ゲラルトは登場するの?『ウィッチャー 狼の悪夢』はファン必視聴!

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以前紹介したアニメ映画『ウィッチャー 狼の悪夢』が、8月23日よりNetflixにてついに配信されました。その内容は予想よりも面白く、たかがアニメと見ないのは非常にもったいない内容でした。小説でもゲームでもNetflixのドラマでも『ウィッチャー』シリーズが好きな人はぜひオススメしたい作品になっています。今回はこの『ウィッチャー 狼の悪夢』の魅力とほんのちょっとだけそのストーリーを紹介します。

 

 

目次

主人公はヴェセミル

以前紹介した時にすでに伝えていますが、この作品の主人公は『ウィッチャー』シリーズの主人公「ゲラルト」の師匠であるヴェセミルの若い頃の物語となっています。ヴェセミルはゲラルトだけではなく、シリにもウィッチャーとしてのノウハウを教えた人。ウィッチャーとしての規律に厳しい印象ですが、このアニメの主人公のヴェセミルはなんともヤンチャで、ウィッチャーとしての能力は非常に高いのですが、金に貪欲で傲慢な性格になっています。物語中はあのヴェセミルおじさんのイメージはありませんが、終盤まで見るとこのヴェセミルがあのヴェセミルおじさんになったのも納得できる出来事が起こるわけです。

 

映像もキレイ

日本のアニメ作品とはまた違ったテイストですが、映像作品としても非常にキレイです。どちらかというと、ディズニーのアニメ作品に近いテイストになっています。ディズニーに近いテイストではあるものの、そこはウィッチャー。しっかりグロく残虐なシーンが容赦なく出てきます。特に後半はそういった表現が苦手な人は控えた方がいいぐらい容赦ない表現が多いです。個人的にはウィッチャーらしくて好感が持てましたが・・・どちらの側のキャラクターに感情を置くかで悲惨な映像になってしまっています。

 

ファンサービスもしっかりある

あまり書くとネタバレになってしまうので、詳細は書けませんが、特に『ウィッチャー3 ワイルドハント』をプレイした人にはいろいろと情報として面白い所がいっぱいあります。物語の舞台の多くは「ケイドウェン」なので『ウィッチャー2』のイメージが強いのですが、クライマックスなどの舞台となるのは『ウィッチャー3』でたびたび登場するウィッチャーの狼流派の本拠地である「ケィア・モルヘン」。ここにかなり大勢の狼流派のウィッチャーがいます。そしてウィッチャー見習いの少年も数名訓練しています。この子供のどれがそうかはわかりませんが、物語中「ランパート」、「エスケル」といった名前がでてきたりします。そして物語のラストですべてを持っていくのは、やっぱりあの人でした!

 

しっかりとしたウィッチャー

アニメ作品だからといって、ウィッチャーらしさもしっかりと描かれています。怪物が現れるとメダルが震えだしたり、霊薬を飲んで戦いに挑んだり、イグニやアードを戦闘で打ちまくったりと、剣撃のアクションに加え、ウィッチャーらしい要素をしっかりと織り込んであります。そしてこの時代にはまだ「ケィア・モルヘン」にも非常に多くのウィッチャーがいて、ヴェセミルが少年時代からウィッチャーになるまでの過程も描かれているため、本編のウィッチャーシリーズの世界観をより深いものにしています。

 

ざっくりストーリー

ではここで簡単にこの作品の物語を紹介します。

田舎の領主の使用人だったヴェセミルは少年時代に味わった貧困からか、偶然出会ったウィッチャーのデグランのあとを着いて行き、一流のウィッチャーとなりました。ただし、人々が苦しんでいても、金にならない仕事は引き受けないという傲慢なウィッチャーになっていました。そんなウィッチャーたちの悪評からか、その頃、ケイドウェン王国では宮廷魔法使いのテトラが、邪悪な存在であるウィッチャーを排除すべきだと、国王をに進言していました。そんなテトラの進言に反対していたのは、ケイドウェン王国の貴族のツェルプスト夫人でした。2人の意見が対立する中、大陸にこれまでにないこ驚異的な怪物が現れます。国王は問題となっているウィッチャーのヴェセミルと、そのウィッチャーを憎むテトラの2人にこの怪物の調査を命じました。いがみ合いながらも調査をしていた2人ですが、その怪物の真相を知り、衝撃を受ける事になります。

ヴェセミル

貧困から抜け出すために、自らウィッチャーに志願し、凄腕のウィッチャーへと成長したが、金にしか興味がなく傲慢な性格。しかし、次第に守るべきものが何なのか、大事なものは何だったのかに気づき始めます。

 

ツェルプスト夫人

ケイドウェン王国の貴族。高い地位を持ち、ウィッチャーを滅ぼすべきという声に反対している人。つまりはウィッチャー側の味方になる人です。実は彼女はヴェセミルの・・・・。

 

テトラ

ケイドウェン王国の宮廷魔法使い。なぜかウィッチャーに恨みを持ち、彼らを排除しようと国王に進言している人。魔法使いとしての実力もかなりのもので、ヴェセミルも一目置いているほど。

とにかくファンは必見のこの『ウィッチャー 狼の悪夢』。ゲームをプレイしていなくても、2021年12月17日に配信予定のドラマ『ウィッチャー』シーズン2の予習もかねて見逃せない物語になっているので、超オススメです。ここまで書いてアレなんですが、もうわかると思いますが実はゲラルトも登場しています。

Netflixではさらに本編の1,200年前を舞台にした実写のミニシリーズ『ウィッチャー:ブラッド・オリジン(原題)』の制作も決定しているとの事。この作品では『ウィッチャー』シリーズでは超重要な「天体の合」について描かれるという事で、楽しみでしかたありませんね。

今回は以上です。

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