SnowManで『おそ松さん』を実写化!一体何がやばいのか?

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『天才バカボン』等の名作を世に送り出してきた赤塚不二夫さん原作の漫画『おそ松くん』の主役の六つ子が大人になったという設定で制作された『おそ松さん』の実写化が発表されました。そしてその主演を現在人気のジャニーズのグループ「Snow Man(スノーマン)」が務める事も合わせて発表され、早くも大きな話題になっています。監督は『賭ケグルイ』や『東京リベンジャーズ』など実写化して割と評判のいい作品を手掛けた英勉さんとの事。2022年春に公開予定です。

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どちらのファンも混乱

作品を見てないのにいろいろ言うのもアレなんですが、まず“実写化”と聞いて原作やアニメのファンだった人たちはいい顔しません。しかしながら中には大成功している作品も増えているのも事実。今回の制作発表の際、主演を務めるグループSnow Manのリーダーの岩本照さんは「え! 『おそ松さん』実写でやるの? 大好きな作品であると同時にその世界観にメンバー一同、うれしさと『どうしよう?』という思いでした(笑い)。先日、メンバー、共演者の方々と本読みをしましたが、今までの本読みの中で一番笑ったかもしれません。僕が登場しないシーンでもメンバーがやり取りしているのを聞いて、声に出して笑ったのは初めてです」とコメントしていると事。本当にその通りだと良いのですが、当ブログでも以前紹介しましたが、実写化したからこそ人気が増したり、さらに知名度があがった作品もあります。ただ今回発表された『おそ松さん』については、それ以前の問題がたくさんあるような気がします。今回はその点について触れたいと思います。

 

そもそも顔が違うんだけど

誰もが突っ込むであろう事実として、顔が6人とも違うというところ。元となる『おそ松さん』は赤塚不二夫さんの漫画『おそ松くん』を原作とした日本のテレビアニメで、『おそ松くん』の主役だった6つ子たちが成人したあとの物語が『おそ松さん』なわけです。今回のキャスティングを見ると、Snow Manの向井康二さんがおそ松、岩本照さんがカラ松、目黒蓮さんがチョロ松、深澤辰哉さんが一松、佐久間大介さんが十四松、ラウールさんがトド松をそれぞれ演じるとの事。全員顔の違う6つ子という事で、すでにツッコミが殺到しています。さらにグループであるSnow Man全員を出演させるために、実写化オリジナルキャラクターとして、渡辺翔太さんがエンドという役、阿部亮平さんがクローズという役、宮舘涼太さんがピリオドという役として出演するとのことで、オリジナルキャラクターは1人追加でもファンからは叩かれやすいのに、メンバーの都合に合わせ3人も追加との事で、これまたツッコミの対象となっています。

 

そもそも『おそ松さん』という作品について

そもそも今回実写化となる『おそ松さん』について知らない人のために念の為説明を。『おそ松さん』は、赤塚不二夫さんの漫画『おそ松くん』を原作とした日本のテレビアニメで、赤塚不二夫生誕80年記念として2015年10月から2016年3月までテレビ東京ほかにて第1期が放送されました。1988年に放送されたテレビアニメ第2作『おそ松くん』以来、約27年ぶりのテレビアニメで、シリーズ3作目にして初の深夜アニメでの放送となりました。『おそ松くん』の主役の6つ子が成人した後の物語として当時話題となり、かつてアニメを見ていた世代や、そうでなくとも今をときめく人気声優たちが声を当てるということもあって現代の若い人たちにもそれなりに注目されていました。そして衝撃となった1話の放送を皮切りに各所で話題沸騰となり、2話以降もパロディ、下ネタ、不条理なギャグてんこ盛りで、監督がアニメを制作するたびに問題となり、度々坊主になったあの『銀魂』を務める藤田陽一さんであったため、ある程度のブラックな作品になる事を予想していたファンも多かった事もあり、瞬く間に超人気作品となりました。その後、その人気から2017年4月に第2期が正式に決定し、10月から2018年3月まで放送されました。その後、2019年3月15日に「えいがのおそ松さん」のタイトルで劇場版も公開され、2020年10月から2021年3月まで第3期も放送されたほど、超人気作品となっています。

 

SnowManにどこまでやらせられるか

前述の通り、『おそ松さん』さんはパロディ、下ネタ、不条理なギャグてんこ盛りで、ブラックな作品となっているため、ジャニーズのしかも今人気でまさに売出し中のSnowManがどこまで『おそ松さん』を妥協なく表現できるかが重要になります。中途半端なギャグ映画になると、SnowManのファンはギリギリ喜んでも、『おそ松さん』ファンには完全にアウトですし、最悪作品次第ではSnowManはファンを減らしてしまう恐れもあります。リーダーの岩本照さんは『おそ松さん』を視聴しているようですが、オチでアソコを出して爆発出来る覚悟があるという事でしょうか。正直、作品にたいする批判よりも、SnowManの人達が心配になります。それぐらい今回の実写化はデリケートは話だと思います。
ただしです。すでに“6つ子”の件や“オリジナルキャラが3人”の件で発表早々からツッコミを受けていて、原作ファンからもSnowManのファンからも不安視されている今回のこの作品を、もし両方のファン黙らせる勢いで大成功キメたら相当カッコ良いと思います。すでに決まっている事なので、やるからには気合いれてやってほしいと個人的には感じました。ガンバってほしいですね

SnowManについての話題がある中、個人的にはイヤミやチビ太やデカパンやダヨーン、ハタ坊などの配役も知りたいですね。

今回は以上です。

 

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