇の皇帝ベクタとしてログインし、アリスを手に入れるため、人界への侵攻を始めます。現実世界の人間が両陣営に加わり、人界軍とダークテリトリー軍の戦いが始まります。

原作ではまだまだ終わらなさそうなSAO。
今後も何かしらの映像化の可能性もあるので、今回の第1期の再放送を期にシリーズを追いかけてみるのもいいかもしれません。

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