大ヒットとなり続編や拡張版など、
PS4だけでもすでに4本のソフトが発売されている「ペルソナ5」。
もはや日本を代表するRPGの仲間入りとなりました。
本ブログでも度々取り上げるくらい、私も大好きです。
アニメをみたり、いろいろなレビューを見て、
実際プレイしてみようと思っている人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな人に向けて、PS4でプレイできる「ペルソナ5」のタイトルのついた
4本のソフトそれぞれの違いについて紹介します。
現在、PS4でプレイ可能な「ペルソナ5」は以下の通り。
『ペルソナ5』
『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』
『ペルソナ5 ザ ロイヤル』
『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』
それぞれの作品についてご紹介します。
目次
まずは『ペルソナ5』
2016年に発売されたペルソナシリーズの待望のナンバリングタイトル。
この少し前に前作ペルソナ4がアニメ化され、そこでファンも増え、
続編を待ち望む声が高まっていました。
そこで満を持して発売されたのがこの『ペルソナ5』。
ペルソナシリーズはナンバリングごとにあまり話は繋がっていないので、
『5』から始めても問題ありません。
ただ世界観などは前作までと地続きにはなっているので、
とあるキャラの噂を聞いたり、ポスターに描かれていたりと、
知ってるとちょっとワクワクする場面はあるものの、
ほとんど関係ありません。
シリーズ共通のカレンダーシステム、ペルソナ合体、
魅力的なパーティーメンバー、独特なサウンドなど、
この『5』でも十分に、というかさらにその魅力が存在します。
この後で紹介する他の3本はすべて、このソフトがベースとなっているので、
まずはこの『ペルソナ5』について深堀りしていきましょう。
ざっくりストーリー
ある日、酔っ払ったオッサンに絡まれた女の人を、
正義感から助けた主人公だったのですが、
勝手にすっころんだオッサンに、怪我を負わされたという濡れ衣を着せられてしまいます。
そして保護観察処分を受けてしまい、地元の高校から
東京・蒼山の「私立秀尽学園」に通うことになります。
1年間、喫茶店「ルブラン」を営むマスターの佐倉惣治郎の元で生活をすることになります。
その頃、世間では交通事故や地下鉄の暴走事件など、
加害者が突如おかしくなってしまって起こる事件事故が多発し、
これを「精神暴走事件」と呼ばれメディアなどで騒がれていました。
そして転校初日、途中で知り合った同級生の坂本竜司と共に学校へ行ったのですが、
なぜか学校が古いお城にな変わっている不思議な場所へ行き着いてしまいます。
訳も分からず中へ入ると、中世の騎士のような鎧の男たちに取り押さえられ、
そのまま捕まってしまいます。
そしてそこで自らを“王”と名乗る男に、二人は処刑されそうになってしまいます。
絶体絶命の時、主人公は何処かから聞こえてくる声に応じ自らの仮面を剥ぎ取ると心の力、
「ペルソナ」に覚醒し、そこにいた兵隊、シャドウを撃退します。
そのまま逃走をする二人ですが、途中で出会った猫のような言葉を話す謎の存在、
モルガナを救助する事に。モルガナの助けもありなんとか古城からの脱出に成功します。
どうにか学校に辿り着いた2人でしたが、
学校で待っていたのは、先程の古城で自分たちの命を奪おうとした“王”でした。
彼は現実では秀尽学園の教師、鴨志田という人間でした。
その後、鴨志田が顧問を務めるバレー部の生徒たちが、
日常的な暴力やセクハラを受けていることを知る主人公たち。
ちょうどその頃、異世界で会ったモルガナと再会します。
モルガナから、主人公たちは迷い込んだあの場所は、
主の歪んだ認知が具現化した異世界「パレス」だという事を聞かされます。
そしてその「パレス」で鴨志田の「オタカラ」を盗めば、
鴨志田を改心させることができると知った主人公たちは、
「パレス」へ侵入し、ペルソナの能力を使って、鴨志田を改心を目指します。
とにかく全部が面白い
ペルソナシリーズに共通する事ですが、毎回ストーリーが秀逸。
先が気になってやめ時がなくなる展開で、
次から次へと主人公たちはピンチに陥り、いろんな「パレス」を攻略していきます。
敵も最初は学校の先生ですが、その後、有名な芸術家、マフィア、会社社長など、
どんどん敵のスケールも上がっていき、そして主人公が保護観察処分を受けることになった、
あの事件へと物語は繋がっていきます。
また、攻略中に様々なペルソナを作ることもでき、自分好みに強化し、
それをダンジョンで使用していくなど、ただの戦闘だけではない魅力も満載。
物語を進めていくと、各キャラクターたちと親密になっていくイベントなどがあり、
気に入ったメンバーと恋人関係になるなんて事もできます。
とにかく、まだやったことがない、見たことがないなら是非おすすめの作品。
ゲーム終了間際には、パーティーメンバーと同じ時間を過ごせなくなるのが、
