『ペルソナ』の影響受けた『ETERNIGHTS』はどんなゲーム?

サブカル

6月3日にプレイステーションの最新情報を伝える動画番組“State of Play”が配信され、そこで発表された完全新作のゲーム『ETERNIGHTS』が注目されています。



目次

ETERNIGHTS

“State of Play”で発表された新作ゲーム『ETERNIGHTS』。キャラクターの見た目やゲームのジャンル自体は違うようですが、なんとなく映像全体から伝わってくる『ペルソナ』シリーズの雰囲気。少し気になったので調べてみた所、この作品はインディースタジオ「Studio Sai」という所が開発しているゲームで、なんとスタジオの第1作目らしく、いくつかの国の開発者たちが2年間にわたって完全リモートで開発してきたとのことです。パッと見、日本のゲームのように見えますが、どうやら扱いとしてはいわゆる“洋ゲー”になるようです。そしてやはりその雰囲気からわかるように日本のアトラスのヒット作『ペルソナ3』や『ペルソナ5』の影響を受けていると公言しています。ジャンルは「恋愛アクションゲーム」となっていて、『ペルソナ』シリーズのようなカレンダーシステムのようなものが使用されていて、ダンジョンを攻略するか、意中の相手とデートするかスケジュール管理をしていくゲームのようです。
ちなみに本家『ペルソナ』シリーズは、「コミュ」や「COOP」といったキャラクターたちと親交を深めていくシステムがありますが、その過程で恋愛に発展する場合もあります。しかし、その対象となるのは友人の場合もあったり、目上の人物であったりと恋愛だけというわけではないのですが、この『ETERNIGHTS』その部分を恋愛に振り切っているようですね。相手との絆を深めていくと戦闘で利用できる固有のスキルやスペルもアンロックされていくということで、『ペルソナ』シリーズと同じようにキャラクター強化にも影響があるとのことです。当ブログとしてもこれまで何度も『ペルソナ』シリーズを紹介してきましたし、私は個人的に『ペルソナ』シリーズの大ファンなので、このゲームが気になってしょうがないです。

 

主な内容

主人公となるのは18歳の少年で、この世界ではある日、何らかの…または何者かの手によって、人間は「感染者」という危険なモンスターに変化する危機に晒されているようです。主人公は終末の迫る荒廃した世界で生き延びるため、物資を探し、ダンジョンを探索し、そして生存者たちとの愛を育むこととなるとのことです。5人の個性的なキャラクターたちと絆を深めて終末を過ごしていくというのが主な内容になるようです。
いろいろなサイトでは5人と表記されているのですが、「Studio Sai」の公式サイトを見ると登場キャラクターは全部で8人紹介されていました。ここで名前と画像を紹介しますが、サイトがグーグルによる翻訳で表記され、直訳すぎて何言ってるかわかりませんでした。一応、ざっと紹介します。

主人公


初期ネームはは内容です。これも『ペルソナ』リスペクトっぽいですね。右手に何かしらの力があるようです。

ユナ

おそらくは恋愛対象となるヒロインの一人だと思います。

ミン

直訳されてなぜか「最小」と表記されています。動画ではバリアを張っていました。おそらくは恋愛対象となるヒロインの一人だと思います。

シア

動画ではバイクを出していました。おそらくは恋愛対象となるヒロインの一人だと思います。

 

ヨハン

男性のようですが、いろいろ謎のある人物のようです。

 

チャニ

彼も男性のようですが、主人公の紹介文の中にこのチャニが親友であることが表記されていました。

 

ユリア

なんとなく戦闘力が高かそうな感じ。おそらくは恋愛対象となるヒロインの一人だと思います。

 

アリア

主人公から見て年上のような雰囲気の女性。おそらくは恋愛対象となるヒロインの一人だと思います。

これを見ると、恋愛対象となるのが女性の5人ということになるのでしょうか。とりあえず登場人物はこんな感じです。前述でも説明しましたが、このゲームには時間概念も存在するようで、1日という限られた時間の中で、物資を探しに荒野へ行くか、「ウォール」と呼ばれるダンジョンを探索するか、仲間と訓練して強くなるのか、新しいスキルをアンロックするべく仲間と親睦を深めるのかプレイヤーがスケジュール管理しながら進行していくようです。



 

戦闘はアクション

詳細はまだわかりませんが、主人公の右手が武器になっているようです。そして戦闘はアクションでスピード感のあるアクションになっているようです。個人的に気になったのが、画面右下に表示されているプレステのコントローラーのボタンの部分。表示されているアイコンを見る限り、「△」が通常攻撃、「○」が雷属性、「×」が氷属性、「□」が炎属性のような表記になっています。『ペルソナ』シリーズといえば、属性を使って敵の弱点をつくのが特徴のゲームなので、こういった属性に関しても影響を受けた作品になっているのでしょうか。またバイクのようなものに乗ってるシーンもあるので、アクションは雰囲気以上に多彩になっているかもしれませんね。戦闘シーンの中にちょっとだけQTEっぽいのがあったので、少し心配ですね。私QTEきらいなんですよね・・・。でもこれが『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 』の戦闘のように、ジャスト回避のようなシステムならウェルカムなんですが、まだ最初のトレーラーが公開されたばかりなので、詳細は不明です。

 

ダンジョン攻略

おそらくはゲームのメインとなるのが「ウォール」と呼ばれるダンジョンの攻略。これも詳細はわかりませんが、時間の概念はこのダンジョン内でも影響があるようで、制限時間内に探索するためには、ダンジョン内に仕掛けられている罠やパズルを素早くクリアしなければならないと公式では伝えています。よくわからないのですが、ダンスのミニゲームもあるとのこと。今回公開されたトレーラーではオートバイのような乗り物で走っていくシーンなんかもありました。オートバイに乗っている間も右手の武器は使えるようなので、乗ったまま戦闘するような場面もあるかもしれませんね。

 

アニメーションシーンもあり

そしてこれもまさに『ペルソナ』シリーズっぽく、要所要所のイベントでアニメーションのシーンが挿入されるそうです。これが少し謎なのですが、結構綺麗な映像に見えるのですが、インディースタジオの規模でこれくらいのクオリティのアニメーションって制作できるんですかね。いくつかの国の開発者たちがリモートで開発に携わっているとのことなので、それぞれの分野で得意とするようなエキスパートが結集されたような感じなのでしょうか。いずれにせよ、その絵柄を見る限り、かなり日本のキャラクターに寄せてきているので、“洋ゲー”としては非常に珍しい作品になっています。

本家の『ペルソナ』シリーズがなかなか最新作を発表していない中、この『ETERNIGHTS』は2023年の初頭に発売が予定されているとのことです。正直、非常に気になっています。『ペルソナ6』の発表と一緒に、『ETERNIGHTS』の続報も楽しみにしています。

今回は以上です。

コメント