寂しくてしょうがなくなります。
『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』
『ペルソナ5』のヒットを受け、2018年に発売されたリズムアクションゲーム。
いわゆる音ゲーです。『ペルソナ5』内で使用された楽曲を使用してダンスするゲーム。
元々は前作、『ペルソナ4』のスピンオフとして、
『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』というのが発売され、
同じ流れで発売された作品。
こちらはなんとなくはありますが、ストーリーはほぼないので、
超ファンというわけでないのであれば、無理にプレイする事はないでしょう。
ただ、『ペルソナ5』で使用されるほとんどの曲を聞きながらの音ゲーなので、
あのサウンドの虜になった人は、楽しめるかと思います。
『ペルソナ5 ザ ロイヤル』
2019年に発売。こちらは『ペルソナ5』のいわゆる完全版となる作品。
世間では完全版商法だの、ダウンロードコンテンツでたりたなど、
かなりマイナスな意見が多い中、
私は全然そんな風には思っておりません。
追加要素は新キャラや新イベント、戦闘の仕様やダンジョンでさえも大幅に変わっていて、
印象としては別作品と呼んでも過言ではないかと思っています。
というのも、今回追加されて新キャラの芳澤かすみは、
結構序盤からストーリーに絡んで来ますし、そもそもラスボスも変わっています。
そして、『ペルソナ5』ではクリスマスを最後に一気に時間が流れてしまうのですが、
『ペルソナ5 ザ ロイヤル』では、年末年始から3学期へと物語が続いていきます。
他にもキャラと親交を深めるコミュシステムも大きく手を加えられ、
仲間たちのペルソナも3段階目に進化したり、本編とは別にムービーなどを鑑賞する
「マイパレス」では、仲間たちと大富豪を遊べたりと、
これでもかってくらいてんこ盛りに追加されているので、
なかなかシステムごと変更する事を考えると、
ダウンロードコンテンツでは難しかったのではないかと思っています。
なので、今からプレイするならば、この作品がオススメです。
しかし・・・ちょっとだけ注意点もあります。
それについては、次のソフトの説明で。
『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』
2020年に発売。この作品は『ペルソナ5』のメンバーを使用した
アクションRPGとなっています。
ここで注目なのは、単なるスピンオフではなく、
これは『ペルソナ5』のしっかりとした続編となっています。
主人公とモルガナが、夏休みに再びルブランに戻ってきて、
かつての仲間たちと休暇を楽しむことに。
しかし、準備の買い出しにいった主人公と竜司とモルガナは、
気がつくと再びパレスに迷いこんでしまいます。
もう存在するはずのないパレスに戸惑う3人。
そこでパレスの主に囚われ、そこはパレスではなく、「ジェイル」いう世界だと聞かされます。
ちょうど同じ頃、日本全国でかつての「精神暴走事件」に似た事件が多発しており、
「心の怪盗団」が疑われ始めます。
それで全国を舞台に旅をすることになる一同。
今作はアクションがメインとなっていて、メンバーを切り替えながら、
様々なアクションバトルを展開します。もちろん、主人公はペルソナ合体で得たペルソナを
切り替えながら戦闘ができ、スキルを使う時にはアクションが一旦ストップするため、
スピーディーな戦いの中でもしっかりと落ち着いたプレイが可能です。
今作から初登場のキャラもいますし、難易度設定もあるので、
ただ先のストーリーを知りたいという人でも問題なくプレイできます。
ただし、ここでややこしいのは、あくまで『ペルソナ5』の続編。
『ペルソナ5 ザ ロイヤル』とは繋がっていません。
ようするに『ペルソナ5 ザ ロイヤル』で追加されたキャラや出来事はなかった事になっています。
なので、『ペルソナ5 ザ ロイヤル』をプレイした後、こちらをプレイすると、
物語でがっつり関わった芳澤かすみはいなかった事になっていたります。
なので、そのへんの事情を理解した上でプレイするか、
あえて『ペルソナ5』をプレイしてからするか、プレイする人にも注意が必要となってしまいます。
『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』については、
こちらでも少し紹介しています。
以上が『ペルソナ5』シリーズについてのご紹介でした。
他にも3DSにて『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』にて
「ペルソナ3」や「ペルソナ4」のメンバーたちと共演などもしていますが、
あちらは3DSだし、完全なスピンオフなので、本編にはなんの影響がありまえん。
ただ、各メンバーの掛け合いは面白かったでの、気になった人はどうぞ。
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